陸上でガーミンを使うとき、いちばん効くのは「トラック練習で迷いが消えること」だと思っています。ロードだとGPSのブレを“なんとなく”で飲み込めても、競技場は400mがきっちりしているぶん、ズレが気になりやすいんですよね。そこをちゃんと整えると、練習の質が一段上がります。
この記事では、競技場メインの陸上練習を想定して、ガーミンの使い方・選び方を体験ベースでまとめます。製品は多めに出します。自分の練習に近いところだけ拾ってOKです。
まず結論:陸上で使うなら「トラックのラップ管理」と「インターバル操作性」が命
陸上練習は、ジョグよりも 400m・1000mの反復、レストの管理、ラップの見やすさが支配的です。
だから選ぶ軸もシンプルで、
- 競技場でラップが取りやすい(押しやすいボタン・画面の見やすさ)
- インターバル設定がラク(練習中の操作が少ない)
- 心拍やフォーム指標で“やり過ぎ”を抑えられる(故障予防)
この3つが揃うと、ガーミンが「記録係」から「練習の司令塔」になります。
競技場でのリアル体験:400mが安定すると、練習が急に楽になる
体験1:400m×10が“同じ練習”になった
以前はスマホ計測や適当な時計で回していて、同じ400m×10でも「今日は速かったのか、GPSが甘かったのか」みたいな日が混ざってました。
でもガーミンでラップを安定させると、速い・キツい・余裕の判定が明瞭になります。断言すると、ここが整うだけで練習が続きやすい。理由は、毎回の結果が比較できるからです。
トラック練習に入りやすいランニングウォッチだと、たとえば Garmin Forerunner 165 や Garmin Forerunner 265 のようなForerunner系が素直に使いやすい印象でした。
体験2:1000m×5の“レスト管理”が雑だと、後半が崩れる
1000m反復って、ペースそのものより「レストで回復しきれてないのに出てしまう」事故が起きがちです。
ここで役に立つのが、インターバルを時計に入れておく運用。レストの残り時間が見えるだけで、落ち着きます。
この手の操作は、ボタンの押しやすさも効いてきます。私は競技場で汗だくだとタッチ操作が雑になりがちで、結局ボタン派になりました。ボタン操作の感触は Garmin Forerunner 255 あたりでも十分戦えます。
目的別:陸上でのおすすめガーミン(短距離〜長距離まで)
学生・部活の「最初の1本」なら
理由は単純で、余計なことを考えずに「ラップ・心拍・インターバル」を回せるから。補足すると、練習の精度は“高機能”より“毎回ちゃんと使う”が勝ちやすいです。
競技場+ロードもやる中級者なら
陸上って、トラック練習の日とロードの日が混ざると管理が面倒になります。ここをガーミンに寄せると、週間の流れが作りやすいんですよね。
走り込み多め・大会も狙うなら(“迷子になりにくい”上位機)
上位機は「機能が増える」のが価値というより、疲労や負荷の把握がやりやすくなるのがありがたいです。やり過ぎを止められると、結局伸びます。
競技場以外のクロストレ・登山も混ぜたいなら(時計を“全部入り”に)
陸上だけならForerunnerが基本線だけど、生活・趣味までまとめたい人にはこっちの方向もハマります。補足すると、時計を分けないほうがログが散らからないので、意外と続きます。
見た目も大事、普段使い寄りなら
「陸上練習のときだけ時計つける」だと忘れがちなので、普段から装着できるのは強いです。地味だけど効きます。
陸上練習で伸びる使い方:ガーミンを“メニューの台本”にする
よく使う練習テンプレ(そのまま時計に入れる)
実際に回しやすかったのはこの3つでした。時計に入れておくと、練習中に考える量が減ります。
- 400m×10(レスト200mジョグ or 90秒)
- 1000m×5(レスト2〜3分)
- 200m×12(レスト200mウォーク/ジョグ)
ここに心拍や体感を添えると、次回の“狙い”が作れます。私は「前半突っ込みすぎる癖」が数字で出て、そこから安定しました。
心拍計を足すと、同じ練習でも“再現性”が上がる
トラックって気合で押し切れちゃう分、気づいたら負荷が跳ねていることがあります。
そこを抑えるなら、胸ストラップ心拍計が効きました。理由は、手首心拍より反応が速くて、インターバルの上下が見えやすいから。
「今日は上げる日」「今日は抑える日」が割り切れると、故障しにくくなりました。感覚が鋭い人でも、疲れてる日は判断が甘くなるので、そこを機械に任せる感じです。
フォーム改善を狙うなら:ランニングダイナミクス系が地味に効く
ピッチや接地時間みたいな指標って、最初は「ふーん」なんですが、ある日突然役に立ちます。
私の場合は、疲れてくるとピッチが落ちて接地が長くなる癖がはっきり出て、そこから“後半の粘り”を作る練習に繋がりました。
胸ストラップ派なら Garmin HRM-Pro Plus 側でまとめるのも手です。荷物が減ると練習が雑になりにくいので、ここも意外と重要でした。
練習ログの見返しは「Garmin Connect」で十分回る
陸上は、データを“見すぎる”と逆に迷います。私は、
1週間単位で「反復の出来」「疲労感」「次の狙い」だけ見て、細部は深追いしないようにしています。
そして気分転換にウォッチフェイスを変えたくなる日がある。そんなとき用に名前だけ置いておきます。
よくある疑問(陸上×ガーミン)
Q. 陸上部の短距離でもガーミンって必要?
必要かどうかで言うと、必須ではないです。ただ、反復の管理と疲労の見える化は短距離でも効きます。
短距離ほど「今日は神ってる」みたいな日があって、やり過ぎやすいんですよね。そこで心拍やラップを置くと冷静になります。まずは Garmin Forerunner 55 あたりから入るのが現実的でした。
Q. 競技場練習だと、どのモデルが一番無難?
迷ったら Garmin Forerunner 265。
理由は、陸上のトラック練習だけでなく、ロード・ジョグ・大会まで丸く対応しやすいからです。より上を狙う人は Garmin Forerunner 965/Garmin Forerunner 970 に寄せると、練習の組み立てが楽になります。
Q. 心拍計って結局いる?
“絶対”ではないけど、インターバル中心なら効果は出やすいです。
私は Garmin HRM-Pro Plus を足したタイミングで、レストの使い方が上手くなって、同じメニューでも後半が崩れにくくなりました。ストラップが苦手なら Garmin HRM-Dual みたいな選択肢もあります。
まとめ:陸上でガーミンを活かすコツは「正確さ」より「迷わない運用」
陸上練習は、細かいズレよりも「毎回同じ条件で回せること」が効きます。
まずは時計でラップとレストを固定する。次に心拍でやり過ぎを止める。余裕が出たらフォーム指標も拾う。これだけで、トラック練習が急に“積み上がる”感覚になります。
最初の1本なら Garmin Forerunner 165、迷ったら Garmin Forerunner 265。
走り込み多めなら Garmin Forerunner 965/Garmin Forerunner 970 に寄せると、練習の芯が太くなります。

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