GALLERIA XA7C-R36Tを使っていると、ゲームのインストール先がすぐ埋まったり、録画データや編集素材で空き容量が足りなくなったりします。そんなときに効くのがSSD増設です。結論から言えば、GALLERIA XA7C-R36TはM.2 SSDの増設で体感が変わります。読み込みが軽くなり、タイトル切り替えも気持ちよく進むようになり、容量不足のストレスも減らせます。
この記事では、GALLERIA XA7C-R36TでSSDを増設する流れを、迷いやすいポイント込みで解説します。さらに、増設用SSDの選び方も具体例つきで整理しました。初めてでも失敗しないように、作業前の確認からWindows側の設定まで、ひとつずつ進めていきましょう。
SSD増設で変わるのは「容量」だけじゃない
SSDを増設すると空き容量が増えるのは当然ですが、実際に効くのはそれだけではありません。最近のPCゲームは1本で100GBを超えることも多く、アップデートを重ねるとさらに肥大化します。結果として「入れ替えが面倒」「バックアップが追いつかない」状態になりがちです。
そこにM.2 NVMe SSDを追加すると、ゲーム用・素材用・作業用で置き場所を分けられます。OSやアプリを入れた標準SSDはそのままにして、増設したSSDへ重いデータを逃がすだけでも体感は快適になります。GALLERIA XA7C-R36Tの持ち味を活かしながら運用できるのが、SSD増設のいちばん大きなメリットです。
まず確認したいSSDの規格:GALLERIA XA7C-R36TはM.2 NVMeが本命
SSDには大きく分けて、M.2と2.5インチ(SATA)の2系統があります。GALLERIA XA7C-R36Tで増設を考えるなら、基本はM.2 NVMeに寄せるのが最短ルートです。
買い間違いを防ぐために、作業前にこの2点だけは押さえてください。
- M.2(Key-M)対応のNVMe SSDを選ぶ
- サイズは主流の2280(幅22mm×長さ80mm)が基本
たとえば、人気どころで迷わない一本なら、速度も安定感も評価されやすいSamsung 990 PRO 2TB(NVMe M.2)が候補に入ります。価格と性能のバランスを取りたいなら、ゲームPC界隈で相性が語られることの多いWD_BLACK SN850X 2TB(NVMe M.2)も扱いやすい選択肢です。
SSD増設前にやるべきチェック:空きスロットと干渉ポイント
GALLERIA XA7C-R36Tの増設は「スロットが空いていれば勝ち」ではあるものの、実際にはいくつか注意点があります。
空きスロットがあるかを確認する
一番確実なのはケースを開けて目視する方法です。とはいえ、先にWindows側で確認しておくと無駄がありません。
- Windowsの「ディスクの管理」で現在のドライブ構成を把握する
- マザーボード上のM.2スロット位置を軽くチェックする(ヒートシンクの有無も見る)
グラボ付近にスロットがある場合は作業性が下がる
M.2スロットがグラフィックボードの真下にある構成だと、手が入りにくくなることがあります。無理にこじらず、ネジが回せないなら一度グラボを外す判断もアリです。作業の安全性が上がり、余計な傷も増えません。
用意しておくと詰まらない小物たち
SSD増設で止まりがちなのが「ネジがない」「冷えない」「工具が合わない」の3つです。ここを先回りすると、作業が一気にスムーズになります。
M.2固定用のネジが手元にない場合は、M.2 SSD 固定ネジセットがあると安心です。ドライバーは家庭用だとサイズが合わないこともあるので、PC向けの精密ドライバーセット(PC用)をひとつ持っておくと、今後のメンテでも役に立ちます。
また、静電気が気になる人は、静電気防止リストバンドがあるだけで不安が減ります。冬場の作業は特にありがたい存在になります。
GALLERIA XA7C-R36TのSSD増設手順
ここからは実際の取り付け手順です。流れはシンプルですが、焦らないのが最大のコツになります。
1)電源を切って、ケーブルを全部外す
シャットダウン後、電源ケーブルを抜きます。USBやHDMIなども外し、作業中に引っ掛けない状態に整えましょう。
2)サイドパネルを開けてM.2スロットへアクセスする
ケースのサイドパネルを外し、マザーボード上のM.2スロットを探します。ヒートシンクが付いている場合は、先にカバーを外します。
3)SSDを斜めに差し込み、倒して固定する
M.2 SSDは斜めに差し込んでから、水平に倒してネジで留めます。ここで力任せに押し込むと、端子を傷めやすいので丁寧に扱います。
4)発熱対策が必要ならヒートシンクを載せる
高速SSDは負荷がかかると温度が上がりやすく、速度低下の原因にもなります。スロット側にヒートシンクが無いときは、後付けで整えると安心です。薄型で取り回しがよいAINEX HM-21(M.2 SSDヒートシンク)は定番のひとつですし、冷却の質にこだわるならThermal Grizzly TG-M2SSD-ABR(M.2 SSDヒートシンク)も検討価値があります。ヒートシンクをしっかり固定したい派なら、Thermalright TR-M.2 2280 Pro(M.2 SSDヒートシンク)のようなタイプが合うこともあります。
5)パネルを閉じて起動し、Windowsで認識チェックする
取り付けが終わったらパネルを戻し、起動します。ここでSSDが認識されていれば、取り付け作業は成功です。
Windowsで必須:SSDを初期化してドライブとして使えるようにする
増設したSSDは、取り付けただけでは「ドライブ」として表示されないことが多いです。そこでWindowsの「ディスクの管理」を使って初期化します。
- スタートボタンを右クリック →「ディスクの管理」
- 新しいディスクが表示されたら、初期化(迷ったらGPT)
- 「新しいシンプルボリューム」を作成してフォーマット(通常はNTFS)
この工程を終えると、エクスプローラーに新しいドライブが追加されます。ゲーム専用ドライブとして分けたり、録画用に割り当てたり、使い方が一気に広がります。
SSDの選び方:GALLERIA XA7C-R36Tに合う基準はここ
SSD選びで迷うポイントはだいたい同じです。結局のところ、容量・速度・発熱・価格の折り合いで決まります。
1TBか2TBかで悩むなら「2TBが安定」
「とりあえず足す」なら1TBでもいいのですが、ゲームを複数入れる運用だと2TBが現実的です。コスパの良さで狙うなら、評判の伸びが目立つLexar NM790 2TB(NVMe M.2)が候補になります。ゲーム用途で速度も欲しい人は、バランス型のCrucial T500 2TB(NVMe M.2)も相性がいいでしょう。
“速さで選ぶ”なら上位モデルが気持ちいい
ロード時間を少しでも詰めたいなら、上位SSDは満足度が高いです。たとえばハイエンドの一角として定着しているSolidigm P44 Pro 2TB(NVMe M.2)は、評価軸に速度が入る人に刺さりやすい存在です。王道の強さを取りたいなら、使っていて安心感のあるKingston KC3000 2TB(NVMe M.2)も候補に入ります。
書き込みが多い用途なら耐久性も見る
録画・編集・大量のデータ移動が多い場合、耐久性も気になります。タフさを意識するならSeagate FireCuda 530 2TB(NVMe M.2)のような路線が選択肢に上がります。スペックだけで決めず、自分の使い方に寄せるのが正解です。
旧SSDから丸ごと移したい人は「外付けケース」で楽になる
「増設したSSDをメインにしたい」「OSごと引っ越したい」場合は、クローン作業が視野に入ります。そんなときに便利なのがNVMe対応の外付けケースです。
たとえば、手堅い選択肢としてUGREEN M.2 NVMe SSD 外付けケース(USB)を使えば、増設前にSSDをUSB接続で認識させ、クローンソフトを回す流れが組めます。USB-C中心の環境ならSabrent NVMe SSD 外付けケース(USB-C)のような製品が扱いやすい場合もあります。
クローンは一歩難易度が上がるものの、手順さえ守れば「体感の良いSSDへ乗り換え」ができます。増設だけで終わらせない人には魅力的なルートです。
増設後にうまくいかないときの対処法
最後に、SSD増設で起こりがちな“あるある”も押さえておきます。
SSDがWindowsで見えないときは、まず取り付けが甘い可能性を疑います。斜め挿しのまま固定していないか、ネジ留めがズレていないかを見直すだけで解決することもあります。
ディスクの管理には見えるのにエクスプローラーに出ない場合は、初期化やボリューム作成が終わっていないケースが濃厚です。フォーマットとドライブ文字の割り当てまで完了しているかを確認してください。
速度が思ったほど出ないと感じたら、スロット側の動作モードや温度上昇が影響していることがあります。そういうときこそ、前述のAINEX HM-21(M.2 SSDヒートシンク)のような冷却対策が効いてくる場面もあります。
まとめ:GALLERIA XA7C-R36TのSSD増設は“いちばん効く強化策”
GALLERIA XA7C-R36TでSSDを増設すると、容量不足が解消されるだけでなく、ゲーム運用や素材管理がぐっと快適になります。やることは「M.2 NVMe SSDを用意して取り付け、Windowsで初期化する」だけです。準備さえ整えれば、難しい作業ではありません。
迷ったら、鉄板のSamsung 990 PRO 2TB(NVMe M.2)や、ゲーム向けに人気のWD_BLACK SN850X 2TB(NVMe M.2)あたりから検討すると安心できます。必要に応じてヒートシンクやネジも揃え、あなたのGALLERIA XA7C-R36Tを“余裕のある一台”へ仕上げていきましょう。

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