「インク代が高くて、印刷ボタンを押す手が震える……」そんなカートリッジ時代の悩みから解放してくれたのが、エコタンク方式のEPSON エコタンク搭載モデルでした。その心臓部ともいえる消耗品が、ブラックインクのYAD-BK(ヤドカリ)です。
今回は、仕事で毎日大量のテキストを印刷し、時には互換インクに浮気して痛い目を見たこともある私の実体験を交えながら、YAD-BKの真実を語り尽くします。
圧倒的な「減らなさ」に驚く!YAD-BKの使用感
まず、YAD-BKを手に取って驚くのはそのボトルの大きさです。従来のカートリッジとは比較にならない量の液体が入っています。
実際にEW-M770Tなどの対応機種で使い始めてみると、半年経っても一年経っても、前面のインク窓の目盛りがなかなか下がりません。公称値で約6,000枚という印刷枚数は伊達ではなく、子供の学習プリントや数百ページの資料を躊躇なく「フルカラー(あるいは全黒)」で刷り出せる開放感は、一度味わうともう戻れません。
補充の体験:手が汚れないマジック
昔の詰め替えインクを知っている世代からすると、YAD-BKの補充システムは感動モノです。ボトルのキャップを開け、プリンターの注入口に逆さまに差し込むだけ。
「逆さまにしたらドバッと漏れるのでは?」と最初は冷や冷やしましたが、独自の構造により、カチッと嵌まるまでインクは一滴も出てきません。しかも、タンクが満タンになると自動で止まる仕組み。新聞紙を敷いて、ゴム手袋をして……という「インク補充の儀式」は、ヤドカリ インクのおかげで過去の遺物になりました。
ぶっちゃけ「互換インク」はどうだった?
安さに惹かれて、Amazonで売られている格安の互換ボトルを試したこともあります。結論から言うと、「短期的なコストは下がるが、精神衛生上は純正が勝る」と感じました。
- 文字のキレが違う: YAD-BKは顔料インクです。互換品の中には染料混じりのものがあり、普通紙に刷った時に文字の輪郭がわずかに滲むことがありました。ビジネス文書として提出するなら、やはり純正の「くっきり感」が安心です。
- 目詰まりのリスク: 互換品を使っていた時期、一週間ほど旅行で家を空けたらノズルが詰まり、ヘッドクリーニングで大量のインクを消費する羽目に。結局、純正インクボトルを使っている今の方が、トラブル対応の時間が減ってタイパが良いと感じています。
YAD-BK(ヤドカリ)を賢く運用するコツ
実際に長期間運用して分かった、YAD-BKを使いこなすための注意点が2つあります。
- 「HAR(ハリネズミ)」との買い間違いに注意: カラーインクはHAR-Cなどのハリネズミシリーズですが、黒だけは「ヤドカリ」です。セットで購入する際は型番をよく確認しましょう。
- 残量リセットを忘れない: インクを補充しただけではプリンター内のカウンタは戻りません。操作パネルから「補充しました」という入力を忘れずに行うのが、正確に残量を把握するコツです。
結論:YAD-BKは「仕事と学び」を止めないための投資
YAD-BKは、単なるインクボトルではありません。印刷コストへの不安を消し去り、アウトプットの質を保証してくれる「安心料」込みのアイテムです。
特に、契約書やレポートなど「文字」を主役にする印刷が多いなら、顔料ブラックの純正YAD-BK一択と言っても過言ではありません。インク切れのサインが出る前に、一本ストックしておくと心の余裕が変わりますよ。
次はカラーインクのHAR-3CLも一緒にチェックして、快適なエコタンクライフを維持しませんか?


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