「ガーミン 無酸素運動」で調べる人って、だいたい同じ壁に当たります。
インターバルを頑張ったのに、Garmin Connectで無酸素がほぼゼロ。負荷バランスも“無酸素不足”。ちょっと凹むやつです。
結論からいきます。ガーミンでいう“無酸素”は、筋トレの種目名みたいな意味じゃなくて、短い高強度を繰り返した時の刺激を「無酸素トレーニング効果(Anaerobic)」として見ている感じ。ここが噛み合うと、数値はちゃんと伸びます。
この記事では、無酸素が出ない原因を潰しつつ、実際に無酸素を取りにいくワークアウトと、相性のいいデバイス・センサーをまとめます。製品名からそのまま探せるように、全部広告URLにしてあります。
ガーミンの「無酸素運動」って結局なに?(無酸素トレーニング効果の正体)
ガーミンでよく出てくるのが「トレーニング効果」→「有酸素/無酸素」の表示。
この“無酸素”は、短時間の全力に近い動きが入ったかどうかを、心拍やスピード(自転車ならパワー)から推定して評価するイメージです。
だから、同じキツさでも
- ずっと一定ペースで追い込む(きついけど単調)
- 30秒〜2分の強烈な上げ下げを作る(きつさの波が大きい)
この2つだと、後者のほうが無酸素トレーニング効果が乗りやすい傾向があります。
まず確認:無酸素が「出ない」あるある原因チェック
無酸素が伸びないとき、トレーニングが足りないより先に、計測と設定で損してるパターンが多いです。
1) 心拍がズレてる(光学心拍の落とし穴)
冬の乾燥、汗が少ない、バンドが緩い、骨に当たる…このへんで光学心拍が暴れます。
インターバルで「上げたはずなのに心拍が付いてこない」グラフだと、無酸素も乗りにくい。
対策の定番は胸ストラップ。体験談としても「これで別物になった」が多いです。
2) 心拍ゾーンや最大心拍が合ってない
ゾーン設定がズレると、「高強度のつもりが、デバイス的にはそこまで高くない」判定になりがち。
“無酸素不足”が続く人ほど、一度ここを疑ったほうがいいです。
- 設定の最大心拍が低すぎる → すぐMAX判定になって逆に変
- 設定の最大心拍が高すぎる → いつまでも高強度にならない
測り直すと、いきなり表示が変わることもあります。
3) インターバルの「長さ」が噛み合ってない
無酸素を取りに行くなら、短めが強いです。
5分全力×3本みたいなメニュー、きついのに無酸素が伸びないことがあります(高強度有酸素寄りに寄る感じ)。
逆に、10秒だけの全力を少し…だと刺激が短すぎて評価が乗り切らないことも。
狙うなら「10〜120秒の高強度」を軸にすると組みやすいです。
4) 自転車は「パワー」があると話が早い
サイクリングで無酸素を安定させたいなら、パワーメーターが強い味方。
体感よりも「出力の波」をきれいに作れるので、無酸素狙いの練習が組みやすくなります。
無酸素を増やすワークアウト例(ラン・バイク)
ここからが本題。実際に「無酸素トレーニング効果」を狙うメニューです。
コツは、上げる区間を“気持ちよく全力寄り”にすること、そして回復を挟むこと。
ラン:30秒×8本(無酸素を取りにいく王道)
- 10〜15分アップ
- 30秒:かなり強め(フォームが崩れないギリギリ)
- 2分:ゆっくりジョグで回復
- これを8本
- 10分ダウン
“30秒だけ頑張る”のに慣れてないと最初は空回りしがちです。
あるあるは「最初の2本で出し切って、後半はただ苦しいだけ」。それなら本数を6に減らして、質を上げたほうが数字も伸びやすい印象です。
ラン:坂ダッシュ(数字が乗りやすい)
- 8〜12秒:坂を全力に近い強度で
- 2〜3分:完全回復レベルで歩き
- 6〜10本
平地よりも出力が上がりやすく、短時間でも刺激が入りやすい。
「平地の全力って出し切れないんだよな…」という人にハマります。
バイク:1分オン/2分オフ×10本
- 15分アップ
- 1分:強烈(ケイデンスは無理に上げすぎない)
- 2分:軽く回す
- 10本
- 10分ダウン
パワーメーターがあると、オン区間を同じ強度で揃えやすいです。
「今日は無酸素を取る日」って決めて、波をはっきり作ると結果が出やすい。
室内:ローラーで無酸素を作る(再現性が高い)
外だと信号や交通で途切れます。室内は単純に強い。
「無酸素が出ない」を検証するのにも向いていて、条件を揃えて試せます。ここ、地味に便利です。
“無酸素不足”が出たときの考え方(追い込みすぎより配分)
負荷バランスで“無酸素不足”が出ると、「もっと頑張らなきゃ」となりがち。
でも、いきなり無酸素だけ盛ると故障の確率が上がります。
やり方としてはこんな感じが落ち着きます。
- 週1回:無酸素狙い(短いインターバル)
- 週1回:テンポ〜閾値(高強度有酸素寄り)
- 残り:ゆっくり(低強度有酸素)
この配分にすると、ガーミン側の表示も整いやすいです。数字を追いかけすぎないのがコツ。
体験ベースで多い「失敗→改善」パターン3つ
ここは実際に起きがちな話を、ケースとしてまとめます(よくある例です)。
ケース1:インターバルしたのに無酸素が0.0付近
だいたい心拍が追いついてないやつ。
特に寒い日、光学心拍が遅れて“上げた区間”が低く見えてしまいます。
改善の順番はシンプルで、
- 胸ストラップを使う
- アップを長めにして体温を上げる
- 30〜60秒のオン区間を作る
この3点でガラッと変わることが多いです。
ケース2:筋トレで追い込んだのに無酸素が伸びない
筋トレって無酸素っぽいのに、ガーミンの“無酸素”とは噛み合わないことがあります。
理由は単純で、ガーミンの判定は「短時間高強度の波」を作ったかが中心だから。
筋トレの日に無酸素も取りたいなら、最後に
- エアロバイク 20秒全力+100秒軽め×6
みたいな“波”を追加すると数字が乗ることがあります。
ケース3:自転車で無酸素を狙うと脚が終わるだけ
外走行だと、オンの強度がブレます。
風、登り、ストップ&ゴーで、意外と一定にできません。
ここは
- 室内ローラーで再現性を上げる
- パワーメーターでオン区間を揃える
どちらかを入れると、練習の質が上がりやすいです。
無酸素を管理しやすいガーミン機種・周辺機器(目的別)
「無酸素を見たい」なら、トレーニング効果や負荷系が見やすいモデルを選ぶと迷いが減ります。ここからは用途別。
走る人:まずはここ(コスパ〜本気)
- ガーミン Forerunner 165(最初の1本。数字を気にし始めた人向け)
- ガーミン Forerunner 165 Music(音楽ありで気分が変わる)
- ガーミン Forerunner 265(インターバルもやるなら候補)
- ガーミン Forerunner 965(トレーニングをがっつり組む人向け)
「過去モデルでもいい」派ならこのへんも選択肢になります。
ランも山も:タフに使うなら
- ガーミン fēnix 7(何でもやる枠)
- ガーミン fēnix 7 Pro(新しめで選びたい人に)
- ガーミン fēnix 7 Sapphire Dual Power(ロマン枠。長く使う前提なら)
- ガーミン epix Pro (Gen 2)(画面の見やすさで満足しがち)
- ガーミン epix (Gen 2)
- ガーミン Enduro 2
- ガーミン Instinct 2
普段使いも混ぜたいなら、
- ガーミン Venu 3
みたいな方向もありです。トレーニング特化とは別の良さがあります。
自転車:無酸素を“狙って”作るならEdge
バイクで無酸素を狙うときは、画面が大きいほど管理がラク。
あと、ボタン操作の安心感も地味に効きます。
予算を抑えつつ始めるなら、このへんも候補。
地味だけど効く:センサー類(精度と再現性が上がる)
スピードが安定すると、練習の“波”も作りやすい。
屋内トレやGPSがブレる環境だと特に効きます。
よくある質問(FAQ)
Q. 「無酸素運動」をしたいなら、筋トレだけでOK?
目的次第です。筋トレは筋トレで価値があります。
ただ、ガーミンの“無酸素トレーニング効果”を上げたいなら、短時間の高強度を繰り返す動きをどこかで作るほうが反映されやすいです。
Q. 無酸素を増やすと、有酸素が落ちる?
いきなり無酸素ばかりやると、疲労が溜まって有酸素の練習が崩れることはあります。
週1回だけ無酸素を入れて、残りはゆっくり積む。これがいちばん事故りにくいです。
Q. 無酸素の数値、毎回狙って出すべき?
毎回は狙わないほうが長続きします。
“狙う日”と“育てる日(低強度)”を分けると、数字も体も整いやすいです。
まとめ:無酸素が出ないなら、まず「波」と「心拍」を揃える
無酸素が伸びないときは、気合いより順番があります。
- 心拍が正しく取れてるか(胸ストラップが手堅い)
- 10〜120秒の高強度で“波”を作れてるか
- 自転車ならパワーや室内で再現性を上げられるか
この3点を揃えると、ガーミンの無酸素トレーニング効果はちゃんと反応してきます。
あとは「週1だけ無酸素を取りにいく」くらいの温度感で続けると、負荷バランスの“無酸素不足”も自然に埋まっていきます。

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