フルサイズでVlogを始めたい、でも機材沼で迷いたくない。そんな検索意図にまっすぐ刺さるのが、ソニーのVLOGCAM【Sony VLOGCAM ZV-E1】だと思う。小型ボディに動画向けの機能が詰まっていて、撮影体験が“楽”に寄る方向でまとまっているのが気持ちいい。この記事では、ZV-E1の強み・弱みを主観で語りつつ、相性のいいレンズや音声機材、ジンバルやリグまで一気に揃えられるようにまとめる。
ZV-E1の魅力は「撮る前の不安」を減らしてくれるところ
自分がZV-E1を推したくなる理由は、単純に画質がいいからだけではない。撮影中のストレスが軽く、迷いが減るからこそ“撮り続けられる”感覚が強い。
フルサイズセンサーによる背景のボケ、暗所での粘り、肌の立体感が出しやすいのは当然うれしい。そこに加えて、Vlog向けの操作や被写体追従の気持ちよさが合わさり、日常の撮影が一段ラクになる。
一方で、写真もガチでやるなら別の選択肢が浮かぶ場面もある。ZV-E1は万能機というより「動画寄りのフルサイズ」という立ち位置なので、目的がハマるほど満足度が伸びるタイプだ。
こんな人はZV-E1がハマりやすい
- 室内レビューやトーク撮影が多い
- 外ロケでも手持ちでテンポよく撮りたい
- 編集を軽くして投稿頻度を上げたい
- いずれちゃんとした映像作品っぽい色にも挑戦したい
逆に、ファインダー必須の撮影スタイルだったり、静止画の高解像を求めるなら、ZV-E1は最適解にならない可能性がある。ここは割り切ったほうが結果的に幸せになれる。
まず悩むのはレンズ選び|ZV-E1の満足度は“最初の一本”で決まる
ZV-E1の良さは、レンズを正しく選ぶほど出る。自撮り中心なのに標準ズームだけで始めると「もうちょい広角が欲しい…」となりがちだし、旅Vlogなのに重いレンズを選ぶと外に持ち出さなくなる。そこで、目的別に“間違いにくい選択肢”を挙げていく。
自撮り・室内撮影が多い人の鉄板
- 広角ズームの万能感で決めるなら【FE PZ 16-35mm F4 G(SELP1635G)】が強い。軽快さと画角の扱いやすさがちょうどいい。
- 画質とレンジを一気に取りに行くなら【FE 16-35mm F2.8 GM II(SEL1635GM2)】が気分を上げてくれる。映像の“抜け”が分かりやすい。
旅行・街歩きVlogでラクしたい人へ
- 「これ一本で完走したい」なら【FE 20-70mm F4 G(SEL2070G)】が本当に使いやすい。広角寄りから標準まで自然に繋がるので、撮影テンポが崩れにくい。
- とにかく背景ボケと解像感で勝ちたいなら【FE 24-70mm F2.8 GM II(SEL2470GM2)】が王道になる。
“絵の雰囲気”を一気に変えたい単焦点
- Vlogで万能寄りに攻めるなら【FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G)】が扱いやすい。自撮りでも空気感が出しやすい。
- ちょっと映画っぽい距離感を作るなら【FE 24mm F1.4 GM(SEL24F14GM)】が刺さる。
- 日常の雰囲気を盛りたいなら【FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM)】が強い。
- 軽さとコスパで選ぶなら【FE 35mm F1.8(SEL35F18F)】も現実的で賢い。
- “ボケで勝つ”なら【FE 50mm F1.2 GM(SEL50F12GM)】がロマン枠になる。
- ポートレート寄りなら【FE 85mm F1.8(SEL85F18)】が使いやすく、写りも素直。
手ブレ補正を活かすなら「歩き撮り装備」もセットで考える
ZV-E1は手持ち運用に寄っているので、歩き撮りが増えるほど価値が出る。とはいえ、撮り方やシーンによっては補助アイテムがあると世界が変わる。
片手運用で撮影テンポを上げたい
- 迷ったら【Sony GP-VPT2BT】が便利。ちょい撮りの成功率が上がる。
- 離れて撮るなら【Sony RMT-P1BT】があると地味に助かる。
“移動が多いVlog”ならジンバルも現役
- 軽量運用なら【DJI RS 3 Mini】が取り回しで勝てる。
- 安定感を詰めるなら【DJI RS 4】が頼れる。
- コンパクト系で探すなら【Zhiyun CRANE M3】も候補になる。
音が変わると動画が“上手く見える”|マイクは最優先投資
映像がそこそこでも、音が良いと一気にプロっぽく見える。逆に、絵が綺麗でも音がスカスカだと視聴維持率が落ちやすい。ZV-E1で伸ばしたいなら、音声環境は早めに整えるのが近道だ。
- まずは万能に使える【Sony ECM-G1】が扱いやすい。
- 音のグレード感を上げるなら【Sony ECM-M1】が魅力的。
- デジタル接続で突き抜けたいなら【Sony ECM-B1M】が気持ちいい。
- ワイヤレス運用なら【Sony ECM-W3】が安心感を作ってくれる。
- コスパ寄りなら【Sony ECM-W2BT】も現実的。
- 収録の自由度を広げたいなら【Sony XLR-K3M】が“作品づくり”に寄せてくれる。
バッテリーとメディアはケチると後悔しやすい
ZV-E1は撮影が楽しい分、気づいたら回している時間が増える。だからこそ、電源と記録メディアの準備が雑だと足を引っ張られがちだ。
- 予備バッテリーは【NP-FZ100】を持つだけで安心度が跳ねる。
- 充電を快適にするなら【BC-QZ1】があると楽になる。
- 旅や撮影量が多い人は【NP-FZ100 二連 USB PD 充電器】も検討したい。
メディアは「安いから」で選ぶと詰むことがあるので、4K運用なら余裕を持たせたい。
- ちゃんと走らせるなら【SDXC UHS-II V90】が頼れる。
- 耐久性も意識するなら【Sony TOUGH SDカード UHS-II】が安心材料になる。
リグ・外部モニター・照明で撮影はもっと快適になる
運用に慣れてきたら、拡張で“撮影のしやすさ”を底上げすると楽しい。
- 機材を盛るなら【SmallRig ZV-E1 ケージ】が便利。
- 軽さ重視なら【Ulanzi ZV-E1 ケージ】も選択肢になる。
外部モニターがあると、ピントや露出の不安が減る。
- しっかり確認したいなら【ATOMOS Ninja V】が定番だ。
照明は“地味に最強の画質アップ”だと感じる。
- まずは使いやすい【Ulanzi LEDライト】が便利。
- リグと相性よく組むなら【SmallRig LEDライト】も候補に入る。
ZV-E1で失敗しないおすすめ設定(最初は“撮って出し最適化”が勝つ)
ZV-E1は設定を詰められる一方、最初から完璧を狙うと撮影が止まる。まずは投稿を回しながら、自分の撮り方に寄せていくほうが伸びる。
- フレームレートは基本30p、動きが多い日は60pに切り替える
- 露出はオート任せでもいいが、顔が暗くなる場面だけ意識する
- 音は“とにかく近くで拾う”のが正義
- 手ブレ補正は欲張りすぎず、画角とのバランスで選ぶ
ここまで整うと、「撮影→編集→投稿」の流れが軽くなり、続ける力が生まれる。
どれを買えばいい?迷ったらこの3パターンで決める
最後に、買い物の迷いを消すための“組み方”を置いておく。ここから自分の用途へ寄せていけばブレにくい。
1)最短でVlogを形にするスターター
【Sony VLOGCAM ZV-E1】+【FE PZ 16-35mm F4 G(SELP1635G)】+【Sony ECM-G1】
軽くて完成度が高く、撮影が止まりにくい構成になる。
2)旅・街歩きの万能セット
【Sony VLOGCAM ZV-E1】+【FE 20-70mm F4 G(SEL2070G)】+【NP-FZ100】
一本完結で撮影が進み、持ち出す頻度も上がりやすい。
3)作品寄りに攻める欲張り構成
【Sony VLOGCAM ZV-E1】+【FE 24-70mm F2.8 GM II(SEL2470GM2)】+【Sony ECM-M1】
映像の説得力が増し、撮っただけで“それっぽい”絵が出る。
まとめ|ZV-E1は「撮りたい気持ち」を守ってくれるフルサイズVlog機
ZV-E1は、性能を眺めて満足するカメラというより、持ち出して撮って積み上げるほど価値が見えてくるタイプだと思う。
もし今の迷いが「何を買えば失敗しない?」なら、まず【Sony VLOGCAM ZV-E1】に、用途に合う一本とマイクを添えるだけで十分スタートできる。そこから必要になったものを足していけば、無駄な遠回りが減って気持ちよく続けられるはずだ。

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