ソニーの歴史を調べる人って、ただ年号を知りたいわけじゃないはずです。どんな発想で世界を変えてきたのか、そして今のソニー製品にそのDNAがどう残っているのか──そこが一番おもしろい。
私はソニーの魅力を「技術の会社」よりも「体験の会社」として見ています。音を持ち歩ける喜び、映像の空気感、ゲームで家族や友人がつながる時間。その全部を“プロダクト”で実現してきたのがソニーだと思うからです。
この記事では、ソニーの歴史を代表する製品を軸に、時代ごとの転換点をテンポよく整理します。さらに、今買える現行モデルまで自然につなげ、ソニーを理解する近道を作りました。
- ソニーの歴史は「小さくする」「持ち運ぶ」から始まった気がする
- 映像が家庭の主役になった時代、ソニーは“テレビの美学”を作った
- 家庭用ビデオの波:失敗も成功も“挑戦の証拠”になる
- 1979年、ウォークマンが「音楽は外で聴くもの」に変えた
- CD時代:ディスクマンは“音の透明感”を家庭の外へ連れ出した
- 1994年、PlayStationでソニーは“娯楽の中心”を奪いにいった
- カメラで世界を変える:αシリーズが「写真の当たり前」を塗り替えた
- 音の覇権は今も継続中:1000Xシリーズが強すぎる
- スマホの歴史もソニーらしい:Xperiaは“クリエイター寄り”で尖る
- ここまで読んだ人へ:ソニー史を知ると“買い物の精度”が上がる
ソニーの歴史は「小さくする」「持ち運ぶ」から始まった気がする
ソニーを語るとき、まず外せないのが“ポータブル化”の思想です。ラジオが小さくなり、音楽が持ち歩けるようになり、映像やゲームまで手のひらに乗るようになった。
この流れを象徴するのが、初期の名機たちです。
- 戦後の音の挑戦を感じるなら:SONY TC-50
- 伝説のトランジスタラジオを知るなら:SONY TR-55
- 世界に“ポケットラジオ”を広めた存在:SONY TR-63
この時点で、ソニーは「家で使う道具」を「外へ連れ出す相棒」に変えてしまった。ここが強烈です。
映像が家庭の主役になった時代、ソニーは“テレビの美学”を作った
音の次は映像。家庭の中心にテレビが君臨しはじめた頃、ソニーの存在感が一気に増しました。
個人的に思うのは、ソニーの映像は“派手”というより“気持ちいい”。目が疲れにくい、黒の沈みが深い、空気の透明度が上がる。その方向性が昔から一貫しています。
- ブラウン管時代の象徴的ブランド:SONY Trinitron
- 当時のモデル名で探すなら:SONY KV-1310
そして現代の“家庭の映画館”へ直結するのがBRAVIA。歴史を知ると、今の立ち位置まで腑に落ちます。
- 現行ラインをまとめてチェック:SONY BRAVIA
- 最高峰クラスで夢を見るなら:SONY BRAVIA XR A95L
家庭用ビデオの波:失敗も成功も“挑戦の証拠”になる
ソニー史は成功だけではありません。試して、ぶつかって、次の勝ち筋を掴む──それがソニーらしさ。
家庭用ビデオの象徴として語られがちなのがこれ。
- 規格競争まで含めて歴史を体感:SONY Betamax
- 機種名で深掘りしたい人向け:SONY SL-6300
さらに、家庭の思い出を“動画”に変えた存在がハンディカム。あの時代の空気まで映っている感じがして、やっぱりエモいです。
- まとめ検索はこちら:SONY Handycam
- 代表機種で探すなら:SONY CCD-TR55
1979年、ウォークマンが「音楽は外で聴くもの」に変えた
ソニーの歴史で一番ドラマがあるのは、私はウォークマンだと思っています。
音楽の聴き方が“共有”から“没入”へ移動した瞬間だからです。通学、通勤、夜の散歩。生活の隙間が全部、音楽の舞台になってしまった。
- ウォークマン全体を眺める:SONY Walkman
- 初代の象徴を追うなら:SONY TPS-L2
- ちょっと違う名機も探したい:SONY WM-2
“持ち歩く音楽”はここで完成したように見えて、実は今も続いています。現代版の到達点は、私はこの3つだと思う。
- バランスが神がかっている:SONY NW-ZX707
- 手頃にハイレゾへ行ける:SONY NW-A306
- 夢の頂点を見たい人へ:SONY NW-WM1AM2
CD時代:ディスクマンは“音の透明感”を家庭の外へ連れ出した
ウォークマンの次に来る革新がCD。ここで音の質感がガラッと変わります。個人的には、CDのクリアさを初めて知った時の衝撃はいまだに忘れられません。
- ディスクマンの入口:SONY Discman
- 代表機をピンで狙う:SONY D-50
- 初期CDプレーヤーの名を追う:SONY CDP-101
1994年、PlayStationでソニーは“娯楽の中心”を奪いにいった
ソニーがエンタメ企業として語られる決定打が、やっぱりPlayStationです。
私はこの一手がすごいと思う。家電メーカーがゲームで勝負するって、当時は相当な賭けだったはずなので。
- PlayStation全体をまとめて見る:PlayStation
- 原点の空気を吸うなら:PlayStation 1 本体
- “DVD時代の勝ち方”を学べる:PlayStation 2 本体
- 高級家電感すらあった名機:PlayStation 3 本体
- 大衆化の完成形:PlayStation 4 本体
- 今の王者:PlayStation 5
コントローラーまで含めて“体験設計”が進化しているのもソニーらしいところです。
- 触感と没入感が別次元:DualSense ワイヤレスコントローラー
- 新しい遊び方の提案:PlayStation Portal
携帯ゲーム機の歴史も、ソニーの“ポータブル魂”が見えてくるので見逃せません。
- いまだに熱いファンが多い:PSP 本体
- センスの塊だった:PlayStation Vita 本体
カメラで世界を変える:αシリーズが「写真の当たり前」を塗り替えた
ソニーの歴史を“現代”までつなぐなら、私はカメラを外せないと思っています。
いまのソニーは、映像の会社でもある。特にαの進化は速すぎる。
まずはコンデジでソニー沼に入る人が多いです。
- コンデジの象徴ブランド:SONY Cyber-shot
- “最強コンデジ枠”の代表:SONY RX100
そしてVlogの時代を作ったのがVLOGCAM。軽いのに撮れるのがズルい。
- いま買うなら候補筆頭:SONY VLOGCAM ZV-1 II
ミラーレスで本気になるなら、ここが鉄板です。
- 写真も動画も万能な主役:SONY α7 IV
- コンパクトに強い欲張り機:SONY α7C II
- 暗所と動画の鬼:SONY α7S III
映像制作に寄せるならFX。ソニーの“プロ領域”が近くなる感覚があります。
レンズまで含めると、体験が別物になります。
- 標準ズームの王道:SONY FE 24-70mm F2.8 GM II
- 望遠ズームで世界が広がる:SONY FE 70-200mm F2.8 GM II
音の覇権は今も継続中:1000Xシリーズが強すぎる
ソニーは“音の会社”として始まった。だからこそ、今のヘッドホン・イヤホンの完成度に納得してしまいます。
私は移動が多い人ほど、ソニーのノイズキャンセリングに救われると思っています。
- ヘッドホンの定番中の定番:SONY WH-1000XM5
- 完全ワイヤレスの本命:SONY WF-1000XM5
ちょっと変化球の未来枠も楽しいです。
- 耳を塞がない発想が新しい:SONY LinkBuds
ゲームの没入感に寄せるならINZONEが刺さります。
- ゲーミング用途の選択肢:SONY INZONE H9
テレビと合わせて音までソニーで固めるのも気持ちいい。
- 一体感を作りやすい:SONY HT-A7000
スマホの歴史もソニーらしい:Xperiaは“クリエイター寄り”で尖る
ソニーのスマホは万人受けより“刺さる人に深く刺す”系だと感じます。カメラもオーディオも、とにかく思想が濃い。
- Xperia全体をチェック:SONY Xperia
- フラッグシップ路線の代表格:Xperia 1 V
- サイズ感が絶妙な人気機:Xperia 5 V
ここまで読んだ人へ:ソニー史を知ると“買い物の精度”が上がる
ソニーの歴史って、実は「自分の欲しい体験がどこにあるか」を見つけるヒントになります。
音に惚れたならウォークマンの系譜で選べばいいし、映像に浸りたいならBRAVIAへ行けばいい。撮ることが好きならαが正解になりやすい。遊びを中心にするならPlayStationに帰ってくる。
私が思うソニーの本質は、スペック表の強さじゃなく、触った瞬間に“気持ちいい”と感じる設計です。歴史を知ったうえで現行製品を見ると、その気持ちよさが偶然じゃないことに気づけます。
ソニーを好きになる入口は人それぞれですが、一度ハマると抜け出せない理由だけは、たぶん同じです。

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