結論からいうと、すぐ壊れる機種ではない
「折りたたみスマホは壊れやすそう」と身構える人は多いはずです。自分も最初はそこがいちばん気になりました。けれど、Galaxy Z Fold5は、なんとなく触っただけで壊れるような端末ではありません。Samsungは20万回以上の開閉サイクル、IPX8防水、新しいFlex Hinge、衝撃分散レイヤーなどを案内しています。一方で、公式のケア情報では、硬い物で画面を押さない、画面の間に異物を挟まない、過度な力で開閉しない、保護フィルムを自分で剥がさないといった注意もはっきり書かれています。つまり弱いのは本体全体というより、折りたたみ構造ならではの内側画面と可動部まわりだと感じました。 (Samsung Global Newsroom)
使う前にいちばん不安だったのはヒンジより中央の折り目
自分が最初に気にしたのは、落としたときより、毎日の開閉で中央に負荷が集まることでした。開くたびに同じ場所を曲げる以上、どうしても「いつか線が目立ちそう」と考えてしまいます。しかもSamsungは、新しいヒンジは以前よりスムーズで、少し緩く感じたり、折り目がわずかに大きく見えたりしても正常だと案内しています。ここは慣れていない人ほど、正常な挙動を故障の前触れに見やすいところです。 (Samsung au)
実際に壊れやすいと感じる場面はかなり具体的
自分目線でいちばん神経を使うのは、ポケットの中の細かいゴミ、机の上のホコリ、そして爪やペン先みたいな点で当たる圧力です。Samsungの案内でも、画面の間にカードや硬い物を挟まないこと、硬い物で押さないこと、後ろ向きに折り返さないことが明記されています。ここを読むと、Galaxy Z Fold5が壊れやすいというより、「雑に扱うと弱点が出やすい機種」だとわかります。閉じる前に一瞬だけ画面を見る、机に伏せて置かない、その程度でも安心感はかなり変わります。 (Samsung au)
水には強いが、ホコリには気を抜かない方がいい
この機種で勘違いしやすいのが防水と防塵の違いです。Galaxy Z Fold5はIPX8の案内があるので、水まわりの不安はかなり減っています。ただしSamsungのケア情報では、foldableは防塵ではないと明記されています。自分なら雨よりも、砂ぼこりの多い場所やバッグの底のゴミの方を警戒します。海辺、工事現場に近い環境、細かいチリが入りやすい使い方をする人は、普通のスマホ以上に丁寧さが必要です。 (Samsung Global Newsroom)
壊れやすさ以上に重いのは修理代
自分が「これは慎重に使った方がいいな」と感じたのは、耐久性の説明より修理価格を見たときでした。Samsung Japanの案内では、SIMフリーのGalaxy Z Fold5のディスプレイ交換は税込83,820円です。ここまでくると、少し気を使う面倒さより、壊したあとの負担の方がはるかに重いです。折りたたみ機は、必要以上に脆いというより、壊れたときのコストが高い。その意味で、ケースや保証を後回しにしない方が結局ラクです。 (Samsung au)
フィルムの浮きが気になっても自分で触らない方がいい
折りたたみ機では、内側の保護フィルムが気になって触りたくなる場面があります。でもSamsungは、メイン画面の保護フィルムをユーザーが取り外すことを推奨していません。さらに、ユーザー自身や非正規業者による取り外しが原因の損傷は、標準保証の対象外になると案内しています。ここは「少し浮いているだけだから平気」と判断しない方が安全です。違和感が出たら、自分でいじる前にサポートへ寄せる方が無難でした。 (Samsung au)
こんな人には向くし、こんな人には向かない
自分の結論はかなりシンプルです。Galaxy Z Fold5は、丁寧に使える人には十分現実的です。でも、片手で勢いよく開く、机へ雑に置く、ポケットやバッグへそのまま放り込む、その癖が強い人には向きません。大画面を持ち歩ける便利さは本当に大きいです。ただ、その快適さは少しの気遣いとセットでした。壊れやすいと決めつけるより、普通のスマホと同じ感覚で扱わないこと。それがこの機種と長く付き合ういちばん大事なコツです。


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