「sony ドローン」と検索してたどり着く人は、だいたい3つの疑問を抱えている。
ソニーってドローン出してるの?どんな用途に強いの?そして、買う意味ある?――このあたりだと思う。
結論から言うと、ソニーのドローンは“誰でも気軽に飛ばす玩具”ではなく、映像制作を本気でやる人が主役のプロ機材。中心にいるのが、空撮用フラッグシップのSony Airpeak S1(ARS-S1)。
この機体の魅力は、簡単に言えば「αを空に持ち上げる」という一点に集約される。
なぜ“ソニーのドローン”が気になるのか:Airpeakが刺さる人の特徴
一般的なドローンはカメラ一体型が多く、撮れる映像の方向性も決まりやすい。
一方でSony Airpeak S1(ARS-S1)は、対応するソニーカメラを積んで空撮する設計なので、画作りの自由度がまるで違う。
「地上でもα、空でもα」みたいに色味を揃えたい人には、これ以上わかりやすい答えがない。作品としての統一感が段違いに出せるからだ。
Airpeak S1の核心:カメラを“選べる空撮”が強すぎる
ここが最大の推しポイント。
カメラ一体型で満足できない人ほど、この思想が刺さる。
たとえば映像寄りならSony FX3(ILME-FX3)やSony α7S III(ILCE-7SM3)で暗所耐性と階調を狙えるし、写真もガチならSony α1(ILCE-1)の解像感が武器になる。
オールラウンダーでまとめるならSony α7 IV(ILCE-7M4)、風景の質感重視ならSony α7R V(ILCE-7RM5)がしっくりくる。
空撮にありがちな「なんか全部同じ絵に見える」を、αの表現力でねじ伏せられるのが最高に気持ちいい。
空撮レンズは“軽さと画角”が正義:おすすめ5本で迷いを消す
レンズ選びは沼だけど、空撮は優先順位がハッキリしている。
基本は「広角〜標準」「軽い」「歪みが少ない」で固めるのが勝ち。
- 空の広さをドラマにするなら Sony FE 12-24mm F2.8 GM(SEL1224GM) が強烈
- 万能ズームで現場対応したいなら Sony FE 16-35mm F2.8 GM II(SEL1635GM2) が安定
- 作品の切り取りが一気に上品になるのが Sony FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)
- 映像の“自然さ”が出る絶妙枠は Sony FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G) が強い
- 1本で成立させたいなら Sony FE 24-70mm F2.8 GM II(SEL2470GM2) が頼もしい
正直、ここから選べば大外ししにくい。空撮で欲しい“抜け感”が作りやすくなる。
Airpeak運用の現実:周辺機材がないと始まらない(ここ重要)
プロ向けドローンは、本体だけ買って終わりじゃない。
むしろ周辺機材を揃えた瞬間から、快適さが爆上がりする。
まず操縦系はSony Airpeak リモートコントローラー(RCR-VH1)が前提になりやすい。
そして飛行回数を稼ぐなら、バッテリーは追加必須でSony Airpeak S1 バッテリーパック(LBP-HS1)を複数持つのが現場の基本。充電環境も固めたくなるのでSony Airpeak S1 バッテリーチャージャー(LBG-H1)の存在が効いてくる。
測位精度まで突き詰めたいならSony RTKキット(RTK-1)が候補になって、ロケでの再現性が一段上がる感触がある。
ジンバルで画が化ける:Gremsy周りは要チェック
空撮のクオリティは、ジンバル周りで一気に差がつく。
ここで候補に入ってくるのがGremsy T3 for Airpeak ジンバル(GBL-T3)。
さらに振動を追い込みたいならGremsy Damping Plate for Airpeak(防振プレート)で安定感を作っておくと、後処理のストレスが減って嬉しい。
交換・メンテ系の備えが“プロっぽさ”を作る
トラブルはゼロにならない。だから準備で勝つ。
- 消耗品として持っておきたいのが Sony Airpeak S1 プロペラ(Propellers)
- 機材連携や調整で頼りになるのが Sony ARS-S1 Connection Hub(接続ハブ)
- キャリブレーションに関わるなら Sony ARS-S1 Calibration Board(キャリブレーションボード)
- ロケ地の地面が荒い日は Sony ARS-S1 Landing Gear Foot(ランディングギアフット) が助けになる
こういう“地味な装備”が、撮影中の安心感を底上げしてくれる。
空撮の質を上げる必需品:NDと記録メディアをケチらない
空撮の映像が急に映画っぽくなる瞬間って、だいたい露出管理が決まった時だと思う。
そこで効いてくるのがNDフィルター(空撮のシャッター管理)。これがあるだけで、昼間のカチカチ映像が一気にヌルッと滑らかになる。
記録も同じくらい大事で、信頼できる媒体を使うと安心が増す。たとえばUHS-II SDカード V90(空撮データ用)は、撮影テンポを止めにくい選択になりやすい。
運搬と安全対策:ケースと保管は“撮影の一部”
ドローン撮影は移動がセット。だからこそ運搬の勝ち筋を作りたい。
- まとめて運ぶなら ドローン ハードケース(機材運搬) が便利
- バッテリー保管・移動は バッテリーセーフバッグ(リポ保管・移動) でリスクを下げる
この2つを揃えるだけで「撮影が雑にならない」感じが出て、現場の空気が締まる。
Airpeak Plusは必要?正直、使う人はかなり使う
運用を本格化させると、機体だけじゃなく“サービス”側の選択も出てくる。
その代表がSony Airpeak Plus 12ヶ月サブスク(APKPLUS12M)。
頻繁に飛ばす人ほど、保守や機能面の安心に価値を感じやすいので、仕事で使うなら候補に入れて損がない。
こんな人におすすめ:ソニーのドローンは“作品づくり”の道具
最後に、向いている人をはっきりさせる。
- αで作った色を、そのまま空撮にも持ち込みたい
- 空撮を“映像表現”として磨きたい
- カメラもレンズも妥協せずに組みたい
- 撮影機材としてドローンを扱える(段取りと安全管理も含めて)
この条件に当てはまるなら、ソニーの空撮思想はかなり気持ちよくハマる。
逆に「とりあえず飛ばして撮れればOK」なら、もっと手軽な選択のほうが満足しやすいと思う。
それでも、空撮を“作品の一部”として本気で仕上げたいなら、Sony Airpeak S1(ARS-S1)という選択肢は、今も強烈にロマンがある。空の映像が変わる瞬間を、一度味わってほしい。

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