ソニーで「テレコン(テレコンバーター)」を調べる瞬間って、だいたい“あと少し寄れたら決まるのに”という悔しさがあるはずです。野鳥が小さく写る、飛行機が遠い、子どもの運動会で表情が潰れる。そんな距離の壁を、レンズ買い替えよりスマートに越えられるのがテレコンの魅力だと感じています。
ただし、勢いで選ぶと失敗しやすいのも事実。そこでこの記事では、ソニー純正テレコンの選び方から、相性抜群の対応レンズ、さらに「撮れる確率」を底上げする周辺機材まで、私目線でまとめていきます。
ソニーのテレコンはこの2本が主役(結論:まずは1.4倍が気持ちいい)
ソニー純正で選ぶなら、基本はこの2択で迷いません。
- 迷ったら扱いやすい:ソニー 1.4X テレコンバーター SEL14TC
- とにかく距離が欲しい:ソニー 2.0X テレコンバーター SEL20TC
私のおすすめは、最初の一本は圧倒的に**ソニー 1.4X テレコンバーター SEL14TCです。理由はシンプルで、テレコン初心者でも“成功体験”を作りやすいから。
一方で、被写体が本当に小さい野鳥や、滑走路の奥にいる機体を狙うなら、ソニー 2.0X テレコンバーター SEL20TC**が刺さる日があります。
テレコンのメリットは「買い替え不要で画角が伸びる」こと
テレコンは、望遠レンズの“射程”を伸ばすためのアイテムです。ズームを回しても届かない距離を、もう一段だけ近づけてくれます。
私が一番ありがたいと感じるのは、編集で無理にトリミングしなくても、最初から被写体を大きく写せる点。撮っている時点で手応えが変わります。
逆に注意点もあって、テレコンは万能薬ではありません。暗くなったり、条件次第でAFが気難しくなったりします。だからこそ「どのレンズに付けるか」がすべてと言っても過言じゃありません。
まず確認:対応レンズじゃないと装着できない
ここが落とし穴になりがちです。テレコンはどのレンズにも付くわけではなく、対応している望遠レンズが中心です。
組み合わせに迷う人のために、実際に記事内で登場しやすい“鉄板候補”をピックアップしておきます。
対応レンズおすすめ|まずはこのあたりを押さえると強い
迷ったら王道の70-200mm系(スポーツ・運動会が一気にラク)
- ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS SEL70200GM
- ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2
- ソニー FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2
このレンジは“人を撮る望遠”として本当に使いやすく、テレコンを足すと「あと一歩の距離」が埋まりやすいです。運動会やサッカーで、主役の表情が見えるようになる瞬間が増えます。
野鳥・飛行機の現実解:200-600mmはやっぱり強い
野鳥撮影に興味があるなら、私はまずこれを推します。ズームで距離を稼げるので、現場での対応力が高いです。
さらに「もう一段寄りたい」なら、**ソニー 1.4X テレコンバーター SEL14TCを組み合わせると、気持ちよく届くことが増えます。条件が合う日は、ソニー 2.0X テレコンバーター SEL20TC**で別世界に入れます。
100-400mmは“軽快に高画質で寄りたい人”の味方
持ち運びやすさと描写のバランスで選ぶなら、このクラスが刺さります。私は「今日は荷物を軽くしたいけど妥協したくない」日にこのタイプが欲しくなります。
テレコンを足しても破綻しにくい雰囲気があり、扱っていて気分が上がる一本です。
ロマン枠なのに現場で最強:大口径単焦点はテレコンと相性がいい
- ソニー FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM
- ソニー FE 400mm F2.8 GM OSS SEL400F28GM
- ソニー FE 600mm F4 GM OSS SEL600F40GM
ここは正直、夢があります。手に入れたら撮影の世界が変わる系。
テレコンを前提に運用しやすいので、1本で複数の画角を作れるのも美味しいポイントです。
新しい超望遠ゾームも視野に入れるならこれ
「最初から遠くに強いレンズが欲しい」なら、こういうレンジも面白いです。遠距離の被写体を狙う人ほど、価値を感じやすい方向性だと思います。
番外編:マクロでも“寄り”の楽しさが伸びる
マクロ撮影でテレコンを使うと、表現の幅が増えます。昆虫や小物を“もっと詰めて撮りたい”人に刺さる可能性があります。
どっちを買う?SEL14TCとSEL20TCの主観的な選び方
私はこう分けています。
SEL14TCが向いている人
- 画質もAFも安定してほしい
- まず失敗したくない
- 運動会やスポーツを気持ちよく撮りたい
→ **ソニー 1.4X テレコンバーター SEL14TC**が合います
SEL20TCが刺さる人
- “距離が全て”の被写体を狙っている
- 晴天の野外がメイン
- 多少シビアでも1200mm級の世界を触りたい
→ **ソニー 2.0X テレコンバーター SEL20TC**がハマります
本音を言うと、両方持っていると最強です。とはいえ、最初の一本で満足度を取りにいくなら、私は1.4倍推しでいきます。
テレコン運用で差が出る“ボディ選び”も大事
テレコンは光が減るので、ボディ側のAF性能や連写力が効いてきます。
望遠をよく使うなら、カメラボディはここから選ぶと気分が上がります。
私は「動体を撮る日が多いほど上位機が欲しくなる」と感じています。撮れる確率が上がると、撮影そのものが楽しくなります。
望遠撮影の成功率を上げる周辺機材(ここが地味に効く)
テレコンを導入したら、レンズが長くなりがちです。すると、ブレや疲労が増えます。ここをケアすると、写真が一段良くなります。
手ブレと腕の限界を助ける
長時間の野鳥撮影は、機材が支えてくれるだけで集中力が残ります。
細かい快適さが積み上がる
地味ですが、このあたりを整えると撮影のストレスが減って、最後まで丁寧に撮れます。
連写するなら電源とメディアはケチらない
望遠×テレコンは、良い瞬間を“数で引き当てる”場面が増えます。ここで詰まると悲しいので、私は余裕を持たせます。
撮影の熱量を落とさないためにも、準備で勝つのが一番楽です。
屋外撮影の定番ケア用品(結局これで守られる)
テレコンを含む望遠セットは高価になりやすいので、保護系も整えたい派です。
雨や砂埃って、意外と撮影日を狙って襲ってきます。守れるものは守ったほうが結果的に安く済みます。
私が思う「失敗しないテレコン導入」の順番
最後に、ソニーのテレコンで迷う人に向けて、いちばん現実的な流れを書いておきます。
- まずは対応レンズを決める(迷うなら ソニー FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SEL200600G が強い)
- 次に ソニー 1.4X テレコンバーター SEL14TC で距離を拡張する
- もっと遠くが必要になったら ソニー 2.0X テレコンバーター SEL20TC を追加する
- 余裕が出たら 一脚(カメラ用 モノポッド) や CFexpress Type Aカード で快適さを底上げする
テレコンは、正しく選ぶと“撮れない距離”を“撮れる距離”へ変えてくれます。
もし今、少しでも望遠撮影が楽しくなっているなら、その伸びしろを一気に開放してくれるのが ソニー 1.4X テレコンバーター SEL14TC だと思っています。さらに遠くへ行きたくなったら、次は ソニー 2.0X テレコンバーター SEL20TC を選べばいいだけです。

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