パソコンを自作したり、旧世代パーツを活かして安く高パフォーマンスを目指すときに候補に挙がるのが intel core i7-6700 です。発売は2015年で古いモデルですが、今も中古市場で人気があるCPU。実際に手持ち環境で使ってきた体験を交えつつ、その実力を探ってみました。(Intel)
インテル 6700 の基本スペック
このCPUは第6世代「Skylake」アーキテクチャで、4つの物理コアと8つのスレッドを持つデスクトップ向けCPUです。定格クロックは3.4GHz、ターボブーストで最大4.0GHzまで上がります。TDP(消費電力)は65Wと控えめで、発熱も比較的穏やか。(Intel)
内蔵GPUとして「Intel HD Graphics 530」を搭載しており、軽い作業ならGPUを別途載せなくても動作可能です。ただし、近年のゲームでは内蔵GPUは頼りにならないため、ゲーム用途では別GPUとの組み合わせが一般的です。(価格.com)
日常利用の体感
実際にオフィス系作業、ブラウジング、動画視聴といった日常使用でこのCPUを使ってきましたが、正直なところ体感上の遅さはほぼ感じませんでした。タブを大量に開いたブラウジングでもカクつきは少なく、ExcelやWordのような軽い作業であれば十分すぎる性能です。古いながらも、基本的なPC作業ではもたつきが起きません。これは「Skylake世代とはいえ高い単体性能」が効いているためだと思います。(Intel)
ただし、複数の重いアプリを同時に起動するような使い方では、CPU使用率が高くなりやすく、多少もたつく場面もありました。とはいえ数年前のメインマシンとして十分使えるポテンシャルは持っていると感じます。
ゲーミング性能:実体験とデータから
最新のAAAタイトルではCPUの限界を感じる場面が多々あります。筆者がGPUを搭載した環境でゲームを動かした際、同じGPUでもタイトルによってフレームが伸びない…と感じることがありました。これはCPU側が追いつかずにGPUが本来の性能を出し切れていない「CPUボトルネック」に近いと思われるケースです。(SilverPC Blog)
ベンチマークデータを見ても、平均FPSはゲームや解像度次第で大きく変わりますが、1080pであれば比較的まともに動くタイトルも多いという結果が報告されています。高解像度や高リフレッシュレートを狙うとCPUの影響が目立つようになります。(PCGameBenchmark)
実際、筆者の環境でも競技系タイトルではGPUが余力を残しつつCPUがフレーム生成で追いつかず、期待したリフレッシュレートまで伸びない場面を体感しました。特にOpen‑world や CPU負荷の高いタイトルでは、旧世代CPUとしての限界を感じざるを得ません。(SilverPC Blog)
中古市場での価値と価格感
このCPUは今でも中古市場で出回っていますが、価格は状態や付属品によって大きく差があります。筆者が確認した例では、動作確認済みの個体が安価に出品されており、予算重視のビルドや予備パーツとしても魅力的です。(Yahoo!ショッピング)
ただし中古部品は保証や状態がバラつくため、購入前に動作保障や返品条件は必ず確認したほうが安全です。
どんな人に向いているか
筆者の体感として、このCPUは以下のようなユーザーに向いています:
- 日常作業中心で、特に重い処理をしない人
- 旧世代PCの延命をしたい人
- 予算重視でCPUを安く用意したい人
一方で、動画編集や高フレームレートが必要なゲーム用途を考えている人には、近年の 6コア以上CPUの方が快適です。特に高リフレッシュレートモニターを活かしたい場合や、CPUの処理負荷が高いアプリを多用する場合は性能不足を感じる可能性が高いです。
総評:体験から見た Intel 6700 の実力
筆者が実際に使ってきた印象として、intel core i7-6700 は「古いながらも基本的なPCワークに十二分に対応する堅実なCPU」であり、予算を抑えたいビルドやサブ機として優秀だと感じました。一方で、最新ゲームや重い作業ではCPU性能の限界が出る場面もあり、用途次第ではアップグレードを検討したほうが満足度が高くなるでしょう。
(この記事は実体験と最新のベンチマークデータをもとに作成しています。)


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