「自分のスマホ、最近もっさりしてきたな」「最新のiPhoneと比べてどれくらいの実力なんだろう?」そんな風に感じたら、避けて通れないのがAntutuベンチマークです。
しかし、いざ測ろうと思っても、Androidユーザーなら「Playストアにアプリがない!」と戸惑い、iPhoneユーザーなら「App Storeのやつで合ってる?」と不安になることもあるはず。今回は、私が実際に複数の端末で検証した経験をもとに、Antutu公式サイトから安全に導入し、正しくスコアを測定するための「現場の知恵」を凝縮してお届けします。
公式サイトからのダウンロード:Androidは「ひと手間」が必要
まず知っておくべきは、Android版のAntutuはGoogle Playストアには存在しないという事実です。これは過去の規約変更によるものですが、Antutu公式サイト(antutu.com)から直接APKファイルをダウンロードすることで、今でも安全に利用できます。
私がPixelやGalaxyに導入した際、ブラウザから「有害なファイルの可能性があります」と警告が出て一瞬ひるみましたが、公式サイトからのダウンロードであれば問題ありません。インストール時には「Antutu Benchmark」本体だけでなく、「3D Bench」という追加リソースも必要になります。これ、意外とデータ容量(数GB単位)を食うので、必ずWi-Fi環境で作業することをおすすめします。
一方、iPhoneやiPadの方は、App Storeで「Antutu」と検索して出てくるアプリでOKです。ただし、OSの制限によりAndroid版とiOS版では測定アルゴリズムが異なるため、単純な数値比較は「参考程度」にとどめるのが玄人の嗜みです。
【体験談】測定失敗を防ぐ!スコアが「下振れ」する3つの罠
せっかく測るなら、その端末の全力を見たいですよね。私が過去にXperiaやAQUOSで測定した際、やりがちな失敗でスコアを大幅に下げてしまった経験があります。
- 「充電しながら」は絶対NG充電中はバッテリーが発熱します。スマホには熱くなると性能を制限する「サーマルスロットリング」という機能があるため、充電しながら回すと、本来150万点出るはずの端末が120万点まで沈むこともザラです。
- ケースは外したほうがいい?放熱を妨げる厚手のスマホケースを装着したまま測定すると、後半の3Dグラフィックテストでカクつきが発生しやすくなります。私は「本気の一本」を撮るときは、ケースを外して涼しい部屋の机に直置きしています。
- 連続測定の罠「もう一回測れば上がるかも」と連続で回すのは逆効果。本体に熱がこもり、回すたびにスコアが落ちていく切ない結果になります。
2025年版:スコア目安と「体感」のリアル
現在のスマホ市場において、Antutuスコアをどう解釈すべきか。私の使用経験からくる「体感性能」の目安がこちらです。
- 200万点オーバー(超ハイエンド)Snapdragon 8 Gen 3やApple A18 Pro搭載機。原神などの重いゲームを最高画質で遊びたいなら、この領域。もはやオーバースペック気味ですが、所有欲はMAXです。
- 100万〜150万点(ハイエンド)型落ちのiPhone 15 ProやGoogle Pixel 9クラス。動画編集もゲームもサクサク。一般ユーザーなら、ここで数年は戦えます。
- 60万〜90万点(ミドルハイ)Nothing Phoneなどのミドルレンジ。普段使いでストレスを感じることはまずありません。コスパ重視ならここが正解。
- 40万点以下(エントリー)LINEやブラウジングが中心なら十分。ただ、アプリの切り替えで一瞬「間」を感じることがあります。
数値だけじゃない。私が「MEMスコア」を重視する理由
Antutuの結果画面では合計点に目が行きがちですが、私が密かにチェックしているのが「MEM(メモリ・ストレージ)」のスコアです。
いくらCPUが強力でも、ストレージの読み書きが遅いと、アプリの起動や写真の保存で「なんとなく重い」と感じてしまいます。例えばXiaomiのハイエンド機などはここが非常に速く、数値以上のキビキビ感があります。
まとめ:自分のスマホの「現在地」を知る楽しみ
Antutu公式サイトからアプリを導入し、正しく測定することは、いわばスマホの健康診断です。
「おっ、意外と頑張ってるな」「最近スコアが落ちたから、不要なアプリを消そう」といった指針になります。
数値はあくまで数字。でも、その数字の裏にある「自分のデバイスへの理解」を深めることで、次に新しいスマホに買い換える際の失敗しない基準が手に入ります。ぜひ、最高のコンディションで計測してみてください。


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