飛行機に乗るたびに「あー、今回もやっちゃったな」と思う瞬間がある。
充電が足りない、首が痛い、耳が疲れる、機内の乾燥で喉が終わる。しかも座席の周りは狭い。地上なら気にならない小さなストレスが、上空では地味に効いてくるんだよね。
結論から言うと、飛行機向けガジェットは“気合いで全部揃える”より、優先順位を決めたほうが失敗しない。ぼくは何度か遠回りして、ようやく落ち着いた。
この記事では、実際に使って「これは助かった」「これは持って行かなくてもよかった」を混ぜながら、飛行機で快適に過ごすガジェットをまとめます。製品名はそのまま検索できるリンクにしてあるので、気になったらサッと見にいけます。
まず最初に:飛行機で困るのはだいたいこの3つ
- 充電(機内電源は“ある時とない時”がある)
- 音(エンジン音と周りの生活音で体力が削られる)
- 睡眠(首と姿勢と乾燥、ぜんぶ敵)
この3つを順番に潰すと、到着後のダメージが露骨に変わった。旅の初日が元気だと、結局コスパがいい。
機内の“電源ガチャ”に勝つ:充電ガジェット編
モバイルバッテリーは「容量」より「使い方」が大事だった
昔は容量が正義だと思って、でかいバッテリーを持ち歩いてた。でも、座席周りで取り回しが悪いと結局使わなくなる。
いま一番出番が多いのは、コンパクトで「必要な分だけ確実に足す」タイプ。
- 小さくて扱いやすい定番なら:Anker PowerCore 10000
深夜便でスマホが20%切って焦った時、これがあると心が落ち着く。軽いのも正義。 - 長距離でPCも触るなら、最初から出力強めもあり:Anker PowerCore III Elite 25600 87W
ノートPCをちょい回復させて、到着後のホテルで続きをやる、みたいな使い方に向く。 - 「充電器+バッテリー」を一個にしたい派はこれ系が便利:Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)
乗り継ぎがある時、コンセントに挿しておけば勝手に整っていく感じが楽だった。
充電器は“薄さ”と“ポート数”で選ぶと機内で助かる
機内のコンセントって、座席の下や肘掛けの近くにあって、地味に挿しづらいことがある。でかい充電器だと当たって抜ける。これ、あるある。
- 小さくて頼れる65W:Anker Nano II 65W
- iPhone中心でコンパクト優先なら:Anker 521 Charger (Nano Pro)
- もう少し選択肢が欲しい時に:UGREEN Nexode 65W USB-C 充電器
ケーブルは「短いのと長いの」2本が最適解だった
座席の電源位置が読めない。だから“1本で全部”は危険。短いのは機内で絡まないし、長いのは電源が遠い時の保険になる。
- 丈夫で無難:Anker PowerLine III USB-C & USB-C ケーブル
- PC充電も見据えるなら高W対応で安心:UGREEN USB-C to USB-C ケーブル 100W
- iPhoneがLightningならこれが結局安定:Apple USB-C – Lightningケーブル
海外乗り継ぎがあるなら変換プラグは“お守り”
空港のコンセント形状が違って絶望したことがある。ラウンジで充電できないと、その後の機内が一気に厳しくなる。
- とりあえず持つなら:サンワサプライ 変換プラグ 海外旅行用
エンジン音で疲れる問題:ノイキャン&音ガジェット編
ノイズキャンセリングは“体力温存装置”だった
最初は「音が静かになるだけでしょ?」って半信半疑だった。ところが長距離だと違う。
ぼくの場合、到着後の頭の重さが減った。たぶん無意識に音を処理する疲れが減るんだと思う。
- 王道の安心感:Sony WH-1000XM5
- 付け心地重視ならこの路線:Bose QuietComfort Ultra Headphones
イヤホン派もいるよね。枕に寄りかかるとヘッドホンは邪魔になることがあるし。
- イヤホンでノイキャンを攻めるなら:Sony WF-1000XM5
- iPhoneとの相性を優先するなら:Apple AirPods Pro (第2世代)
機内エンタメを“ワイヤレス化”すると快適度が上がる
地味に困るのが、機内モニターが有線ジャック前提のやつ。
ワイヤレスしか持ってないと「え、これどう聴くの?」ってなる。しかも出発前の忙しいタイミングで。
- 有線ジャックに挿してBluetooth化するやつ:Twelve South AirFly Pro
- 新しめの型で探すなら:Twelve South AirFly Pro 2
これ、離陸前にペアリングまで終わらせておくのがコツ。上空でやると、隣の人に気を使って変に焦る。
睡眠の質が旅を決める:首・目・耳・足の快適ガジェット編
首:ネックピローは「合う合わない」がマジである
U字のやつで首が前に倒れて起きる人、いるはず。ぼくもそれで、結局“固定タイプ”に乗り換えた。
- 首を支える発想がちょっと違う:Trtl Travel Pillow
初めて使った時は違和感あったけど、慣れると首がラク。変な角度で寝落ちしにくい。 - いわゆる王道の進化系なら:Cabeau Evolution S3 ネックピロー
ちゃんと詰めると、首の逃げ場がなくなる感じがある。
目:アイマスクは「圧がないやつ」が強い
照明が落ちても、通路側は人の動きで眩しい。
薄いアイマスクだと隙間から光が入って、地味に起きるんだよね。
- 立体で圧が少ない系:Manta Sleep Mask
耳:ノイキャンがあるなら耳栓は不要…と思ってた
でも、寝る時は耳栓のほうが安心な場面がある。
ノイキャンは「音を減らす」けど、耳栓は「遮断してる感」が出る。気持ちの問題も大きい。
- 柔らかめで扱いやすい:Loop Quiet 耳栓
足:フットレストはハマると天国、ハマらないと荷物
これは体格と座席ピッチ次第。
ただ、足が浮くと腰がラクになるタイプの人には刺さる。
- わかりやすい定番で探すなら:Everlasting Comfort 飛行機用フットレスト
- 別ブランドでも候補を広げるなら:Saluaqui フットレスト 飛行機
空港〜ホテル〜機内Wi-Fiまで:通信&セキュリティの小物
出張の時、ホテルのWi-Fiが不安定で仕事が詰んだことがある。
それ以来、小型ルーターを入れることが増えた。設定は最初だけ頑張るやつ。
- 旅先ルーターの定番候補:GL.iNet Beryl AX (GL-MT3000)
- もう一段階、選択肢を持つなら:GL.iNet Slate Plus (GL-A1300)
機内Wi-Fiは「繋がったらラッキー」くらいの期待値が精神衛生にいい。動画会議は、あまり夢を見ないほうがいいやつ。
なくしものを減らす:整理・紛失防止ガジェット
空港って、荷物の出し入れ回数が多い。しかも急かされる。
ここでのミスは、取り返すのが面倒すぎる。
紛失防止は“財布より先にパスポート”に付けたくなる
- 定番なら:Apple AirTag
- iPhone以外も視野なら:Tile Pro (2024)
ガジェットポーチは「探す時間」を消してくれる
ケーブルが絡まってイライラする時間、あれが無駄だった。
ポーチに“住所”を決めると、機内でも迷子にならない。
- きれいにまとまる系:Bellroy Tech Kit
- ガジェット多めの人向け:Peak Design Tech Pouch
- もう少し軽めの雰囲気なら:Herschel Chapter Travel Kit ポーチ
- 洗面系をまとめるならこれが便利だった:無印良品 吊るせる洗面用具ケース
暇つぶし・作業:長距離で効くアイテム
長距離フライトって、映画だけだと飽きる瞬間が来る。目も疲れるし。
「読む」「ゲーム」「軽く作業」の逃げ道があると、時間の進み方が変わった。
- 読書の逃げ道:Amazon Kindle Paperwhite
紙の本より軽いし、暗い機内でも読みやすいのがいい。 - 小さいタブレットが機内では最強だった:Apple iPad mini
テーブルが小さくても置ける。ここ、意外と差が出る。 - ぼーっとしたい時の切り札:Nintendo Switch
ただし寝落ちしやすいので、タイマーはかけたほうがいい。 - データ持ち歩きがあるなら頑丈系:Samsung T7 Shield ポータブルSSD
- 軽さと定番感で探すなら:SanDisk Extreme Portable SSD
シーン別:これだけ持てばだいたい快適(体験ベースのおすすめセット)
2〜3時間(国内線・短距離)
- Anker PowerCore 10000
- Sony WF-1000XM5 か Apple AirPods Pro (第2世代)
- Manta Sleep Mask(寝ないとしても、眩しさ対策で地味に使う)
短距離は“軽さが正義”。荷物が多いと、乗り降りの疲れが増えるだけだった。
6〜8時間(中距離・夜便が多い)
- Anker Nano II 65W + UGREEN USB-C to USB-C ケーブル 100W
- Sony WH-1000XM5(疲労の減り方が分かりやすい)
- Trtl Travel Pillow
- Loop Quiet 耳栓
夜便は“眠れたかどうか”がすべて。ここで勝つと、到着日に無理が効く。
10〜14時間(長距離・ガチ)
- Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W) か Anker PowerCore III Elite 25600 87W
- Bose QuietComfort Ultra Headphones(付けっぱなし耐性が高い人も多い)
- 機内モニター対策に:Twelve South AirFly Pro 2
- 首の保険として:Cabeau Evolution S3 ネックピロー
- 余裕があれば足も:Everlasting Comfort 飛行機用フットレスト
長距離は、道具の差がそのまま体調差になる。到着してからの観光や仕事に直撃した。
よくある疑問(現場のあるある)
Q. 機内で映画をワイヤレスで聴きたい
A. 有線ジャックがあるなら、Twelve South AirFly Pro みたいなトランスミッターを1個持つのが早い。
出発前に接続まで済ませると、機内で慌てずに済む。
Q. 充電まわり、結局なにを最優先で買うべき?
A. まずは「小型充電器+ケーブル2本+軽いバッテリー」。
具体的には、Anker Nano II 65W と UGREEN USB-C to USB-C ケーブル 100W と Anker PowerCore 10000 の組み合わせが、ぼくは一番出番が多かった。
Q. 荷物が増えすぎるのが嫌
A. そういう時ほど“ポーチで住所を決める”のが効く。
Bellroy Tech Kit か Peak Design Tech Pouch に集約すると、探す時間が減って結果的にラクだった。
まとめ:飛行機ガジェットは「優先度」で勝てる
飛行機の快適さって、豪華さより“ストレスの少なさ”で決まる気がする。
まずは充電、その次に音、最後に睡眠。ここを押さえると、旅の体験そのものが変わった。
もし最初の一歩なら、Anker PowerCore 10000 と Sony WF-1000XM5(または Apple AirPods Pro (第2世代))あたりから始めるのが無難。
そこから自分の悩み(首なのか、乾燥なのか、映画なのか)に合わせて、Trtl Travel Pillow や Twelve South AirFly Pro 2 を足していくと、無駄買いが減ると思う。

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