アウトドアのガジェットって、買う前はワクワクするのに、現地だと「あれ、充電できない」「明るすぎて眩しい」「重くて持っていかなかった」で終わりがち。
なので先に結論を書きます。アウトドアで“当たり”を引くコツは、便利機能より 運用(電源→ライト→快適) を順番に固めること。これで失敗が一気に減りました。
まずは前提:アウトドアは「電源設計」で勝負が決まる
キャンプでも登山でも車中泊でも、電源の筋が通ってないと、どんな名作ガジェットもただの荷物。僕がやらかしたのは、夜にヘッドライトが弱って「あ、モバイルバッテリーはあるけどケーブルがない」ってやつ。地味だけど刺さる。
ここから先は、実際に使って“残ったもの”中心で紹介します。製品名は全部リンク付きにしておきます(Amazon.co.jp検索の広告URL)。
電源ガジェット編:最初にここを固めると全部ラク
1) 「容量」より「使い方」で選ぶモバイルバッテリー
泊数が増えるほど、容量の数字より“ポート構成”とか“充電しやすさ”が効いてきます。
スマホ+ヘッドライト程度なら軽量路線が快適。逆に、扇風機やカメラも回すなら一気に大容量のほうがストレスが減る。
- 軽量・登山寄りでよく使った: Nitecore NB10000
- 余裕を持たせたい時の保険: Nitecore NB20000
- 車中泊や撮影込みで安心感がある: Anker 737 Power Bank (PowerCore 24K)
- コスパ枠で予備にしやすい: INIU 20000mAh Power Bank
体感としては、山で軽さ優先なら Nitecore NB10000 が一番“持っていく気になる”タイプ。結局そこが大事なんですよね。性能が良くても家に置いていったらゼロです。
2) 充電器とケーブルは「ここで詰む」ので先に買う
地味だけど、相性問題はケーブル側で起きることが多い。僕は一度、現地で「充電マーク出てるのに増えない」沼に落ちました。
それ以来、充電器とケーブルは“いつものやつ”を固定。
- 小さくて取り回し良い: Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)
- 2台運用に便利な定番: Anker 323 Charger (33W)
- まとめ買いして常にバッグへ: Anker USB-C ケーブル (PowerLine/643など)
「USB-Cなら何でも同じでしょ」と思ってた時期が一番危ない。ケーブルが増えると管理が崩れるので、型番を寄せるのが正解でした。
3) ポータブル電源は“必要な人だけ”買うほうが幸せ
スマホとライトだけなら、モバイルバッテリーで十分。
でも車中泊で扇風機や電気毛布に手を出した瞬間、世界が変わります。夜が快適だと翌日が別物。
- 小型で車中泊の入口にちょうどいい: EcoFlow RIVER 2
- 使い勝手で候補に入りやすい: BLUETTI EB3A
- “定番枠”として比較に出しやすい: Jackery Explorer 300
- 小型家電ちょい回しで便利: Anker PowerHouse 521
4) ソーラーは「夢を見すぎない」ほうがうまくいく
晴れてるからといって、毎回ガンガン充電できるわけじゃない。影、角度、温度、設置の手間…で現実に戻されます。
それでも使うなら“別体パネル”で割り切るのが良かった。
- まず比較に出るやつ: Jackery SolarSaga 100
- こちらも検討枠に入りやすい: Anker 625 Solar Panel (100W)
ライト編:ヘッドライトは「結局これ」になりやすい
夜の安心感はライトで決まります。逆にライトが微妙だと、トイレ行くのも嫌になる。これ、地味に重要。
1) 軽量&使いやすいヘッドライト(登山・UL寄り)
- 首にぶら下げても軽いのが正義: Nitecore NU25 / NU25 UL
- ミニマルに寄せたい時の候補: Nitecore NU20
夜明け前の撤収で Nitecore NU25 / NU25 UL を使った時、「軽いライトは行動が雑にならない」って妙に納得しました。頭が疲れてると、装備の重さがそのままミスに繋がるんですよ。
2) タフで信頼寄りのヘッドライト(キャンプ~登山まで)
- ハードに使っても安心感ある: Fenix HM61R
- 迷った時に候補に入る: Petzl ACTIK CORE
- 定番感が強い: Black Diamond Spot 400
3) “角ライト”系(手元作業が多い人に刺さる)
テント内で料理したり、車内で片付けたり。顔の向きと照らしたい場所がズレる時に楽でした。
- いろいろ出来て遊べる: Wurkkos HD15
- 価格と性能のバランスで候補: Sofirn HS40
4) ランタンは「明るさより、ちょうど良さ」
キャンプのランタンで一番ありがたいのは、眩しくない最低照度。
明るすぎると雰囲気も飛ぶし、虫も寄るし、目が疲れるんですよね。
- 小さくて持ち出しやすい: Goal Zero Lighthouse Micro
- 色味や演出まで含めて楽しい: BioLite AlpenGlow 500
- サブ照明として妙に便利: Goal Zero Crush Light
安全・通信編:ここは“使わないのが理想”だけど効く
電波がない場所って、想像より普通にあります。山でも、谷でも、林道でも。
僕は一度、連絡が取れない時間が長くて家族が心配してたことがあって、それで考えが変わりました。
- 単独行や圏外が多い人の候補: Garmin inReach Mini 2
調理ガジェット編:結局「風」と「手間」が敵
料理は楽しいけど、疲れてると“手間ゼロ”の価値が跳ね上がる。
それでもバーナーは選び方で体感が変わります。
- 風に強くて使いやすい: SOTO WindMaster (SOD-310)
- 家でも使ってしまう定番: SOTO レギュレーターストーブ ST-310
- 軽量登山の候補: MSR PocketRocket 2
- お湯を沸かすだけなら強い: Jetboil Flash
快適性ガジェット編:ここからは沼。でも効く
1) 眠りが変わると翌日が別物
寝袋やテントより先に、マットの快適さで世界が変わった派です。
朝の腰が痛くないだけで、山でもキャンプでも“余裕”が増える。
- 評判も含めて候補に上がりやすい: Therm-a-Rest NeoAir XLite NXT
2) コーヒー好きなら「軽い道具」だけ持つ
こだわり始めると荷物が増えるので、軽い・洗いやすい・壊れにくいに寄せました。
- これで十分だった: GSI Outdoors Ultralight Java Drip
“地味だけど”持っていく小物:結局ここが生存率を上げる
乾電池派か充電派か、議論は永遠に終わらないけど、僕は「予備を持てる設計」に落とした方が安心でした。
予備があると、行動が雑になっても復帰できる。
- 乾電池運用の定番枠: Eneloop 単3形 充電池
目的別:おすすめ“最低限セット”の組み方(実際こうしてる)
日帰り〜1泊(軽量・ミニマル)
- Nitecore NU25 / NU25 UL + Nitecore NB10000
これで「夜の行動」と「スマホ電池切れ」がだいたい消えます。
2〜3泊(標準)
- Petzl ACTIK CORE + INIU 20000mAh Power Bank
- 充電環境があるなら Anker 323 Charger (33W) を追加
“余裕”が出て、気持ちが荒れません。
車中泊(快適優先)
- EcoFlow RIVER 2(または BLUETTI EB3A)
- ライトは Goal Zero Lighthouse Micro か BioLite AlpenGlow 500
夜の“居心地”が変わります。車内は狭いぶん、灯りの質が直撃する。
よくある失敗(これだけ避ければ勝率が上がる)
- 充電できない原因がケーブルだった → Anker USB-C ケーブル (PowerLine/643など) を固定するとラク
- 明るすぎランタンで疲れる → Goal Zero Lighthouse Micro みたいに“ちょうど良さ”を優先
- ソーラーで全部まかなう夢を見る → Jackery SolarSaga 100 は補助と割り切ると平和
まとめ:ガジェットは「便利」より「戻ってこれる運用」
最後にもう一度だけ。アウトドアのガジェットは、尖った機能より“事故らない運用”が強い。
電源を Nitecore NB10000 や Anker 737 Power Bank (PowerCore 24K) で固めて、ライトを Nitecore NU25 / NU25 UL か Fenix HM61R に寄せる。そこまで整うと、あとは好みで沼っても大丈夫でした。

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