はじめに
最近、Radeon の「ビデオアップスケール」機能に関する不具合が話題になっています。特に、設定が表示されない、あるいは有効にしてもすぐに無効化されてしまうという問題に直面しているユーザーが多く見受けられます。この記事では、ビデオアップスケールが有効にならない原因や、それを解決するために試した方法について詳しくご紹介します。
ビデオアップスケールが「有効にならない」主な原因
1. ドライバーや設定の問題
最初に試したことは、ドライバーの問題です。AMD の Radeon グラフィックカードには、映像再生の画質を向上させる「ビデオアップスケール」機能がありますが、これが有効にならない場合、まず疑うべきは ドライバー です。
私自身も、ドライバーを 上書きインストール した際に、設定画面にビデオアップスケール機能が表示されなくなりました。特に AMD Software のバージョンアップ後に発生したため、一度 DDU(Display Driver Uninstaller) を使ってドライバーを完全に削除し、再インストールを行ったところ、無事に機能が復活しました。
2. ハードウェアや設定の不足
次に確認すべきは、ハードウェア要件です。実際、私の環境では RX 6800 XT を使用しており、このモデルはビデオアップスケールに対応していますが、一部の古い GPU では設定項目自体が表示されないこともあります。
また、設定画面にビデオアップスケール項目が表示されない場合、Windows の「設定」→「アプリ」→「ビデオの再生」 で、ビデオ自動処理が無効になっていると、うまく動作しない場合もあるため、こちらも確認が必要です。
実際に試した設定・手順(私の体験談)
1. ドライバーのクリーンインストール
最初に試したのは、先ほども述べた通り、DDU(Display Driver Uninstaller) を使ってドライバーを完全に削除し、再インストールする方法です。この手順で、AMD Software を最新版にアップデートした結果、ビデオアップスケール機能が復活しました。
最初は「設定画面に項目がない」と思っていましたが、ドライバーのバージョンやインストール方法が影響していることを実感しました。
2. ブラウザの設定
次に、Google Chrome や Microsoft Edge で動画再生時にビデオアップスケールが有効にならない場合、「Media Foundation for Clear」 というブラウザ設定が影響していることがあります。昔は、これを有効にすることでビデオアップスケールが動作するケースもありましたが、最近のブラウザでは不要になったり、設定名が変更されたりしていることもあります。
実際に、私が試した際には、最新のブラウザを使用した場合、特に設定変更は必要なく、ビデオアップスケールが自動的に機能しました。
3. Windows の設定確認
Windows 側の設定も大切です。「設定」→「アプリ」→「ビデオの再生」の項目で「ビデオを自動的に処理して拡張する」のオプションをオンにすることで、画質の向上が見られる場合があります。私の環境では、これを有効にすることで、より鮮明な画質が再現されるようになりました。
よくある誤解と注意点
Video Upscale と FSR の違い
「ビデオアップスケール」と Radeon Super Resolution や FSR(FidelityFX Super Resolution)は異なる技術です。ビデオアップスケールは映像再生時の画質を向上させる機能であり、ゲーム内の解像度を上げる技術とは別物 です。この点を誤解しないように注意が必要です。
まとめ:有効にできない場合の最終手段
ビデオアップスケールが有効にならない場合の主な原因として、ドライバーのインストール方法や、ハードウェア要件、さらには Windows 側の設定が考えられます。もし、この問題が発生した場合、まずはドライバーのクリーンインストールを試み、設定やハードウェア要件を再確認してみましょう。それでも解決しない場合は、AMD のサポートに問い合わせることも一つの方法です。
この記事で紹介した方法を試しても問題が解決しない場合は、同じような症例を持っているユーザーの体験談を参考にし、さらなる対応策を模索してみてください。


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