ソニーのフルサイズ機(α7/α9/α1系)を手に入れた瞬間、次に迷うのが「結局どのレンズを買うべき?」という問いです。ボディの性能が高いぶん、レンズ選びで写真も動画も印象がガラッと変わります。ここでは“いま選んで満足度が高いFEレンズ”を用途別にまとめつつ、私が実際におすすめしたい組み合わせまで落とし込みます。迷いを一気に終わらせましょう。
まず結論:最初の1本は「標準ズーム」か「明るい単焦点」で決まる
最初の1本で失敗しにくいのは、万能な標準ズームか、撮る楽しさが一気に増す単焦点です。
とくに迷ったら、私はこのどちらかを推します。
- 万能ズームの最高峰:Sony FE 24-70mm F2.8 GM II(SEL2470GM2)
- 旅行・日常の完成形:Sony FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)
- 風景も街も強い新定番:Sony FE 20-70mm F4 G(SEL2070G)
- 小型で“持ち出せるF2.8”:Sony FE 24-50mm F2.8 G(SEL2450G)
- 軽量ズームで気軽に楽しむ:Sony FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)
- 1本完結の便利枠:Sony FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS(SEL24240)
単焦点で“写真が上手くなった感”を一番取りやすいのはこの辺です。
- 迷ったらこれ、万能スナップ:Sony FE 35mm F1.8(SEL35F18F)
- 画質もボケも一級品:Sony FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM)
- 自然な画角で何でも撮れる:Sony FE 50mm F1.4 GM(SEL50F14GM)
- 伝説級のバランス:Sony FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)
- 最高の“とろける”ボケ:Sony FE 50mm F1.2 GM(SEL50F12GM)
FEレンズって何?フルサイズ対応の基本だけ押さえる
ソニーEマウントにはAPS-C向け(E)とフルサイズ向け(FE)が混在します。フルサイズ機でレンズ選びをするなら、基本は「FE」表記を軸に考えるのが近道です。
もちろんAPS-C用レンズも付くには付くのですが、クロップになったり、魅力が半減しやすいので“最初からFEで揃える”ほうが気持ちよく沼れます。
用途別:ソニーのフルサイズレンズおすすめ(迷ったらここだけ読めばOK)
旅行・日常スナップ:軽さと万能さのバランスが正義
旅行で強いのは「広角が足りる」「荷物が重すぎない」「写りがいい」の三拍子。私はこのゾーンが一番満足度高いと思っています。
- 万能で失敗しにくい:Sony FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)
- 広角寄りで旅が楽しい:Sony FE 20-70mm F4 G(SEL2070G)
- 小型F2.8でテンションが上がる:Sony FE 24-50mm F2.8 G(SEL2450G)
- 軽さ重視で“持ち出し勝ち”:Sony FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)
単焦点を足すなら、空気感が変わります。
- 広めに撮れて動画も相性良い:Sony FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G)
- スナップ万能の王道:Sony FE 35mm F1.8(SEL35F18F)
- ちょうど良いコンパクト感:Sony FE 40mm F2.5 G(SEL40F25G)
風景・建築:広角ズームは“投資しても後悔しにくい”
風景はレンズの良さがそのまま出ます。広角は特に差がつきやすいので、ここは妥協しないほうが気持ちいいです。
- 広角ズームの本命:Sony FE 16-35mm F2.8 GM II(SEL1635GM2)
- 超広角で世界が変わる:Sony FE 12-24mm F2.8 GM(SEL1224GM)
- 軽さと画角を両立:Sony FE 12-24mm F4 G(SEL1224G)
- 動画も意識するなら便利:Sony FE PZ 16-35mm F4 G(SELP1635G)
単焦点で“星景・夜景を攻めたい”なら、ここが刺さります。
- 画角と明るさの暴力:Sony FE 14mm F1.8 GM(SEL14F18GM)
- 夜の街がドラマチック:Sony FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)
ポートレート:ソニーは“中望遠の選択肢が強すぎる”
人物撮影は、背景の整理と立体感で勝てます。私は「85mmか135mm」まで行くと、写真が一段深くなると感じます。
- コスパと写りの優等生:Sony FE 85mm F1.8(SEL85F18)
- 本気で沼るならこれ:Sony FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)
- “これ買ったら終わる”枠:Sony FE 135mm F1.8 GM(SEL135F18GM)
さらに、物撮りも人物も欲張るならマクロが楽しいです。
- マクロの名作:Sony FE 90mm F2.8 Macro G OSS(SEL90M28G)
- テーブルフォトにも強い:Sony FE 50mm F2.8 Macro(SEL50M28)
運動会・スポーツ:望遠ズームの世界は“撮れる距離”がすべて
運動会やスポーツは「もっと寄れたら…」が必ず来ます。ここは撮影距離が正義なので、用途が明確なら早めに望遠へ寄せるのが賢い選択です。
- 王道のプロ仕様:Sony FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)
- 軽さと近接も欲張る:Sony FE 70-200mm F4 Macro G OSS II(SEL70200G2)
- 野球や屋外スポーツで強い:Sony FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)
- 野鳥・航空機に突入:Sony FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)
- 価格もサイズも抑えたい:Sony FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS(SEL70300G)
動画・Vlog:ズーム+軽量単焦点が気持ちよく回る
動画は“持ち出して撮る頻度”が命です。画質より先に、運用しやすいサイズ感を優先したほうが結果的に作品が増えます。
- パワーズームで現場が快適:Sony FE PZ 16-35mm F4 G(SELP1635G)
- 1本で日常を撮り切れる:Sony FE 20-70mm F4 G(SEL2070G)
- 小型で手ブレも扱いやすい:Sony FE 24-50mm F2.8 G(SEL2450G)
- 画を“映画っぽく”寄せる:Sony FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)
- 迷いにくい標準域:Sony FE 35mm F1.8(SEL35F18F)
私が推したい“完成セット”3選(迷ったら丸パクリでOK)
1)旅行・日常の最強セット(軽いのに万能)
これ、実際かなり強いです。広角側が20mmスタートなので旅先の景色で困りにくく、40mm単焦点で雰囲気も盛れます。
2)画質もボケも欲しい欲張りセット(満足度が高い)
ズームで全部撮れて、単焦点で決められる。これが一番“後悔が少ない買い方”だと感じます。
3)人物特化の沼セット(撮れた写真が全部作品になる)
85mmで日常、135mmで勝負。背景が溶けていく快感がクセになります。
レンズ選びで失敗しないコツ(ここだけ覚えて帰ってほしい)
- 迷ったら「何を撮るか」より「どこまで寄りたいか」で決める
- F2.8ズームは万能だけど、重さとの戦いが始まる
- F4ズームは気軽さが武器で、写真が増えやすい
- 単焦点は“使う頻度が増える焦点距離”を選ぶと勝ちやすい
- 望遠は「もう少し…」が必ず起きるので、用途があるなら早めに導入する
よくある質問(フルサイズレンズの疑問を即解決)
Q. 1本だけ買うならどれ?
迷いが深いなら、私は Sony FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G) を推します。守備範囲が広く、最初の相棒として本当に強いからです。
Q. もっとボケが欲しいときは?
単焦点に行きましょう。まずは Sony FE 35mm F1.8(SEL35F18F)、ボケを極めたくなったら Sony FE 50mm F1.2 GM(SEL50F12GM) が刺さります。
Q. 運動会は何mmが必要?
環境次第ですが、困りにくいのは Sony FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS(SEL70300G)。もっと寄りたいなら Sony FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G) が心強いです。
まとめ:FEレンズは“使う場面”で選ぶと一気に正解に近づく
ソニーのフルサイズレンズは選択肢が多いぶん、迷いが深くなりがちです。だからこそ、最初は「標準ズームで守備範囲を作る」か「単焦点で表現を伸ばす」かを決めると、買い物が気持ちよく進みます。
もし私が今ゼロから揃えるなら、万能枠に Sony FE 20-70mm F4 G(SEL2070G) を置いて、作品づくり用に Sony FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM) か Sony FE 50mm F1.4 GM(SEL50F14GM) を足します。
その1歩だけで、写真の楽しさが別物になります。

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