ガーミンでNMEA0183をつなぐ:配線・設定で詰まらないための実践メモ(GPSMAP/AIS/VHF/アンテナ編)

「ガーミン nmea0183」で調べている人って、だいたい“今まさに繋がらない”か、“買う前に対応を確かめたい”のどっちかです。で、現場(というか配線机の上)で一番ややこしいのが、**ボーレート(4800/38400)**と、**Tx/Rx+A/B(+/-)**の取り回し。ここが噛み合うだけで、驚くほどスッと動きます。 (ガーミンサポート)


まず、この記事でよく出てくる“ガーミン×NMEA0183”の定番セット

  • チャートプロッター: GPSMAP 1222xsv / GPSMAP 1222xsv Touch
    → これ系は NMEA 0183対応が仕様として前提になっていて、AISやVHFともまとめやすいです。 (Garmin Japan)
  • AIS: AIS 800
    NMEA 2000/0183接続が売り文句としてハッキリ出ています。 (Garmin Japan)
  • VHF: VHF 215i
    → NMEA 0183でDSCやAIS情報をチャートプロッター側へ渡す話がマニュアルに出てきます。 (Garmin)
  • GPSアンテナ: GPS 24xd HVS
    NMEA 0183で位置情報を出すアンテナ。速度や出力レートの癖があるので後で触れます。 (Garmin Japan)

「とりあえず GPSMAP 1222xsvVHF 215iAIS 800 を入れたい」みたいなケース、まさに“ガーミン nmea0183”の王道です。


つながらない原因の8割:4800と38400が混ざってる

NMEA 0183って、ざっくり 480038400の2択で考えると楽です。
Garminのサポートでも、VHFは4800、AISは38400の使い分けが前提として説明されています。 (ガーミンサポート)

ここでありがちな流れがこれ。

  • VHF 215i(4800想定)をつないだらOK
  • そのままの設定で AIS 800 を足す
  • AISターゲットだけ来ない/文字化け/そもそも無反応
  • 「配線かな?」って疑うんだけど、実は速度が違う

速度が違うと、いくら線を差し替えても黙ったままです。ここは割り切って、機器ごとに“どっち速度で話すのか”を最初にメモるのが近道。


配線で迷うところ:Tx/RxとA/B(+/-)を一回だけ整理

Garminチャートプロッター側の説明で助かるのが、「Rxは1台、Txは最大3台まで並列OK」みたいなガイドです。 (Garmin)
このルールを知らないと、ケーブル束が一気にカオスになります。

ざっくりの考え方(頭の中の図)

  • 送る側(Talker)の Tx → 受ける側(Listener)の Rx
  • しかもNMEA 0183はA/B(+/-)がある
  • 電源アースは共通にする、みたいな注意も出ます (Garmin)

そして、Garminの資料だと **NMEA 0183 Rx/A(In +)、Rx/B(In -)、Tx/B(Out -)**みたいに色まで書いてあることがあります。ここを見ながら合わせるのが一番ミスが減ります。 (Garmin)

「A/Bどっちだっけ?」で悩む時間がいちばん無駄なので、配線するときは“相手側のTx/Rx表示”も必ず確認。これだけで、半分は解決します。 (Garmin)


机の上で一度やると楽:ケーブルと変換機で“出口”を作る

配線が追いにくいときは、まず“出口(取り込み先)”を作ると整理しやすいです。例えばPCへ入れてログを見るやり方。

  • USBでPCに入れたい: USG-2 / USG-1-422
    → USBをNMEA 0183のシリアルに変換する製品として説明されています。 (Actisense)
  • もっと軽い変換で済ませたい: HR12
    → 小型USBアダプタで、NMEA 0183準拠として紹介されています。 (Noland Eng)
  • 0183機器が複数あってごちゃつく: MiniPlex-3
    → NMEA 0183のマルチプレクサ(複数入力まとめ)系として説明があります。 (ShipModul)

「いきなり船内で本結線」より、机の上で USG-2 とか HR12 を噛ませて、データが流れているのを確認してから戻す。これ、遠回りに見えて最短です。


AIS/旧装備が混在するなら:NMEA2000⇄0183の“橋渡し”も候補

「NMEA 2000はあるけど、古いNMEA 0183機器も残したい」みたいなケースは本当に多いです。そこで出てくるのがゲートウェイ。

  • NMEA2000⇄0183の定番: NGW-1
    → 0183と2000を相互変換する、と明記されています。 (Actisense)
  • 0183側を細かく触りたい: YDNG-03
    → AISやオートパイロットも含めて双方向変換、の説明があります。 (yachtd.com)

“どのセンテンスを流すか”や“速度をどうするか”は機器の相性が出るので、ゲートウェイを入れると切り分けがやりやすいのが正直なところです。


スマホで見たい人向け:Wi-Fiゲートウェイという逃げ道

配線自体はできたけど、「表示はスマホでいい」ってケースもあります。そこで候補になるのがWi-Fiゲートウェイ。

  • 0183をWi-Fiへ: YDWN-02
    → NMEA 0183データをPCやスマホで見られる、という説明が出ています。 (yachtd.com)

配線の量が減るわけじゃないんだけど、表示側の自由度が上がるので「最終的にどう見たいか」で効いてきます。


ここで一回、GPS 24xd HVSの“癖”だけ押さえる

GPS 24xd HVS は便利なんですが、初期状態の仕様がちょっと攻めてます。
技術仕様として デフォルト38400baud、出力レート10Hz、必要なら抵抗で 4800baudや1Hzに制限できる…という説明が出ています。 (Garmin)

VHFや古い機器に入れるつもりなら、ここを見落とすと「なんで来ない?」になりがち。AIS寄りなら38400のままが気持ちいい、みたいな場面もあります。


“ガーミン nmea0183”で検索した人が最後に詰まる小ネタ集

1) まずは純正ケーブル問題

GarminのFAQで、NMEA 0183用途のケーブルとして 010-11131-00 が挙げられています(ただしmini-USB接続の制約も書かれています)。 (ガーミンサポート)

音声出力も絡むなら 010-12852-00。ピン配列の説明まで出ているので助かります。 (ガーミン)

2) “NMEA 0183 Power/Data Cable”で探す人も多い

Amazonにそのままの名前で出てくることがあります。探すときは NMEA 0183 Power/Data Cable で引くと早いです。 (Amazon)

3) ハンディ機でNMEAを出したいなら

GPSMAP 78sc は仕様に「NMEA 0183と互換」と出ています。ついでにケーブル品番の導線まであるので、記事内で触れると検索流入が増えやすいタイプ。 (Garmin Japan)


つながらない時のチェック順(体感で効く順)

  1. 速度はどっち?(4800/38400)まずここ (ガーミンサポート)
  2. Tx→Rxが逆になってない?(思った以上にある) (Garmin)
  3. A/B(+/-)の組み合わせが揃ってる?(色で確認) (Garmin)
  4. 共通アースの注意、並列台数の注意を守れてる? (Garmin)
  5. データが見えないなら、USG-2HR12 で“見える化” (Actisense)

焦って結線を全部やり直すより、「どこまで来てるか」を1個ずつ潰す方が結果的に早いです。


どれを買い足す?目的別に“刺さりやすい”候補だけ置いておく


おまけ:大型画面派ならGPSMAP 84xxも記事に混ぜやすい

「配線と設定の話」って、読者が見てる機種がバラバラなので、関連製品として自然に差し込めます。


「ガーミン nmea0183」で迷うポイントは、結局のところ“速度”と“配線の向き”に集約されます。ここだけ先に潰して、必要なら 010-11131-00010-12852-00 みたいなケーブルで整理していく。
地味だけど、この順番が一番ストレスが少なかったです。

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