スマホの録音って、最初は「内蔵マイクで十分でしょ」と思ってたんですよ。会議のメモ、講義の復習、家族のちょっとした会話、外でのアイデアメモ。ところがいざ聞き返すと、肝心の声が遠い。机の振動音だけ元気。風の音が主役。で、気づいたら録音まわりの小物が増えていって、いまは完全に“録音が趣味”みたいになっています。ここでは、私がスマホ録音で使ってきた(あるいは気になって調べて「これなら外しにくいな」と思った)機材を、かなり主観でまとめます。正解は人それぞれなんですけど、「結局、声を近くで拾うのが最強」という結論だけはブレません。
まずワイヤレスの世界。スマホで“ちゃんとした音”に一気に寄せたいなら、ワイヤレスマイクは分かりやすく効きます。最初に触ったとき「え、もうこれでいいじゃん」ってなりがちなのが DJI Mic みたいな定番セット。送信機・受信機が揃ってて、撮影・録音の流れが作りやすいのが助かります。後継の DJI Mic 2 は名前だけで気になってしまうやつで、私は「最初からこっちにしとけば…」となる未来を想像して何度もページを開きました。さらに小型で軽さに振ってきた雰囲気の DJI Mic Mini みたいな選択肢が出てくると、もう「持ち歩き録音」が捗りそうで怖い。録音趣味って、軽さが正義なんですよね。
RODEのワイヤレス系も、なんだかんだで安心感がある気がして見ちゃいます。例えば RODE Wireless GO II は“よく名前を聞くやつ”枠として強いし、よりシンプル寄りの RODE Wireless ME は「難しいこと考えず録りたい」気分の日に刺さります。私は設定を詰めるのも嫌いじゃないんですが、外で急に録るときって、だいたい時間がない。そういうとき“迷う余地が少ない”道具はえらいです。
ワイヤレスでコスパ感を探すと、Hollylandが目に入ってくることが増えました。Hollyland Lark M1 とか、名前を見かけるだけで「これで十分なんじゃ…?」って思わせてくるのが強い。新しめの Hollyland Lark M2 も含めて、ワイヤレスって結局“自分の運用”に合うかが大事で、私は「ケースに全部入ってて、出してすぐ使える」系に弱いです。気合いで毎回ケーブル差すの、続かないんですよね。
一方で、有線ピンマイクも侮れません。むしろ「とにかく声を近くで拾う」を最短で叶えるなら、有線ピンマイクは素直で強い。私が“最初の一本”としてよく見かけたのは BOYA BY-M1 みたいなタイプ。安いから試しやすいし、失敗しても学びになる。似た系統でワイヤレス寄りの空気を感じる BOYA BY-WM3T2 も気になるし、ざっくり探すなら BOYA MIC で検索して眺めるだけでも楽しいです(沼の入口)。
「スマホに直接つけるマイク」ってジャンルもあって、ここは趣味っぽさが一気に上がります。例えば SHURE MV88+ みたいな“それっぽい音がしそう”な製品を見ると、もう所有欲が騒ぎます。USB-C派なら Shure MV88 USB-C が刺さる人も多いはず。私はこの手のマイクを見ると「旅行で街の環境音を録って、あとでBGMみたいに流したい」みたいな妄想が始まって、結果、買わないのに時間だけ溶けます。
スマホ直挿し系で気になるのがRODEの小型マイク。RODE VideoMic Me-L とか、いかにも“iPhoneに合いそう”な雰囲気で、日常の動画も音が良くなるとテンションが上がるんですよね。USB-C側なら RODE VideoMic Me-C を見て「端子の違い、ほんと面倒だけど大事…」って思い出すやつです。
ピンマイクをもう少し“ちゃんと”した方向で考えるなら、ラベリア(襟元マイク)も候補が増えてきます。私は“細いケーブルの取り回し”が苦手なので迷うんですが、音を優先する気分の日は Shure MVL みたいな定番が気になりますし、RODE派なら RODE Lavalier GO の安心感も分かる。録音って、結局「声を近くで録る」か「後処理で頑張る」かなんですけど、私は後処理をサボりたいので前者に寄りがちです。
それでも「スマホだけだと不安」「本番は別機材で録って、スマホはバックアップにしたい」ってなると、ハンディレコーダーが視野に入ります。私は“機材っぽい機材”が好きなので、ここは完全に趣味です。エントリーなら ZOOM H1n を眺めてニヤニヤしがちで、もう少し「環境音も立体っぽく録りたい」みたいな妄想が出ると ZOOM H2n に目が行きます。さらに“現場感”が欲しくなると ZOOM H4n Pro とか見て、「これ買ったら急に自分が玄人になった気がしそう」っていう危険な発想になります。
TASCAMも良い意味で“実用品”の匂いがして、私は好きです。シンプル運用のイメージで TASCAM DR-05X を候補に入れたり、角度調整や現場の自由度を想像して TASCAM DR-07X を見たり、ちょっと欲張って TASCAM DR-40X を眺めて「使いこなせるのか?」って自問したり。こういう迷いが一番楽しいまであります。
「スマホ録音」って言いながら、ICレコーダーに逃げるのも現実的です。私は昔ながらの安心感で SONY ICD-UX570F みたいなのもチェックします。スマホは通知や着信で集中が切れることがあるけど、専用機は“録音だけに集中できる”のが強い。あと、家族に渡しても説明がラクなことが多いです(ここ、地味に大事)。
そして、沼を加速させるのが変換アダプタと小物類。スマホは端子がバラバラで、これが録音のストレスになります。iPhoneで3.5mmを使うなら Apple Lightning – 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ が定番だし、USB-C派なら Apple USB-C – 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ があるだけで選択肢が増えます。TRRS/TRSの沼(スマホ用とカメラ用で端子の規格が違うやつ)に足を突っ込むと、RODE SC3 TRRS-TRSアダプター や RODE SC4 TRS-TRRSアダプター みたいな“地味だけど命綱”にお世話になることがあります。私は一度これでハマって、録音が無音になって絶望したことがあるので、小物の重要性をやたら語りたくなります。
あと、意外と効くのが三脚。録音って「スマホをどこに置くか」で音が変わるんですよ。机に直置きだと振動音が入ったりするので、スマホを少し浮かせて固定するだけで聞きやすくなることがある。雑に使うなら Ulanzi スマホ三脚 みたいなのが気軽で、ミニ三脚の定番枠として Manfrotto PIXI スマホ三脚 を見ると「道具としての安心感ってこういうこと…」ってなります。
屋外録音で絶対に忘れちゃいけないのが風対策。マイクに風が当たると、せっかくの声が台無しになることがあるので、私は最初に失敗してからずっと気にするようになりました。ウィンドジャマー(デッドキャット) ピンマイク用 みたいな小物って、存在が地味すぎて後回しにしがちなんですけど、録音の満足度に直結します。あと「もう少し距離を取りたい」ってときの スマホ用 マイク延長ケーブル 3.5mm も、あると地味に助かるタイプ。こういうのって、必要になった瞬間に「なんで持ってないんだ!」ってなるんですよね。
じゃあ結局、何を買えばいいの?って聞かれたら、私は超アマチュアな答えをします。「自分が“面倒くさがらずに毎回使える形”を選んだほうが勝ち」です。ワイヤレスが向く人は、ケースから出してすぐ使える DJI Mic や RODE Wireless ME みたいな方向が幸せになりやすい。とにかく安く試したい人は BOYA BY-M1 で「声を近くで拾う」を体感してみる。外での収録が多いなら、風対策で ウィンドジャマー(デッドキャット) ピンマイク用 みたいな地味装備をちゃんと揃える。真面目な本番ならスマホ+専用機の二段構えで TASCAM DR-05X や ZOOM H1n をバックアップにする。録音って失敗したら取り返しがつかない場面があるので、「保険を買う」感覚が意外と大事です。
最後に、私が録音で毎回やってる“しょぼいけど効く”コツを置いておきます。録音は距離が命なので、ピンマイクなら口元から近く、スマホ直置きならできるだけ話者に近く。机に置くなら三脚で浮かせる(私は Manfrotto PIXI スマホ三脚 みたいな“置き場を作る”道具が好き)。屋外は風が敵なので、迷ったら ウィンドジャマー(デッドキャット) ピンマイク用 を付ける。端子の違いで沼ったら、アダプタをケチらずに Apple USB-C – 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ や RODE SC4 TRS-TRRSアダプター をちゃんと揃える。これだけで、録音の成功率が目に見えて上がりました。正直、私みたいな素人でも差が分かるレベルです。
スマホ録音って、最初は「メモ用途」なんですけど、音が良くなると急に楽しくなるんですよ。声がクリアだと、聞き返すのが苦じゃなくなる。そうすると、録音が続く。続くと、道具が欲しくなる。で、また音が良くなる。完全にループです。もしあなたも録音の沼に片足を入れたいなら、まずは自分の使い方に近いところから、ひとつだけ道具を足してみてください。私はその一歩で、録音が“用事”から“趣味”に変わりました。

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