右手はマウスで固定。左手はキーボードに戻ったり、ショートカット探したり、地味に忙しい。
この「左手の往復」を減らすガジェットが、いわゆる左手デバイス(左手用デバイス)です。
最初に断定すると、左手デバイスは“速さ”というより“作業のリズム”が変わる。
理由はシンプルで、よく触る操作を「左手の定位置」に置けるから。補足すると、慣れるまで一瞬遅くなる時期はあります。そこを越えると戻れなくなる、そんな系統。
ここからは、実際に左手デバイスを何度か買い替えて、設定で迷って、結局「こうするとラクだった」に落ち着いた話を混ぜつつ、用途別におすすめをまとめます。検索意図が「ガジェット 左手 デバイス」なら、たぶんこのへんが知りたいはず。
左手デバイスって結局なに? どんな人が得する?
結論:操作の“切り替え”が多い人ほど得。
ショートカット暗記が得意かどうかは、実は関係が薄いです。むしろ「覚えるのが苦手だから左手デバイスに逃げたい」でも全然あり。
体感で刺さったのは、こんな作業が多い日。
- 画像編集でブラシサイズやズームをひたすら触る
- 動画編集でタイムライン拡大→カット→戻すを反復
- ブラウザとメモと資料を行ったり来たり(タブ操作が多い)
- 3Dで回転・ズーム・パンをずっと触る
- ゲームで左手の入力が忙しくて、キー配置が破綻しがち
「左手が迷う」時間が長いほど、左手デバイスの旨みが出る。ここが肝です。
まず最初に言いたい:最初の3日、たぶん混乱する
買った当日はテンションが上がって、ボタン全部に機能を割り当てたくなります。
で、だいたい失敗する。自分もやりました。
Day1:割り当て詰め込み期
左手デバイスを置いた瞬間、「これで全部ショートカット化できる!」ってなるんですよね。
でもボタンが多いほど、指が迷って逆に遅い。
Day3:混乱期(ここで放置しがち)
よくあるのが「結局キーボード触ってる」状態。
この時点で設定をいじると沼が深くなるので、むしろ機能を削るのが正解でした。
Week1:手が覚える期
残すのは10個くらいでいい。
「戻る/やり直し/保存/ズーム±/コピー/ペースト/アプリ切替」あたりが鉄板です。
左手デバイスのタイプはざっくり5つ(買う前に方向性を決める)
断定:左手デバイス選びは「操作の型」で決まります。
理由は、同じ“左手ガジェット”でも得意分野が全然違うから。補足すると、用途が混ざってる人は「主戦場」を一つ決めると失敗しにくい。
1) ノブ・ダイヤル型(微調整が快感)
写真・イラスト・動画で「ちょい調整」が多いなら、この系統が強い。
自分はズームやブラシサイズをノブに置いた瞬間、手が勝手に動く感じが出てきました。
2) 表示付きキー型(迷子になりにくい)
ボタンに役割が表示されると、「あれ、どれだっけ?」が減る。
ただしページを増やしすぎると、結局“探す作業”が復活するので要注意。自分は1ページ目だけ固定にして落ち着きました。
3) ショートカットリモコン型(キーボードの外付け脳)
これ系は「左手デバイス=ショートカットの置き場」という理解がしっくりくるタイプ。
机が狭い人ほどありがたみが出ます。置く場所が決まると強い。
4) 3Dナビゲーション型(3D作業の左手はこれ)
3Dは「パン・ズーム・回転」が主食。
左手が移動担当になると、右手の作業が止まらなくなるのが大きい。最初ちょっと酔う感じがあるので、感度を落として慣れるのがコツでした。
5) ゲーミングキーパッド型(左手が忙しいほど価値が出る)
ゲーム用途は、親指操作がハマると一気に別世界。
逆に、設定沼は深いです。ここは覚悟がいる。自分は「よく使う10操作だけ固定」から始めて助かりました。
実体験:左手デバイスは“置き場所”で8割決まる
断定:左手デバイスはスペックより、配置が大事。
理由は、左手が迷う原因の半分が「距離」と「高さ」だから。補足として、机が狭い人ほど置き場所の工夫で満足度が跳ねます。
自分が落ち着いた配置はこんな感じ。
- 左手デバイスはキーボードの左下に寄せる(肘が浮かない距離)
- マウスとの距離は、肩が動かないくらい近め
- 高さが合わないなら、薄い台やリストレストで調整(これ地味に効く)
「左手デバイス買ったのに疲れる」って人、だいたい置き方が苦しい。ここで損してるのがもったいないです。
用途別:左手デバイスおすすめの選び方(ガジェット的に後悔しないルート)
クリエイティブ(イラスト・写真・動画)なら、まずノブ系を触ってみる
- 迷ったら:TourBox Elite
- もう少し軽めに:TourBox NEO
- 触れるUIを増やしたい:Loupedeck CT
- 配信・操作も混ぜるなら:Loupedeck Live
体感として、ノブに「ズーム」を入れるだけで世界が変わります。
ブラシサイズも相性が良い。これ、キーボードだと微妙に面倒なんですよね。
仕事・学習(ブラウザと資料地獄)なら、表示付きキーがラク
- 標準的で扱いやすい:Elgato Stream Deck MK.2
- ノブも欲しい派:Elgato Stream Deck+
- 省スペースで始める:Elgato Stream Deck Mini
- ボタン数で殴る:Elgato Stream Deck XL
自分のおすすめ運用は「1ページ目は固定、2ページ目は実験場」。
固定ページに“戻る・進む・タブ操作・ウィンドウ整理”を置くと、左手が仕事モードになります。
3D/CADなら、最短で正解に行く(他より優先度高い)
- 無線でスッキリ:3Dconnexion SpaceMouse Wireless
- 操作を詰めたい:3Dconnexion SpaceMouse Pro
- コンパクトに始める:3Dconnexion SpaceMouse Compact
最初は“動かしすぎ”になりがちなので、感度を下げて、ゆっくり掴む。
これだけで慣れが早かったです。
ゲームなら「親指が主役」か「キー密度」かを選ぶ
- アナログ寄りの感触が好き:Razer Tartarus Pro
- 定番の形に寄せる:Razer Tartarus V2
- 親指スティックで沼る:Azeron Cyborg
- 軽めの新顔を試す:Azeron Keyzen
体験的に、最初は「移動・リロード・インベントリ・マップ」みたいな基本だけ固定すると安定します。
全部詰め込むのは後でいい。いや本当に。
“小さく始める”左手ガジェット:サブデバイスも意外と効く
「いきなり大きい左手デバイスは怖い」って人には、小型の相棒もありです。
ただ、ここは“できることが少ないほど迷わない”のがメリット。
- 小さく持ち歩く系:8BitDo Micro
- もっと軽くいきたい:8BitDo Zero 2
自分は出先用にこういうのを入れて、「コピー」「ペースト」「戻る」だけを割り当てた時期があります。地味だけど効いた。
変化球:動画編集の“ジョグ・シャトル”が刺さる人もいる
タイムラインを行ったり来たりする作業が多いなら、ジョグシャトル系もハマる。
キーボードより「探る」動きが直感的で、編集のテンポが良くなりました。
- 定番のジョグシャトル:Contour Design ShuttlePRO v2
「左手デバイス=ショートカット」というより、「左手デバイス=移動と再生の専用機」みたいな理解ですね。
さらに沼:片手キーボードという選択肢(合う人には合う)
左手で“物理キー”を増やしたいなら、片手キーボードも候補になります。
ただ、これは机と姿勢の相性が出やすい。合えば強いけど、合わないと邪魔になるタイプ。
自分は「キーが増える=便利」と思って入れたけど、置き方が決まるまで逆に疲れました。高さ調整ができると化ける。
設定で迷わないテンプレ:最初の10個だけ固定する
断定:左手デバイスは“固定枠”を作ると勝ち。
理由は、毎回割り当てが変わると手が学習できないから。補足すると、アプリ別切り替えは「固定枠+用途枠」に分けると破綻しにくいです。
最初の固定10個(例)
- 戻る
- やり直し
- 保存
- ズーム+
- ズーム-
- コピー
- ペースト
- 切り取り
- 検索
- アプリ切替
これを、まずは Elgato Stream Deck MK.2 でも、TourBox NEO でも、Xencelabs Quick Keys Remote でも、同じ場所に置く。
慣れが早くなるのは、結局ここでした。
よくある失敗(買う前に読んでほしい)
- ボタン数が多いほど正義だと思って、最初に詰め込みすぎる
- 左手デバイスの置き場所が遠くて、肩が上がる
- アプリごとのプロファイルを作りすぎて、どこに何があるか分からなくなる
- 机が狭いのに大型を置いて、常にどかしながら使う羽目になる
このへん、ひとつでも当てはまりそうなら、まずは「小さく始める」か「ノブでズームだけ」みたいな入り方が安全です。
まとめ:左手デバイスは“作業の気分”を整えるガジェット
左手デバイス(左手用デバイス)は、使い始めてすぐ爆速になるものじゃない。
でも、手が覚えた瞬間から、作業が途切れにくくなる。これがいちばん大きいです。
- クリエイターなら:TourBox Elite や Loupedeck CT のノブ系が気持ちいい
- 仕事・学習なら:Elgato Stream Deck+ の「表示+ノブ」路線が迷子になりにくい
- 3Dなら:3Dconnexion SpaceMouse Compact を触った瞬間に「あ、これだ」になりやすい
- ゲームなら:Razer Tartarus Pro と Azeron Cyborg は方向性が違うので、どっちの沼に入りたいかで決める
最後に一つだけ。
左手デバイスは「合う一台」を探すより、「合う配置」と「固定10個」を作るほうが先でした。そこが決まると、ガジェットとしての満足度もグッと上がります。

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