「自分のスマホ、Mali-G57って書いてあるけどゲームはまともにできるの?」
「Antutuのスコアだけ見ても、実際の操作感が想像できない……」
スマホのスペック表でよく見かける「Mali-G57」。ミドルレンジからエントリークラスの端末に広く採用されているGPUですが、結論から言うと「使い方次第で天国にも地獄にもなる」チップです。
今回は、実際にMali-G57搭載機を使い倒してきた筆者が、ベンチマークの数値以上に大切な「リアルな使用感」を徹底解説します。
Mali-G57のAntutuスコア:数値から見る立ち位置
まず基準となる数字を押さえておきましょう。
Mali-G57(特に普及しているMC2構成など)のAntutu v10におけるGPUスコアは、おおよそ5万点〜7万点前後に収まることがほとんどです。
これは [amazon_link product=”Android”] スマホ全体で見れば「中の下」といったポジション。最新のハイエンドモデルが100万点を超える現代において、決して「高性能」とは呼べません。しかし、ブラウジングやSNS、動画視聴といった日常動作でストレスを感じることはまずない、堅実な性能を持っています。
【実機検証】人気ゲームをプレイして分かった「限界点」
スペック表を眺めるより、実際にキャラを動かした時の手応えこそが真実です。代表的なタイトルでの体験談をまとめました。
1. 『原神』:正直、かなり厳しい
[amazon_link product=”原神”] をプレイしてみましたが、設定を「最低」に落としても、モンドの街中を走るだけで時折カクつきます。戦闘エフェクトが重なるとフレームレートはさらに低下。
「とりあえずデイリー任務を消化する」くらいなら可能ですが、美しいグラフィックを楽しんだり、螺旋を攻略したりするのは苦行に近いと感じました。
2. 『FPS・バトロワ系』:設定次第で「遊べる」
[amazon_link product=”荒野行動”] や [amazon_link product=”PUBG MOBILE”] は、画質設定を低くすれば60fpsに近い滑らかさを維持できました。ただし、索敵のために遠景を細かく描写しようとすると、GPUのパワー不足を感じます。エンジョイ勢なら十分ですが、ランク上位を目指すガチ勢には心許ない性能です。
3. 『2D・ライトゲーム』:快適そのもの
[amazon_link product=”モンスターストライク”] や [amazon_link product=”パズル&ドラゴンズ”] 、 [amazon_link product=”LINE:ディズニー ツムツム”] といったタイトルは、驚くほどサクサク動きます。これらのゲームがメインであれば、高価なハイエンド機を買う必要性は全くありません。
長時間プレイで露呈する「熱」の弱点
Mali-G57搭載機を使っていて一番気になったのが、**「発熱によるパフォーマンス低下(スロットリング)」**です。
薄型の [amazon_link product=”Redmi Note”] シリーズなどで負荷の高いゲームを30分も続けると、カメラ周りがかなり熱くなります。
熱を持つとスマホが自身を守るために性能を制限するため、プレイ開始時は快適だったゲームが、急にガタガタと重くなる現象に何度も遭遇しました。もしこのチップでゲームをするなら、[amazon_link product=”スマホ冷却ファン”] の併用を強くおすすめします。
Mali-G57搭載スマホを選んでも後悔しない人とは?
このチップを搭載した [amazon_link product=”Galaxy”] や [amazon_link product=”OPPO”] の端末は、価格が非常に安く設定されています。
- 後悔しない人: 「ゲームはパズルやカードゲームが中心」「動画視聴やSNSがメイン」「子供の初めてのスマホを探している」
- 後悔する人: 「話題の3Dアクションゲームを最高画質で遊びたい」「1台のスマホを4年以上、快適に使い倒したい」
Mali-G57は、あくまで**「コストパフォーマンスと日常の快適さを両立させるための選択肢」**です。
まとめ:あなたの「遊びたい」に合わせよう
Mali-G57は、決して万能ではありません。しかし、自分の用途が「ライトな使用」に限られているなら、これほど財布に優しい選択肢もありません。
もしあなたが [amazon_link product=”ゲーミングスマホ”] のような挙動を期待しているなら、もう一段上のクラス(Mali-G710以上やSnapdragon 8シリーズ)を検討すべきでしょう。逆に「普通に使えれば十分」という人にとって、Mali-G57は必要十分なパートナーになってくれるはずです。


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