スマホのミラーリングって、最初は「ポチッと押せばテレビに映るでしょ?」くらいに思ってたんですが、実際は“組み合わせゲー”でした。iPhoneかAndroidか、テレビが何に対応してるか、Wi-Fi環境はどうか、動画サービスはDRMで真っ黒にならないか……このへんを雑にすると、普通に1時間溶けます。私は何回も溶かしました。で、いろいろ試した結果「用途別に最適解を持っておく」のが一番ストレスが少ない、という結論に落ち着きました。
まず、家でいちばん手堅かったのは、テレビに挿す系の端末を用意すること。iPhoneメインならAirPlayが気持ちいいので、対応機器があるならApple TV 4Kは“ミラーリングの安定感”が段違いでした。画面ミラーリングして写真を流すだけでも楽しいし、家族に見せるときも操作が直感的。もしテレビ側がAirPlay対応じゃないなら、こういう“受け皿”を作るのが結局早いです。
AndroidはAndroidで、アプリの「キャスト」ボタンが使える世界が強いんですよね。YouTubeや動画配信アプリをテレビに飛ばすだけなら、ミラーリングよりもキャストのほうが安定してる体感がかなりあります。これ用に私はChromecast with Google TV (4K)を長く使ってました。最近は選択肢も増えていて、同じくGoogle系でまとめたいならGoogle TV Streamer (4K)も候補。フルHDでいいならChromecast with Google TV (HD)でも十分な人は多いと思います。私は「どうせなら4Kで…」って欲が出て結局Chromecast with Google TV (4K)にしました。沼はだいたい欲から始まる。
あと、Amazonの環境に寄せてる家なら、素直にFire TV系が便利です。私もセールでテンション上がってAmazon Fire TV Stick 4K→もっと快適にしたくてAmazon Fire TV Stick 4K Max→最終的に“箱の安心感”でAmazon Fire TV Cubeまで触りました(我ながら何してるんだ)。ミラーリング用途でも「受信できる土台」があると、テレビが古くても戦えるのが良いところです。
意外と侮れないのが、純粋に“映す箱”としての他社スティック。軽い動作の好みでRoku Streaming Stick 4Kを試したり、コスパ路線でXiaomi TV Stick 4Kを試したり。ミラーリングって、正直“映れば勝ち”なので、ここは好みと予算でいいと思います。
次に、Miracast系(いわゆるミラキャスト)。これ、Wi-Fi環境が微妙な場所で助かることがあって、会議室や実家みたいに「ルーターが古い」「電波が混む」みたいなときに救世主になりがちです。王道っぽく安心感があったのはMicrosoft Wireless Display Adapter。似た系統だとMiracast ドングルをいくつか試したんですが、当たり外れの雰囲気があるので、私は“ちょっと高くても無難枠”に寄せたくなりました。もちろん安く済ませたい気持ちも分かるので、サブ用途ならEZCast ワイヤレスディスプレイアダプターやAnyCast ワイヤレスディスプレイアダプター、MiraScreen ワイヤレスディスプレイアダプターみたいな定番っぽい名前をまず当たるのが現実的かなと思います。iPhone寄りで“AirPlay受信”が欲しいならAirPlay レシーバー HDMIという方向もあります。
ただ、ここまで無線の話をしておいてアレですが、ゲームや操作を快適にしたいなら有線が強い。これはもう身も蓋もない。遅延が少ない、途切れない、変な相性に振り回されにくい。iPhoneで有線するなら、Lightning端子世代はApple Lightning – Digital AVアダプタが“結局これ”になりやすいです。私は最初、安いケーブルで済ませようとして失敗して、最終的にApple Lightning – Digital AVアダプタで落ち着きました。USB-CのiPhone/iPadやiPad系ならApple USB-C Digital AV Multiportアダプタが王道。ここにHDMIケーブル 2.1かHDMIケーブル 4K 60Hzを繋ぐだけで、とりあえず“映らない”率はガクッと下がります。配線が届かないならHDMI延長ケーブルが地味に役立つ。
AndroidのUSB-C有線は、端末が映像出力に対応してるかで天国と地獄が分かれます。対応してる前提なら、定番どころのUSB-C HDMI 変換アダプタ AnkerやUSB-C HDMI 変換アダプタ UGREEN、USB-C HDMI 変換アダプタ Belkinあたりが現実的。充電しながら使いたいならUSB-C ハブ HDMI PDがあると一気に快適になります。ケーブル一体型で済ませたい人はType-C to HDMIケーブルが分かりやすい。Lightning側で“ケーブル一体”にしたいならLightning HDMI 変換ケーブルという手もあるんですが、ここは相性や品質差の話が出やすいので、私は結局Apple Lightning – Digital AVアダプタ側に寄せました。
「テレビのHDMI端子が足りない」問題も地味に出ます。ゲーム機も挿さってる、レコーダーも挿さってる、スティックも挿したい、みたいな。そういうときはHDMI切替器(HDMIセレクター)があるだけで一気に平和になります。逆に“1つの出力を複数に分けたい”ならHDMI分配器(スプリッター)という世界もありますが、私はそこまで行くと配線がパズルになって心が折れそうなので、基本はHDMI切替器(HDMIセレクター)派です。
無線ミラーリングが不安定なとき、私がまず疑うのはWi-Fi。ここケチると本当に全部が不安定になります。ルーターを新しくするならWi-Fi 6 ルーターにしておくと体感が変わることが多いし、部屋が離れて電波が弱いならWi-Fi 中継機が効く場合があります。あと、ストリーミング端末を“有線で安定させる”のも地味に強くて、ハブ系を使って有線LANアダプタ(USB-C Ethernet)で刺してしまうと、突然カクつく系のストレスが減ることがあります(全部が全部じゃないけど、当たると気持ちいい)。
テレビじゃなくて“プロジェクターに映したい”人もいると思います。私も一時期、部屋を映画館にしたくて色々やりました。手軽さならモバイルプロジェクターが夢を見せてくれるし、ちゃんと入力端子で戦うならHDMI対応プロジェクターが安心。ここでも結局、Apple USB-C Digital AV Multiportアダプタ+HDMIケーブル 4K 60Hzみたいな“鉄板配線”が一番心が平和でした。
PCに映して作業したい人もいるはず。私は資料をスマホで見ながらPCでメモを取るみたいな雑なことをやりたくて、いろいろ試しました。PCに“入力として取り込む”ならキャプチャーボード HDMIがあると、遅延はさておき「映る」という意味では強いです。スマホ側の接続にUSB-C HDMI 変換アダプタ UGREENやApple Lightning – Digital AVアダプタを使って、PC側はキャプチャーボード HDMIに入れる、みたいな感じ。配線は増えるけど、配線は裏切らない(たまに裏切る)。どうしてもスマホ側でUSB機器を繋ぎたいときはUSB Type-C OTG 変換アダプタみたいな小物があると地味に助かる場面もあります。
あと、これはちょっとズルいんですが、最初から“映す側のデバイス”としてタブレットを使うのもアリでした。例えばPixel Tablet(Chromecast built-in)みたいに“キャスト受け皿”的な発想を持つと、スマホ→テレビだけじゃなくて、スマホ→タブレット→テレビみたいに逃げ道が作れます。私は正直そこまで回り道することは少なかったけど、「今日はテレビが機嫌悪い」みたいな日に“別の受信先がある”のは、精神衛生上かなり良いです。
ここまで色々出しましたが、私の体感で「一番失敗が少ない順」に並べると、有線(Apple Lightning – Digital AVアダプタやApple USB-C Digital AV Multiportアダプタ+HDMIケーブル 2.1)→キャスト系(Chromecast with Google TV (4K)やAmazon Fire TV Stick 4K Max)→Miracast系(Microsoft Wireless Display AdapterやMiracast ドングル)→格安ワイヤレスアダプタ群(AnyCast ワイヤレスディスプレイアダプターやMiraScreen ワイヤレスディスプレイアダプター)という感じでした。格安勢がダメって話じゃなくて、単純に“相性問題のガチャ”が発生しやすい印象がある、というだけ。逆にハマれば、めちゃくちゃコスパ良く幸せになれます。
最後に、ミラーリングが上手くいかない日の私の“雑なチェックリスト”も書いておきます。無線なら、スマホと受信側が同じネットワークにいるか、電波が弱くないか、ルーターが混んでないか、を疑って、必要ならWi-Fi 6 ルーターやWi-Fi 中継機で土台を整える。端末が見つからないなら、まずは再起動する(これは本当に効く)。動画が黒いなら、ミラーリングに固執せずキャスト(Chromecast with Google TV (4K)やAmazon Fire TV Stick 4K)に寄せる。どうしても勝てないなら有線に逃げる(Apple USB-C Digital AV Multiportアダプタ+HDMIケーブル 4K 60Hz)。HDMI端子が足りないならHDMI切替器(HDMIセレクター)。配線が届かないならHDMI延長ケーブル。この辺を押さえると、ミラーリングの成功率がガクッと上がって、余計なイライラが減りました。
結局のところ、スマホミラーリングは「環境の整備」と「逃げ道の用意」が勝ちです。私は今、普段はキャスト中心でChromecast with Google TV (4K)かAmazon Fire TV Stick 4K Max、安定が欲しい日は有線でApple USB-C Digital AV Multiportアダプタ+HDMIケーブル 2.1、電波が怪しい場所ではMicrosoft Wireless Display Adapterみたいに切り替えてます。最初は遠回りに見えるけど、この“手札”があるだけで、ミラーリングはびっくりするほど快適になります。ぜひ、あなたの生活スタイルに合う組み合わせを1つ作ってみてください。

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