「sony 35mm f1.8」で検索している時点で、あなたの狙いはほぼ決まっています。軽い、明るい、ボケる、そして日常に出番が多い。問題はただ一つ、“35mm F1.8”がソニーには2本あって、選ぶ土台(フルサイズかAPS-Cか)で答えが変わることです。ここさえ整理できれば、あとは気持ちよく購入ボタンを押せます。
まず結論:あなたのカメラで即決
- フルサイズα(α7/α9/α1系)なら FE 35mm F1.8(SEL35F18F) が本命です。35mmの万能さを“軽快”に持ち歩けるのが強みになります。
- APS-C α(α6000/α6400/α6700、ZV-E10系)なら E 35mm F1.8 OSS(SEL35F18) が鉄板。換算で約50mm相当になり、人物もテーブルフォトも撮りやすい塩梅へ寄っていきます。
- 手ブレ補正をレンズ側に求めるなら、OSS搭載の SEL35F18 が安心材料になりやすいです。
“35mm”が最高にちょうどいい理由
35mmは「広すぎないのに空気感が入る」焦点距離で、スナップ・旅行・カフェ・家族写真・Vlogまで守備範囲が広め。ズームの便利さに慣れている人でも、35mm単焦点は“1本で完結してしまう日”が普通に起きます。だからこそ、最初の一本に選ばれ続けるわけです。
2本の違いを、購入目線でハッキリ比較
ここから先は数字より体感の話をします。迷いはスペック表より「自分の使い方に合うか」で決まるからです。
1)画角の体感:フルサイズ35mmは“寄れる広角”、APS-C35mmは“自然な標準”
- フルサイズの SEL35F18F は、部屋でも街でも“ちょい広”が効きます。近距離で人物を撮ると背景がほどよく入って、日常の物語が残せるタイプ。
- APS-Cの SEL35F18 は、換算50mm級の距離感が軸。引き算がしやすく、背景を整理して「主役だけスッと立てる」写真になりがちです。
2)ボケ味:どっちもF1.8、でも“効き方”が違う
ボケ量だけを追うなら、センサーサイズが効く分 SEL35F18F が有利。ただし、APS-Cの SEL35F18 は画角が標準寄りになるので、被写体との距離を作りやすく、結果として背景がスッと溶ける場面も多いんです。体感の差は「どこで撮るか」でひっくり返るのが面白いところでしょう。
3)寄れるかどうか:買ってから効いてくるのはここ
日常で“意外と撮る”のが料理、雑貨、子どもの手元、旅先の小物。ここで効いてくるのが最短撮影距離です。フルサイズ用の SEL35F18F は寄りが得意な部類で、一本で撮れる幅が広がります。APS-C用の SEL35F18 も十分使えますが、寄りを重視するなら“フルサイズの寄り性能”はやはり魅力的に映ります。
4)ブレ対策:ボディかレンズか、運用が変わる
こんな人はこっちが“正解”
FE 35mm F1.8(SEL35F18F)を推したい人
- フルサイズで、軽い単焦点を主力にしたい
- 旅行や街歩きで「一歩引いて空気感」を残したい
- 物撮りも人物も、一本で済ませる日を増やしたい
→ FE 35mm F1.8(SEL35F18F) が似合います。
E 35mm F1.8 OSS(SEL35F18)を推したい人
- APS-Cで、最初の単焦点を外したくない
- 換算50mmの距離感で、人物・スナップを気持ちよく撮りたい
- ボディ内補正がない機種でも安心して手持ちしたい
→ E 35mm F1.8 OSS(SEL35F18) が安定します。
ついでに迷う“比較対象”も整理しておく
検索していると、必ず横から候補が増えます。ここで判断軸を作っておくとブレません。
画質とボケを上げたい:35mm F1.4勢
- 最高の描写を狙うなら FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM) が王道。大きさと価格は上がるけれど、満足感も上がりやすいです。
- コスパ寄りでF1.4に行くなら SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art(ソニーE用) も現実的な選択肢になります。
とにかく小さく:パンケーキ寄り
- 薄さで遊ぶなら Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA(SEL35F28Z)。F値は暗くなる一方で、“常に付けっぱなし”が成立しやすいのが美点です。
ズームで済ませたい派へ(でも35mm単焦点が気になる人向け)
- 便利さ重視なら FE 20-70mm F4 G(SEL2070G) が万能。
- 画質と明るさのズームなら FE 24-70mm F2.8 GM II(SEL2470GM2) が定番です。
ただ、正直に言うと「ズームを持っていても35mm単焦点を買う人」が多いのは、単焦点の軽さと撮るテンションが別物だからですね。
レンズが活きるおすすめボディ(買い替え・買い増し検討勢へ)
- フルサイズの主力:α7 IV(ILCE-7M4)
- 小型フルサイズで相性抜群:α7C II(ILCE-7CM2)
- APS-Cの最新寄りで伸びる:α6700(ILCE-6700)
- 動画も写真も軽快に:ZV-E10 II
一緒に買うと満足度が上がる小物
- フルサイズ用55mm保護:55mm レンズ保護フィルター
- APS-C用49mm保護:49mm レンズ保護フィルター
- 日中F1.8で動画を回すなら:55mm 可変NDフィルター
- ケア用品は結局これ:レンズ クリーニングキット
- 机に放置しない仕組み:レンズポーチ 単焦点用
最後に:迷いを断ち切る一言
「sony 35mm f1.8」で迷うのは普通です。だって2本とも“ちょうど良さ”の塊だから。だから私はこう割り切ります。フルサイズなら迷わず SEL35F18F、APS-Cなら潔く SEL35F18。この決め方で後悔する確率はかなり低いはずです。どちらを選んでも、35mmの世界はあなたの撮影頻度を確実に増やしてくれます。

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