『性能』の英語はperformanceだけじゃない実務と会話ですぐ迷わない言い換えと例文集

「性能って英語で何?」と聞かれたら、まず performance がいちばん近い。理由はシンプルで、「どれだけ良く動くか」を言うときに、英語圏ではまずこの語が出てくるから。とはいえ日本語の「性能」は守備範囲が広くて、状況によってはperformanceだとズレることがある。ここを押さえると、言い換えが一気にラクになる。


まず結論:性能=performance、ただし“中身”で分ける

結論から言うと、迷う原因は「性能」という一語に、別の意味が混ざっていることが多いから。ざっくり3つに分けると整理しやすい。

1) どれくらい良く動くか=performance

スマホなら「動作がキビキビ」、車なら「加速がいい」、サーバーなら「処理が落ちない」みたいな、体感を含んだ“出来”の話。こういうときは performance がハマる。

  • This laptop has great performance.(このノートPC、性能いいよ)
  • We need to improve performance.(性能改善が必要)
  • high-performance model(高性能モデル)

レビューを書く場面で「あ、これだ」となりやすいのもこのタイプ。英語にするときは、何の性能かをくっつけるとさらに誤解が減る。たとえば engine performancebattery performance みたいに言うと固い。


2) できる範囲・対応力=capability / ability

「性能が高い人」と言いたいとき、performanceを当てるとちょっと妙になることがある。理由は、performanceは「その場の実績」「発揮した結果」の匂いが強いから。人の“持ってる力”や“できる範囲”なら capabilityability のほうが自然になりやすい。

  • This device has the capability to run multiple apps.(複数アプリを動かせる性能がある)
  • She has great ability in analysis.(分析力が高い)

同じ「性能」でも、言いたいのが“結果”なのか“できる範囲”なのかで、ここが分かれる。


3) 仕様や数値の一覧=specifications / specs

「スペック」寄りの「性能」です。カタログの表に並ぶ、CPU、メモリ、最大出力…みたいなやつ。これは specifications(口語なら specs)がしっくりくることが多い。

  • Check the specifications before buying.(買う前に仕様を確認してね)

体感の良し悪し(performance)と、仕様表(specs)をごっちゃにすると会話が噛み合わなくなるので、ここだけでも分けておくと地味に強い。


体験的にいちばん迷うシーン別:こう言い換える

「性能がいい=高性能」って言いたい(製品レビュー)

最短は high-performance。理由は、機械やIT製品の文脈でそのまま通じやすいから。補足として、具体例を足すと“広告っぽさ”も減って文章が生きる。

  • high-performance CPU(高性能CPU)
  • high-performance camera(高性能カメラ)
  • This is a high-performance model for gaming.(ゲーム向けの高性能モデル)

レビューを英語で書くなら、まずperformanceで置いて、あとで「何が良い性能なのか」を具体化する流れが強い。


「性能テスト」「性能評価」って言いたい(仕事の資料)

この手は performance test / performance evaluation が安定。理由は、達成水準や検証をまさにperformanceで扱うから。補足として、社内文書だと benchmark(ベンチマーク)を一緒に使うことも多い。

  • performance test results(性能テスト結果)
  • performance evaluation report(性能評価レポート)

「性能仕様」って言いたい(要件定義や設計)

ここは performance specification がそれっぽくなることが多い。理由は、「どう作るか」ではなく「結果として満たす水準」を示す場面が多いから。補足として、設計の世界では“手段”と“性能要求”を切り分ける文化があるので、英語もその空気を引きずる。


そのまま貼れる例文:迷いがちな「性能」フレーズ集

言い切りで使えるやつを置いておく。文章の途中に差し込むだけで形になる。

  • The performance is stable even under heavy load.(高負荷でも性能が安定している)
  • Battery performance improved after the update.(アップデート後に電池性能が改善した)
  • This model delivers better performance at the same price.(同価格で性能が良い)
  • We’re seeing a drop in performance.(性能低下が出ている)

「性能が落ちた」は日本語だと曖昧だけど、英語だと “drop” “decrease” “degradation” を使って言い分けできる。細かいけど、伝わり方が変わるポイントだ。


よくある誤訳:performanceが万能だと思って事故る話

performanceを入れたのに通じない、というより「通じるけど思ってた意味と違う」ことがある。理由はperformanceに「上演」「実績」みたいな別の意味もぶら下がっているから。補足として、何のperformanceかを必ず添えると誤解が激減する。

たとえば「性能が良いです」だけを Good performance. と書くより、Good engine performance. としたほうが読む側は迷わない。


ついでに:英語の言い換えを鍛える道具(紙・電子)

「performance / capability / specs を見分ける」って、結局は例文にたくさん触れた人が強い。だから道具に頼るのもアリだと思う。

たとえば、外出先でパッと例文確認したいなら、電子辞書の カシオ 電子辞書 EX-word XD-SX4900 みたいな定番は手堅い。理由は、通信環境が弱い場所でも引けるし、例文や用法がまとまっているから。補足すると、上位モデルの カシオ 電子辞書 EX-word XD-SX9800 も候補になるけど、用途が「英語中心」ならまずは必要十分なラインからでいい。

紙の辞書なら、語感を日本語で掘りたいときに ジーニアス英和辞典 第6版 は相性がいい人が多い。理由は、訳語の粒度が細かくて「この性能はperformanceじゃなくてcapabilityだな」みたいな判断がしやすいから。補足で言うと、語の選び方を英語のまま鍛えるなら Oxford Advanced Learner’s Dictionary 10th Edition みたいな英英辞典も効く。最初はしんどいけど、慣れると速い。

あと、言い回しを“それっぽく”する近道はコロケーション(よく一緒に使う語のセット)で、たとえば improve performancepoor performance みたいな塊を増やすのが早い。そういう目的なら English Collocations in Use (Advanced) をパラパラ読むのが地味に効く。


FAQ:検索でよく一緒に聞かれるやつ

Q. 「性能が高い人」は英語で?

「仕事で結果を出した実績」を言うなら performance でいい場面もある。ただ、「能力が高い」なら ability / capability のほうが誤解が少ない。どっちを言いたいかで選ぶのが結局いちばん速い。

Q. 「高性能」はhigh-performanceでOK?

機械・ITならかなりOK。補足で、文章が硬く見えるときは “great performance” “better performance” みたいに崩すと自然になる。

Q. 「スペック」と「性能」は英語で分けるべき?

分けたほうが伝わりやすい。仕様表の話は specs、使ってみた体感や速さは performance、できる範囲は capability/ability。ここを意識するだけで会話が詰まりにくくなる。

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