PCを自作して外付けGPUを使いたいと考えたとき、ASRockのマザーボードで内蔵GPUを無効にすることが求められる場合があります。内蔵GPUを無効にすることで、主に消費電力の削減や、外付けGPUへのリソース確保ができ、より安定したパフォーマンスを得られることが期待できます。本記事では、ASRockマザーボードで内蔵GPUを無効にする方法について、体験談を交えながら詳しく解説します。
1. 内蔵GPUを無効にする理由と効果
まず、内蔵GPUを無効にする目的を確認しましょう。多くの自作PCユーザーは、外付けGPU(例えばNVIDIA GeForce RTX 3080)を使用しており、内蔵GPUが有効のままだとメモリやCPUリソースが無駄に消費される可能性があります。さらに、内蔵GPUを無効にすることで、より安定したグラフィック処理やゲームのパフォーマンスを得ることができます。特に、ゲーミングPCを自作している場合には、この設定が重要になることがあります。
2. ASRockマザーボードで内蔵GPUを無効にする基本手順
ASRockのマザーボードで内蔵GPUを無効にするには、BIOS設定で行います。以下の手順を試してみてください。
- PCを起動し、BIOSに入る
PCを起動したら、画面に表示される指示に従い、BIOS設定画面に入ります。通常、ASRockのマザーボードでは「DEL」または「F2」キーを押すことでBIOSに入れます。 - 「Advanced」メニューに進む
BIOSメニューで、「Advanced」セクションを選択します。このセクション内に、GPU関連の設定項目があります。 - 「GFX Configuration」を探す
「Advanced」メニュー内で、「GFX Configuration」や「iGPU Configuration」という項目を見つけます。 - 「iGPU Configuration」を無効にする
「iGPU Configuration」のオプションを「Disabled」に変更します。これにより、内蔵GPUが無効になり、外付けGPUが優先的に使用されるようになります。 - 設定を保存して再起動する
設定を保存して、PCを再起動します。再起動後、内蔵GPUは無効化され、外付けGPUを使用する準備が整いました。
3. 設定項目が見つからない場合の対処法
時には、上記の設定項目がBIOSに表示されない場合もあります。その場合は、以下の方法を試してください。
- 「Primary Display Adapter」を変更する
BIOS設定の「Primary Display Adapter」や「Init Display First」の項目を探し、設定を「PCIe」または「PEG」に変更します。これにより、内蔵GPUではなく、外付けGPUが優先されるようになります。 - BIOSのアップデート
使用しているマザーボードのBIOSバージョンが古い場合、新しいバージョンにアップデートすることで、設定項目が追加されることがあります。ASRockの公式サイトから最新のBIOSをダウンロードし、アップデートを試みてください。
4. RyzenやIntel環境での違いと体験談
内蔵GPUの無効化は、使用しているCPUによって若干の違いが生じることがあります。例えば、AMD RyzenシリーズやIntelの一部CPU(特にiGPUが搭載されていないモデル)では、BIOSに内蔵GPU関連の設定が表示されない場合があります。この場合、別の設定で実質的に無効化する方法を取ることができます。
私自身、Ryzen 5 5600Xを使用している際、内蔵GPU設定が存在せず、デバイスマネージャーで手動で無効化しました。この方法でも問題なく、外付けGPUを優先して使用できました。
5. 無効化後に確認したいポイント
内蔵GPUを無効にした後は、以下のポイントを確認しておくと良いでしょう。
- 外付けGPUが認識されているか
OS起動後、デバイスマネージャーで外付けGPUが正しく認識されているか確認します。問題がなければ、外付けGPUが優先的に使用されることになります。 - メモリの割り当て確認
内蔵GPUが無効化されたことによって、メモリが外付けGPUやシステムに適切に割り当てられているかを確認します。これにより、PCの動作がスムーズになることが期待できます。
6. まとめと注意喚起
ASRockのマザーボードで内蔵GPUを無効にする方法は、BIOS設定を変更するだけで簡単に実行できます。これにより、外付けGPUのパフォーマンスを最大限に引き出し、ゲームやグラフィック作業がスムーズに行えるようになります。ですが、使用するマザーボードのモデルやBIOSのバージョンによって、設定項目が異なる場合があるため、設定を変更する前に確認しておくことをお勧めします。


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