「ガジェットで仕事が速くなる」と聞くと、つい目立つ道具から買いたくなる。けど実感としては逆で、“詰まってる場所”を先に潰した人が勝つ。ぼくの場合、詰まりはだいたい3つだった。
①入力が遅い(キーボードとマウス)
②会議がしんどい(声が通らない・耳が疲れる)
③机が散らかる(配線と充電が地獄)
ここを順番に直したら、同じ仕事量なのに疲れ方が変わった。今日は、実際に使って良かったもの/合わなかったものも混ぜつつ、仕事がはかどるガジェットを“在宅・出社・外出”の3シーンで整理していく。
まず最初に:買う順番を間違えると、ガジェット沼で終わる
結論からいく。迷ったらこの順番。
- 入力(キーボード・マウス)
- 画面(モニター・アーム・ライト)
- 会議(マイク・ヘッドセット)
- 充電と配線(ハブ・充電器・ケーブル整理)
- 集中(ノイキャン・タイマー)
- 姿勢(昇降デスク・歩くやつ)
「なんか最近、集中できない」って人も多いけど、実は“集中”より前に、入力や配線が詰まってることがよくある。クリックが引っかかる、机が狭くて腕が置けない、ケーブルが邪魔でノートPCが斜めに置かれてる…こういう小さいストレスが積み重なるんだよね。
入力が変わると、仕事のスピードが露骨に上がる
キーボード:文章を書く人ほど元が取れる
最初に手が伸びたのはキーボードだった。打鍵感って趣味っぽく見えるけど、仕事だと“疲れにくさ”が効いてくる。
- しっかり集中して書く用に、HHKB Professional HYBRID Type-S
静かめで、夜でも気になりにくい。最初は配列で迷うけど、慣れると戻れないタイプ - 有線/シンプル運用なら、HHKB Professional Classic Type-S
“余計なものがない”って、仕事だと正義になる瞬間がある - しっとり系の打鍵で安定を求めるなら、REALFORCE R3
指が疲れにくい日が増える。地味だけど、地味が続くのが仕事 - 旧モデルも根強い、REALFORCE R2
“これで十分”って気分になりやすい - コスパと拡張性で遊べる、Keychron K8 Pro
ちょい重いけど、机に据え置くならむしろ安定 - 薄型で持ち運び寄り、Keychron K3
外出や出社で「同じ打ち心地を持って行きたい」人に刺さる - 会議と資料作りを無難にまとめるなら、Logicool MX Keys S
クセが少なく、誰にでもおすすめしやすい枠 - 手首がつらい人は、Logicool ERGO K860
合うとかなり楽。ただし机の奥行きは要る
ここでひとつだけ本音。高いキーボードを買っても、机が狭いと効果が薄い。だから次は“スペースを作る”方向に振った。
マウス:スクロールと切り替えが命
ブラウザ、スプレッドシート、PDF、Slack…行ったり来たりする仕事ならマウスの時短効果が分かりやすい。
- デスク用の王道、Logicool MX Master 3S
ホイールが気持ちいい。重めなので、軽いのが好きな人は注意 - 机が変わる人向け、Logicool MX Anywhere 3S
小さめで持ち運びやすい。出社と在宅を行き来するならこっちが楽だった
画面まわり:モニターは「増やす」より「置き方」が効く
モニターアーム:机が急に広くなるやつ
机の上って、意外と“空いてない”。モニター台の脚が場所を取ってたりする。アームにすると、下が空いてケーブルも整理しやすくなった。
- 安心して任せたいなら、Ergotron LX モニターアーム
動きが滑らかで、毎日の“ちょい調整”が苦じゃない - まず試すなら、Amazonベーシック モニターアーム
最初の一歩としては十分。合わなければ戻す判断もしやすい
モニター:作業の“見渡し”が変わる
4Kが必須とは限らないけど、資料を並べる仕事なら解像度とサイズは効く。
- バランスがいい定番、Dell U2720Q
映像も文字も扱いやすい - コスパ寄りの選択肢、LG 27UP850
“ちょうどいい”方向にまとまりやすい
モニターライト:目の疲れが減ると、夕方がラク
地味だけど効く。部屋の照明だけだと、画面との明暗差で目が疲れた。ライトバーを置いてから、夕方の集中切れが減った気がする。
- ちょい贅沢、BenQ ScreenBar Halo
背面ライトも含めて雰囲気が整う - シンプルにいくなら、BenQ ScreenBar
外出・出社:サブ画面が欲しい日に効くモバイルディスプレイ
外で作業すると、ウィンドウ切り替えが増えて地味に疲れる。そんなときは“持ち運べる2枚目”が強い。
- 定番の持ち運び枠、ASUS ZenScreen MB16AC
- 軽さと相性で候補になる、LG gram +view
会議が多い人は「マイクから」変えるとストレスが減る
会議って、資料より“音”が原因で疲れることがある。聞き返しが増えるとテンションも下がるし、地味に時間も溶ける。
USBマイク:声が通るだけで評価が上がる(気がする)
- 設定がラクで使いやすい、Elgato Wave:3
デスクに置いても邪魔になりにくいのが好き - とりあえず有名どころ、Blue Yeti
ちょっと場所を取るので机が狭い人は注意 - クリア寄りの選択肢、Audio-Technica AT2020USB-X
ヘッドセット:声を拾う&耳が疲れにくいのは正義
- ビジネス寄りで堅実、Jabra Evolve2 65
会議が多い日はこういうのが結局ラク - 開放感が欲しいなら、Shokz OpenComm2
耳を塞がない安心感がある。周囲の音も必要な環境だと助かる
集中:ノイキャンとタイマーは「気合いをやめる」ための道具
ノイズキャンセリング:環境音を切ると、思考のノイズも減る
在宅で家族の生活音がある人、カフェ作業が多い人は特に差が出る。
- 王道の安心感、Sony WH-1000XM5
長時間でもいける日が多い - 低音と没入で選ぶなら、Bose QuietComfort Ultra Headphones
- イヤホン派の強い味方、Apple AirPods Pro (第2世代)
外出が多いなら、結局これを使う日が増えた
タイマー:始めるためのスイッチを外付けする
ポモドーロって、頭では分かってても続かない。だから“物理”に頼った。
- 視覚で時間が見える、Time Timer
「あと何分か」が直感で分かるのが強い - 机の上で主張しすぎない、TickTime ポモドーロタイマー
触る→始まる、が良かった
充電と配線:ここを整えると、毎日の“探す時間”が消える
机が散らかる原因の半分はケーブルだった。充電器が足りない、端子が合わない、ケーブルが短い。これで地味に集中が切れる。
ドック/ハブ:接続のストレスが減る
- ガッツリまとめるなら、CalDigit TS4
ケーブル1本で帰ってくる感じが快い - まずは必要十分、UGREEN USB-C ハブ
- 選択肢が多い定番、Anker USB-C ハブ
充電器:出社バッグに“同じ構成”を作るとラク
- 日常のベースに、Anker 735 Charger (GaNPrime 65W)
- まとめて給電したいなら、Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)
モバイルバッテリー/ケーブル:持ち歩きの安心は作れる
- 軽めで使いやすい、Anker PowerCore 10000
- ケーブルは迷ったらこれでいい枠、Anker PowerLine USB-C ケーブル
配線整理:完璧を目指さないのがコツ
- 机の裏に逃がすなら、エレコム ケーブルトレー
- とりあえず固定するなら、3M ケーブルクリップ
ここが整うと、机の上が“作業場”に戻る。気分の話に見えるけど、気分って仕事の速度に直結するから侮れない。
ノートPC派の小ワザ:スタンドで首と肩が助かる
ノートPCを直置きしてた頃、夕方の肩が固まってた。目線が下がるのが原因だったっぽい。スタンドにして外付け入力に寄せると、負担が減った。
- 安定の金属系、Lamicall ノートPCスタンド
- 薄く持ち運びたいなら、MOFT ノートPCスタンド
在宅が長い人:姿勢と運動は“ガジェットでサボれる”ほうが続く
正直、運動は続かない。だから仕組みに寄せた。
- 立ち作業を混ぜるなら、FlexiSpot E7
- もう少し選択肢を見たいなら、FlexiSpot E8
- 歩くやつを入れるなら、WalkingPad R1 Pro
昇降デスクは「立って仕事するぞ!」より、「午後の眠気が来たら10分立つ」くらいが現実的だった。歩くのも同じで、会議のときにちょっと動くだけでも違う。
情報の逃げ道:メモとストレージが整うと、焦りが減る
締切前に限って、ファイルが見つからない。こういう事故が一番ダメージ大きい。
- 書くことに集中できる端末、KingJim ポメラ DM250
“文章だけ”に逃げられるのが助かる日がある - 外付けSSDの定番、SanDisk Extreme Portable SSD
- 耐久寄りで安心感がある、Samsung T7 Shield
迷った人向け:シーン別のおすすめ組み合わせ
在宅メイン(疲れにくさ優先)
出社と在宅のハイブリッド(持ち運びと切替)
- Keychron K3 + Logicool MX Anywhere 3S
- Anker 735 Charger (GaNPrime 65W) + Anker PowerLine USB-C ケーブル
- 周囲がうるさいなら Apple AirPods Pro (第2世代)
外出多め(軽さとサブ画面)
最後に:仕事ガジェットは「派手さ」より、毎日ぶつかるストレスから選ぶ
一番効いたのは、意外と高級ガジェットじゃない。
机の裏にケーブルを逃がすための エレコム ケーブルトレー と、固定する 3M ケーブルクリップ だったりする。
その上で、入力の核に HHKB Professional HYBRID Type-S や REALFORCE R3 を置くと、ようやく“道具の力”が出てくる感じ。
もし一個だけ買うなら、たぶん Logicool MX Anywhere 3S。机が変わっても仕事の手触りが変わりにくい。こういう安定って、結局いちばん強いんだよね。

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