「大事な提出書類なのに、端っこに黒い線が入ってしまった…」「紙をセットしているのに、空滑りして吸い込んでくれない」。エプソン製プリンターを愛用していると、誰もが一度は直面するトラブルですよね。
実はそれ、故障ではなく**「内部ローラーの汚れ」**が原因かもしれません。修理に出す前に、まずは自宅でできるクリーニングを試してみませんか?今回は、私が実際に試して効果があった手順や、やってしまいがちな失敗談を交えて、具体的なメンテナンス術を解説します。
なぜクリーニングが必要?ローラーに溜まる「見えない敵」
プリンターの内部では、ゴム製のローラーが高速で回転して紙を送り出しています。しかし、使い続けるうちに以下の2つがローラーに蓄積していきます。
- 紙粉(しふん):紙をカットした際に出る微細な木のクズ。これがゴムの表面を覆うと、ツルツル滑って給紙できなくなります。
- インクの飛散:フチなし印刷などを繰り返すと、内部にミスト状のインクが残り、それがローラーに付着。次に通る紙を汚してしまいます。
これらは定期的に掃除してあげないと、プリンターの寿命を縮める原因にもなるんです。
ステップ1:液晶パネルから「自動クリーニング」を実行する
まずは一番手軽な方法から。最近の[amazon_link product=”epson printer”]には、ソフトウェア側でローラーを掃除する機能が備わっています。
【操作手順の目安】
- [設定] または [お手入れ] メニューを開く。
- [内部ローラークリーニング] を選択。
- カセットに普通紙をセットして実行。
体験談:
これ、「ただ紙を通すだけじゃん」と侮ってはいけません。実際にやってみると、1回目は真っ白だった紙が、2回目、3回目と繰り返すうちに、うっすらと黒い汚れを吸着して出てくるのがわかります。給紙が少し不安定かな?と感じる程度なら、この「空通し」だけで復活することがほとんどです。
ステップ2:専用の「クリーニングシート」を投入する
自動クリーニングでも改善しない頑固な「紙滑り」には、専用のシートが劇的な効果を発揮します。
私が愛用しているのは[amazon_link product=”epson cleaning sheet”]です。このシートは表面が絶妙な粘着質になっていて、ゴムローラーにこびりついた目に見えない紙粉を根こそぎ剥がし取ってくれます。
実際に使ってみた感想:
「ガガガッ」と空回りしていた古いプリンターにこのシートを通したところ、次の印刷から吸い込みの「食いつき」が明らかに変わりました。まるで新品のタイヤに履き替えたような安心感です。1枚持っておくと、いざという時の救世主になりますよ。
ステップ3:【最終手段】綿棒と水を使った手動クリーニング
「汚れがひどくて、印刷物にどうしても黒い点々がつく」という場合は、直接ローラーを拭くしかありません。ただし、ここは少し慎重に作業する必要があります。
【用意するもの】
- [amazon_link product=”cotton swab”](綿棒)
- 精製水(なければ水道水でも可)
【やり方のコツ】
- 電源を切り、コンセントを抜く。
- 背面カバーやスキャナーユニットを開け、給紙ローラー(グレーや黒のゴム部分)を探す。
- 綿棒を水で濡らし、「滴らない程度」に固く絞る。
- ローラーを指で回しながら、表面を優しく拭う。
※注意!私の失敗談:
以前、焦って「アルコール除菌スプレー」を吹きかけた布で掃除したことがあるのですが、これはNGでした。ゴムが乾燥して硬くなり、余計にひび割れやすくなってしまいます。また、ティッシュペーパーを使うと、逆に繊維がローラーに絡まって事態が悪化するので、必ず[amazon_link product=”lint free cloth”](糸くずの出ない布)か綿棒を使いましょう。
まとめ:日頃のケアが「いざという時」を救う
プリンターの不調は、大抵の場合、こうした「ちょっとした掃除」で解消します。
- まずは設定画面からの「内部ローラークリーニング」
- 滑りが直らなければ[amazon_link product=”cleaning sheet”]を使用
- 汚れが取れなければ「固く絞った綿棒」で手拭き
もし、これらを3回以上繰り返しても改善しない、あるいはローラーのゴムがボロボロに欠けている場合は、メーカー修理や[amazon_link product=”epson colorio”]などの新しいモデルへの買い替えを検討するタイミングかもしれません。
年賀状や大切な写真印刷の直前に慌てないよう、数ヶ月に一度は「空通し」をして、プリンターの健康状態をチェックしてあげてくださいね。
次の一歩として、まずはご自身のプリンターの設定メニューから「内部ローラークリーニング」があるか確認してみることから始めてはいかがでしょうか?


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