Antutu v11で「数値の常識」が変わった?実機テストで分かった新基準
「以前のモデルで100万点だったから、今回もそれくらいあれば十分」と考えているなら、少しだけ注意が必要です。最新のAntutu Benchmark v11では、GPUテストの刷新やUX項目の評価アルゴリズムが変更され、全体的にスコアが底上げされる「スコアインフレ」傾向にあります。
私が実際に[amazon_link product=”iPhone 16 Pro”]や[amazon_link product=”Pixel 9 Pro”]、そして型落ちの[amazon_link product=”Xperia 1 V”]などで計測し直したところ、v10時代よりも明らかに数字が伸びていました。つまり、今私たちが向き合うべきは「v11基準の快適ライン」なのです。
【体験比較】Antutu v11スコア別の「本当の動作感」
スペック表の数字だけでは見えない、日常使いとゲーム性能のリアルをまとめました。
200万点以上:異次元の全方位無双
[amazon_link product=”Galaxy S24 Ultra”]などの最新ハイエンドチップ搭載機がこの領域です。
- 体験談: 「原神」や「崩壊:スターレイル」を最高画質・60fpsでプレイしても、指先に伝わる熱が驚くほど安定しています。動画編集アプリで4K動画を書き出す際も、プロセステキストが目にも止まらぬ速さで進む快感は、一度味わうと戻れません。
150万点〜200万点:ストレスフリーの到達点
[amazon_link product=”iPhone 15 Pro”]や、少し前のフラッグシップ機がここに入ります。
- 体験談: 複数のアプリを同時に立ち上げ、ブラウザでタブを50個開いても挙動が一切乱れません。「重い」と感じる瞬間が皆無で、今後3〜4年はメイン機として最前線で戦える確信が持てるレベルです。
100万点〜150万点:賢い選択、コスパの王様
[amazon_link product=”Google Pixel 8a”]や、[amazon_link product=”Nothing Phone (2)”]などが該当するゾーンです。
- 体験談: 普段使いにおいて、上位モデルとの差を感じるシーンはほぼありません。ただし、最高負荷のゲームでは、乱戦時にわずかなフレームドロップを感じることがあります。ガチ勢でなければ、ここが最も満足度の高いラインでしょう。
50万点〜100万点:日常重視のミドルレンジ
[amazon_link product=”AQUOS sense8″]など、日本で人気の売れ筋モデルが多い層です。
- 体験談: SNSのタイムラインを高速スクロールした際に、一瞬画像描写が遅れることがありますが、実用上の問題はありません。カメラの起動やシャッターを切る際、ハイエンド機に比べると「一呼吸」置く感覚があります。
盲点!スコアが高くても「快適ではない」ケース
私が検証中に遭遇した「数値の罠」についても触れておきます。
1. サーマルスロットリングの恐怖
ある中華系ゲーミングスマホで計測した際、1回目は220万点を超えましたが、連続で回した3回目には160万点まで急落しました。筐体が熱を持ち、CPUが「これ以上は危険」と判断してブレーキをかけたためです。短距離走(ベンチマーク)が速くても、マラソン(長時間のゲーム)が強いとは限りません。
2. UXスコアとリフレッシュレートの相関
総合スコアが低くても、画面の書き換えがスムーズな[amazon_link product=”Redmi Note 13 Pro”]のような機種は、操作時の「キビキビ感」が非常に高いです。数値を見る際は、Totalだけでなく「UX」の項目をチェックすることをお勧めします。
失敗しないための「正確な計測」5つの鉄則
自分のスマホで測ってみるなら、以下の条件を整えてください。これでスコアが5万〜10万点変わることも珍しくありません。
- ケースは必ず外す: 放熱を妨げると、本来の性能が出る前に制限がかかります。
- 充電しながらは厳禁: バッテリー充電の熱とチップの熱が重なり、スコアがガタ落ちします。
- 常駐アプリを全停止: 裏で[amazon_link product=”Instagram”]や[amazon_link product=”X”]が動いているだけで、CPUリソースを食い潰します。
- 冷房の効いた部屋で: 室温25度前後が理想です。私は夏場、扇風機の風を直接当てながら計測しています。
- ストレージの空きを確保: 容量がパンパンだと、MEM(メモリ/ストレージ)の書き込みテストで足を引っ張ります。
まとめ:Antutu v11スコアは「安心を買うための目安」
今の時代、50万点あればスマホとして最低限の仕事はしてくれます。しかし、あなたが「動作の遅れでイライラしたくない」「3年以上同じ機種を愛用したい」のであれば、v11基準で100万点以上をターゲットにするのが正解です。
数値はあくまで「最大瞬間風速」。自分のライフスタイルに最適な一台を見つけるための、羅針盤として活用しましょう。
次は、気になる候補機種を実際に手に取って、その「手触りのスピード感」を確かめてみてください。

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