スマホを新調したときに必ずと言っていいほど回してしまうAnTuTuベンチマーク。あの「自分のデバイスが世界でどのあたりにいるのか」が可視化されるワクワク感は中毒性がありますよね。
最近MacBook AirやMacBook Proに買い替えた方の中には、「MacのスコアもAnTuTuで測って、iPhoneや最新のAndroidスマホと比較してみたい!」と考える方も多いはず。
しかし、いざApp Storeや公式サイトを探しても「macOS版AnTuTu」は見当たりません。結論から言うと、Mac専用のAnTuTuは存在しませんが、特定の条件下で動かす裏技は存在します。
今回は、実際にM2チップ搭載のMacBookで検証した筆者の体験を交え、Macの性能を正しく、そして楽しく測定する方法をシェアします。
【検証】MacでAnTuTuベンチマークを動かす唯一の方法
「macOS版」はないのに、なぜSNSなどでMacのAnTuTuスコアを見かけるのか。その正体は、Appleシリコン(M1/M2/M3/M4チップ)の**「iOSアプリ実行機能」**です。
実際にインストールしてみた手順
Appleシリコン搭載のMacなら、以下の手順で「スマホ版」を無理やり動かせます。
動かしてみた感想:正直、微妙です
実際にMacBook Airで走らせてみました。3Dグラフィックスが動き出した瞬間は「お、いけるか?」と興奮しましたが、結果は不完全。
- 画面サイズが固定: スマホの画面がそのまま浮いているような違和感。
- フルパワーが出ない: 本来のMacのGPU性能を使い切れていないようで、スコアが妙に低く出ることがあります。
- エラー落ち: 特定のテスト項目でアプリが終了してしまうことも。
「とりあえず動く」というレベルで、これをMacの正当な実力だと思ってしまうのは少しもったいない、というのが正直な体験談です。
MacユーザーがAnTuTuの代わりに使うべき「3大定番ソフト」
Macの性能をスマホと比べたり、クリエイティブ作業への適性を知りたいなら、Mac界隈の「共通言語」となっている以下のソフトを使うのが正解です。
1. Geekbench 6(スマホと比較したいならこれ)
iPhoneやGalaxyユーザーとも数字で殴り合える(?)のがGeekbenchです。
2. Cinebench 2024(動画編集・3DCGなら必須)
「短距離走」のGeekbenchに対し、こちらは「フルマラソン」。
- 体験: 測定中、Macのファンが回り出す数少ない瞬間を拝めます。動画書き出しなどの重い作業を想定したスコアが出るため、実用的なパワーを知るのに最適です。
3. Blackmagic Disk Speed Test(ストレージの速さ)
スマホにはあまりない視点ですが、Macのサクサク感の半分は「SSDの速さ」で決まります。
- 体験: App Storeで無料で手に入り、メーターがグルグル回るUIがカッコいい。古いiMacから最新モデルに買い替えたとき、この速度の桁違いな進化を見て「買ってよかった」と確信しました。
まとめ:Macの本当の実力を知るために
MacでAnTuTuを動かすのは、あくまで「実験的な遊び」として楽しむのがベストです。Appleシリコンのパワーを正確に把握し、世界中のユーザーと比較して悦に浸りたいなら、迷わずGeekbench 6をインストールしましょう。
数値だけでは見えない「ディスプレイの美しさ」や「トラックパッドの操作感」を含めてのMac体験ですが、たまにはこうして数字で自分の相棒を評価してあげるのも、ガジェット好きの醍醐味ですよね。
まずはApp Storeで「Geekbench」と検索して、あなたのMacの「真の順位」を確認してみませんか?


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