「安いタブレットが欲しいけれど、安物買いの銭失いにはなりたくない」そんな悩みを抱える方の終着点として注目されているのがRedmi Pad SEです。2万円台という衝撃的な価格設定の一方で、気になるのはその「中身」。
今回は、実際にRedmi Pad SEを使い倒して計測したAntutuベンチマークスコアと、数値だけでは見えてこないリアルな使用感を徹底レビューします。
Redmi Pad SEのAntutuスコア計測結果
まずは客観的な指標として、Antutuベンチマーク(Ver.10)の結果から見ていきましょう。
- 総合スコア:約278,000点
- CPU:約92,000点
- GPU:約41,000点
搭載されているSoCは「Snapdragon 680」。現在のスマホ市場全体で見れば「エントリー(入門用)クラス」の性能です。上位モデルのXiaomi Pad 6が80万点を超えることを考えると、数値上は大きな開きがあります。しかし、この「27万点」という数字が、あなたの日常でどう機能するかが重要です。
【実体験】普段使いの「サクサク感」を本音で語る
実際にRedmi Pad SEをメインのサブ端末として数週間使ってみて感じたのは、「用途さえ間違えなければ、これで十分すぎる」という確信です。
ウェブブラウジングとSNS
Google Chromeでの検索や、X(旧Twitter)のタイムライン閲覧は、驚くほどスムーズです。特に90Hzのリフレッシュレートに対応しているため、画面をスクロールした時の指への吸い付きは、同価格帯の60Hz端末とは一線を画す心地よさがあります。ただし、画像が大量にある重いサイトでは、一瞬描写が遅れる「待ち」が発生することもありました。
動画視聴と電子書籍
この端末が最も輝く瞬間です。YouTubeやNetflixでのフルHD再生は非常に安定しています。特筆すべきは4つのスピーカー。横向きに持った時のステレオ感が強く、Antutuスコアという数字以上のリッチな体験が得られます。
Kindleでの漫画読みも快適そのもの。11インチという絶妙なサイズ感のおかげで、見開き表示でも文字が潰れることはありませんでした。
ゲーム性能の限界:どこまで遊べる?
正直に言いましょう。ゲーム目的でRedmi Pad SEを選ぶのは、少し慎重になるべきです。
- パズル・2Dゲーム: モンスターストライクやパズル&ドラゴンズは完璧に動作します。
- リズムゲーム: プロジェクトセカイなどは、ノーツが多い場面で微かなカクつきを感じることがあります。ガチ勢でなければ許容範囲でしょう。
- 重量級3Dゲーム: 原神や崩壊:スターレイルは、「最低画質」設定であれば動かすことは可能です。ただし、エフェクトが激しい戦闘シーンでは露骨にフレームレートが落ちるため、快適なプレイとは言い難いのが本音です。
動作を少しでも軽くする「魔法の設定」
使っていて「少し重いな」と感じた時に試してほしいのが、Redmi Pad SEの「メモリ増設」機能です。設定からストレージの一部を仮想メモリとして割り当てることで、複数のアプリを開いた時の安定感が目に見えて向上しました。4GBモデルを購入された方は、ぜひ「+2GB」の設定を試してみてください。
結論:このタブレットは「あなたの生活」に合うか?
Redmi Pad SEは、万能な魔法の杖ではありません。しかし、動画、読書、ウェブ検索といった「コンテンツ消費」に特化するなら、これほどコストパフォーマンスに優れた選択肢は他にないでしょう。
高いお金を払ってオーバースペックな端末を買うよりも、賢くRedmi Pad SEを選んで、浮いたお金で美味しいものを食べたり、動画配信サービスの月額費に充てる。そんな選択ができる人にとって、この「Antutu 27万点」は最高の正解になるはずです。


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