スマホの性能を数値化するベンチマークソフトとして、世界で最も有名なのが「AnTuTu Benchmark(アンツツ)」です。新しい[amazon_link product=”Androidスマホ”]や[amazon_link product=”iPhone”]が発売されるたびに、そのスコアがSNSや掲示板で話題になります。
しかし、ふとアプリを入れようとしたときに「Google Playストアで見当たらない」「怪しい警告が出る」と不安になったことはありませんか?実は、AnTuTuの背景には開発国の事情や複雑な経緯が隠されています。
本記事では、ガジェット好きの筆者が長年AnTuTuを使い続けてきた実体験を交えながら、その正体と安全性について深掘りしていきます。
AnTuTuはどこの国のアプリ?結論は「中国」
結論から言うと、AnTuTuは中国のアプリです。
運営しているのは、中国の北京市に本社を置く「北京安兎兎科技有限公司(Beijing AnTuTu Technology)」という企業。創業者の邵英(Shao Ying)氏らが設立した、生粋の中国発テクノロジー企業です。
ちなみに「安兎兎(アンツツ)」という名前には、中国語で「安全なウサギ」という意味が込められています。ロゴマークのウサギがスポーティーな印象なのは、速さを競うベンチマークアプリらしい遊び心と言えるでしょう。
また、中国の大手スマホメーカーである[amazon_link product=”Xiaomi(シャオミ)”]の創業者、雷軍(レイ・ジュン)氏がこの会社に投資していたこともあり、資本関係の面でも中国トップクラスのメーカーと深いつながりがあります。
なぜGoogle Playストアから消えたのか?
数年前まで、AnTuTuは普通にGoogle公式ストアからダウンロードできました。しかし、2020年に突如として削除され、現在も復活していません。
その理由は、広告不正などでGoogleから排除された「Cheetah Mobile(チーターモバイル)」という別の中国企業との関連性が疑われたためです。Google側は「AnTuTuはチーターモバイルの傘下にある」と判断し、一斉削除の対象としました。
AnTuTu側は「私たちは独立した企業だ」と主張しましたが、結局認められず、現在はAndroid版に限り、公式サイトから「APKファイル」を直接ダウンロードしてインストールする形が標準となっています。
【実体験】実際に使い続けて感じる「安全性」と「リスク」
筆者はこれまで、[amazon_link product=”Pixel”]シリーズや[amazon_link product=”Galaxy”]、そして格安の中華スマホまで、数十台の端末でAnTuTuを走らせてきました。実際に使ってみて感じた「本音」をお伝えします。
インストール時の「警告」は慣れが必要
Androidで公式サイトからアプリを落とすと、必ず「有害なファイルの可能性があります」という警告が出ます。これはAnTuTu特有の現象ではなく、公式ストア以外からのアプリ導入では一律で出るものですが、初めての人はここで躊躇するでしょう。
正直なところ、筆者自身の端末で個人情報が抜かれたり、ウイルス感染したりといった実害が出たことは一度もありません。しかし、OSから「安全ではない」と警告されるアプリを入れる以上、常に自己責任という意識は付きまといます。
端末が「猛烈に熱くなる」という物理的リスク
AnTuTuの測定(特にGPUテスト)を始めると、スマホは限界までフルパワーを出します。最新の[amazon_link product=”ハイエンドスマホ”]であっても、冬場でも手に持てないほど熱くなることがあります。
一度、古い[amazon_link product=”格安スマホ”]で測定した際、あまりの熱で画面がカクつき、バッテリーが一気に5%も減ったことがありました。「端末を壊すほど負荷をかける」という意味では、セキュリティ以前に物理的なダメージの方が懸念材料かもしれません。
権限要求の多さ
アプリ起動時、カメラや位置情報の権限を求められることがあります。最近のバージョンでは改善されていますが、「ベンチマークになぜこの権限が必要なの?」と疑問に思う場面も多々ありました。気になる方は、測定時以外は権限をオフにするか、アプリ自体を削除しておくのが賢明です。
数値だけが正義じゃない?AnTuTuとの付き合い方
AnTuTuスコアが100万点を超えた!と喜ぶのは楽しいですが、実用面では注意が必要です。
過去には、一部のメーカーが「AnTuTuを起動した時だけクロック数を無理やり上げる」という、いわゆる「ベンチマークブースト(数値の偽装)」を行っていたことが発覚した例もあります。
また、[amazon_link product=”ゲーミングスマホ”]で超高得点が出ても、普段使いのSNSアプリが爆速になるわけではありません。数値はあくまで「その端末が持つ潜在能力の最大値」として捉えるのが、健全な楽しみ方だと言えるでしょう。
まとめ:AnTuTuはガジェットを楽しむための「嗜好品」
AnTuTuは中国製であり、Google公式からも距離を置かれている存在です。しかし、スマホの性能をこれほど視覚的に、かつ世界共通のモノサシで測れるツールは他にありません。
- 中国製であることを理解する
- 必ず公式サイトからダウンロードする
- 「数値=すべて」と思い込まない
この3点を守れば、自分の[amazon_link product=”スマートフォン”]の進化を実感できる最高のスパイスになります。
もし、どうしても「野良アプリ」を入れるのが怖いという方は、[amazon_link product=”PC用ベンチマーク”]でも有名な「Geekbench」など、公式ストアにある代替アプリから始めてみるのも一つの手ですよ。
次の方策として、以下のいずれかをお手伝いしましょうか?
- Android端末へAnTuTuを安全にインストールする手順の解説
- 2026年最新の主要スマホ別AnTuTuスコア比較表の作成
- AnTuTu以外でおすすめのベンチマークアプリ3選の紹介


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