「さっきまで動いていたのに、急に筋が入るようになった」「ヘッドクリーニングを3回やったけれど、一向にノズルチェックの結果が改善しない」
そんな時、焦って何度もクリーニングボタンを連打していませんか?実はその「連打」、インクを猛烈に消費するだけでなく、最悪の場合はプリンターの寿命を縮めてしまうかもしれません。
筆者もかつて、年賀状作成中に[amazon_link product=”EPSON カラリオ”]が目詰まりし、予備のインク1セットをすべてクリーニングだけで使い切るという、血の気が引くような失敗を経験しました。
今回は、エプソンのプリンターが目詰まりした際に、無駄な出費を抑えつつ高確率で復活させる「正しいクリーニングの作法」を、実体験に基づいて詳しく解説します。
クリーニングは「3回」がデッドライン
まず、大前提として知っておいてほしいのが、通常のヘッドクリーニングには回数の限界があるということです。
エプソンの公式マニュアルにもひっそりと書かれていますが、**「2〜3回繰り返して改善しなければ、それ以上やっても効果は薄い」**のが現実です。私の経験上、4回目以降はノズルチェックのパターンが良くなるどころか、むしろ別の色がかすれ始めるという「泥沼状態」に陥ることが多々あります。
これは、ヘッドの空打ちや過度な吸引によって、インク内に気泡が混じってしまうことが原因です。
魔法の解決策は「一晩放置」という忍耐
もし3回クリーニングしてもダメなら、その日は潔く諦めて電源を入れたまま(あるいは自動電源オフ設定で)半日〜一晩放置してください。これが最も成功率の高い、究極の裏ワザです。
なぜ放置が効くのか?それは、ノズルの先でカチカチに固まったインクの塊が、クリーニングによって供給された新しいインクによって「じわじわとふやける」のを待つ必要があるからです。
実際に、私は[amazon_link product=”EPSON エコタンク”]で黄色が全く出なくなった際、パニックになりながらも一晩置いて翌朝印刷してみたところ、まるで魔法のようにクリアな色が出たことがあります。あの時の安堵感は今でも忘れられません。
それでもダメなら「強力クリーニング」か「洗浄液」
一晩置いても改善しない場合、機種によっては「強力クリーニング(パワークリーニング)」という選択肢があります。
ただし、これは「廃インク吸収パッド」の寿命を一気に削る諸刃の剣です。最近の[amazon_link product=”EPSON メンテナンスボックス”]対応機種であれば、自分でパッド(ボックス)を交換できるため、リスクを承知で試す価値はあります。
さらに「どうしても修理に出す前に足掻きたい」という方には、[amazon_link product=”プリンター目詰まり洗浄カートリッジ”]も一つの手です。純正品ではありませんが、固着した顔料インクを溶剤の力で溶かしてくれるため、物理的な詰まりには一定の効果を発揮します。
修理に出すか、買い替えるかの「損益分岐点」
あらゆる手を尽くしても治らない場合、判断の分かれ道は「修理費用」です。
エプソンの引取修理サービスを利用すると、送料込みで15,000円〜20,000円程度かかるのが一般的です。もしお使いのプリンターが数年前の[amazon_link product=”EPSON カートリッジ式モデル”]であれば、修理するよりも最新の[amazon_link product=”EPSON エコタンク搭載モデル”]に買い替えたほうが、長期的なインク代で元が取れる可能性が高いです。
逆に、購入して1年以内なら保証の対象になるため、迷わずサポートへ連絡しましょう。
二度と詰まらせないための「予防の極意」
一度目詰まりの恐怖を味わうと、日頃のメンテナンスの重要性が身に沁みます。復活した後は、以下の2点を徹底してください。
- 2週間に一度は「ノズルチェックパターン」を印刷する: 全色を少しずつ出すだけで、固着を未然に防げます。
- 電源を切る時は必ず本体のボタンで: コンセントをいきなり抜くと、ヘッドに蓋がされず乾燥の原因になります。
「クリーニングは3回まで、ダメなら一晩放置」。このルールを守るだけで、インク代の節約とプリンターの長寿化が同時に叶います。どうか諦める前に、一度「待つ」という選択をしてみてください。
次は、お使いのプリンターが「セルフメンテナンス(廃インク交換)」に対応しているか、確認する方法をお調べしましょうか?


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