「ソニーで単焦点を使ってみたい」と思ったとき、最初の壁になるのが焦点距離です。35mmと50mmで迷い、ポートレートなら85mmが気になり、動画なら広角も欲しくなる。正直、沼の入り口としては完璧すぎます。
ただ、単焦点は“目的に合う一本”さえ引ければ、撮れる写真の世界が一段上に跳ねます。ここでは「sony 単焦点」で探している人に向けて、選び方の基準と、使い方別のおすすめをまとめました。
Sony単焦点の魅力は「ボケ」より「立体感」に出る
単焦点の良さはボケ量だけじゃありません。被写体の輪郭がスッと立ち上がり、背景が整理され、写真が急に“作品”っぽく見える瞬間があります。
ソニーの単焦点はAFが素直で、撮影テンポが崩れにくいところも好印象です。迷いながらピントが泳ぐストレスが減るのは、地味に効きます。
まず押さえるべき選び方:迷ったらこの順で決める
単焦点選びで失敗する人の多くは、いきなり「おすすめレンズ」を探してしまいます。先に条件を絞るほうがラクです。
1)フルサイズ(FE)かAPS-C(E)かを確定する
- FEレンズ:フルサイズ対応(APS-Cでも使える)
- Eレンズ:APS-C専用(小型軽量で取り回しが最高)
将来フルサイズへ行く可能性があるなら、最初からFEを選ぶと出費が落ち着きます。
2)焦点距離は“被写体”で決める
- 旅行・日常・スナップ:24〜40mm
- 万能にいきたい:35mmか50mm
- 人物を主役にしたい:85mm
- 背景を大胆に整理:135mm
- 室内やVlog:広角(11〜20mm)
- 物撮り・花・小物:マクロ
この判断ができるだけで、買ってからの後悔が激減します。
3)F値は「撮る場所」で選ぶ
夜や室内が多いなら明るさは武器になります。一方で、軽さと価格のバランスも大切です。
普段使いならF1.8でも満足度が高く、沼りたい人はF1.4やF1.2へ吸い込まれます。
結局どれ?用途別・Sony単焦点おすすめモデル
ここからは「買うならこれ系」という具体案です。全部リンク付きで並べるので、そのまま比較してOKです。
迷った人の最初の1本:万能枠(35mm/40mm/50mm)
単焦点デビューで一番ハズしにくいのはこのゾーンです。使うたびに「買って良かった」が積み上がります。
- 王道35mmの最高峰: FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM)
- 軽快で扱いやすい35mm: FE 35mm F1.8(SEL35F18F)
- スナップ最適解の40mm: FE 40mm F2.5 G(SEL40F25G)
- とにかく夢を見たい50mm: FE 50mm F1.2 GM(SEL50F12GM)
- 実用と高画質のいいとこ取り: FE 50mm F1.4 GM(SEL50F14GM)
- コスパで始める50mm: FE 50mm F1.8(SEL50F18F)
- “写りの気持ちよさ”が光る: FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)
個人的に「最初の一本」で推したいのは、撮影頻度が上がりやすい FE 35mm F1.8(SEL35F18F) か、持ち歩きが気持ちいい FE 40mm F2.5 G(SEL40F25G) です。使うほど手に馴染みます。
人物撮影で感動したい:ポートレート枠(85mm/135mm)
ポートレートは単焦点の真骨頂です。背景が整い、被写体が浮き上がる快感があります。
- とろける描写の王様: FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)
- スピード感ある名バランス: FE 85mm F1.8(SEL85F18)
- 背景整理がうますぎる: FE 135mm F1.8 GM(SEL135F18GM)
「一段上の写真」を狙うなら、まずは FE 85mm F1.8(SEL85F18) が入口として強いです。軽いのに画が綺麗で、使う理由が途切れません。
室内・Vlog・旅行で使いやすい:広角単焦点(11〜24mm)
室内撮影が多い人ほど広角単焦点が刺さります。背景込みで“その場の空気”まで残せます。
- 広角なのに明るい攻めレンズ: FE 14mm F1.8 GM(SEL14F18GM)
- 使い勝手が抜群な20mm: FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G)
- 空気まで写る24mmの名作: FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)
- 小型で旅に連れていける: FE 24mm F2.8 G(SEL24F28G)
「画角に余裕がある」だけで撮影が楽になります。悩むなら FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G) が万能寄りで扱いやすい印象です。
物撮り・花・アクセの沼:マクロ単焦点
寄れるレンズは、日常の中に被写体が増えていくタイプです。
気づけば「撮る理由」を探すんじゃなく、勝手に目に入ってきます。
- マクロの代表格: FE 90mm F2.8 Macro G OSS(SEL90M28G)
APS-C(E)ユーザー向け:軽さ最優先で選ぶならこのあたり
APS-Cは単焦点の楽しさが出やすいです。軽い=持ち出す=撮れる枚数が増える、が成立します。
- Vlogや室内に強い超広角: E 11mm F1.8(SEL11F18)
- 明るくて写りが良いG: E 15mm F1.4 G(SEL15F14G)
- 薄くて持ち歩き枠: E 20mm F2.8(SEL20F28)
- 手ブレ補正つきで万能: E 35mm F1.8 OSS(SEL35F18)
- ポートレート入門にちょうどいい: E 50mm F1.8 OSS(SEL50F18)
APS-Cで一番“長く使える一本”を挙げるなら、バランスが美味しい E 15mm F1.4 G(SEL15F14G) を推します。撮った写真に芯が出ます。
失敗しないための最終チェック
買う前にここだけ見れば、ズレた選択になりにくいです。
- 旅行・日常中心 → FE 35mm F1.8(SEL35F18F) / FE 40mm F2.5 G(SEL40F25G)
- 作品感を出したい → FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM) / FE 50mm F1.4 GM(SEL50F14GM)
- 人物で勝ちたい → FE 85mm F1.8(SEL85F18) / FE 135mm F1.8 GM(SEL135F18GM)
- 室内・Vlog重視 → FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G) / E 11mm F1.8(SEL11F18)
- 物撮りも楽しみたい → FE 90mm F2.8 Macro G OSS(SEL90M28G)
まとめ:単焦点は「使う一本」を引けた人が強い
単焦点は増やすほど楽しい反面、最初の一本がズレると一気に置物化します。だからこそ、用途から逆算して選ぶのがいちばん賢いです。
迷っているなら、日常で一番撮るシーンを思い出して、その距離に合う単焦点を選んでください。撮影が“義務”じゃなく“癖”になったとき、単焦点は最高の相棒になります。

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