「レンズを交換している間にシャッターチャンスを逃した」「旅行に何本も持っていくのは重くて辛い」……カメラ好きなら一度はぶつかる壁ですよね。私もかつては「単焦点こそ至高」と信じて疑いませんでしたが、子供の運動会や慣れない海外旅行で、レンズ交換の隙に決定的瞬間を逃した苦い経験から、ニコンの「便利ズーム」を再評価するようになりました。
特に近年のZマウントシステムにおける高倍率ズームの進化は凄まじく、かつての「便利だけど画質はそこそこ」という常識を鮮やかに覆してくれます。今回は、私が実際に現場で使い倒して感じた本音のレビューを交え、今選ぶべき3本を徹底比較します。
1. 異次元の守備範囲![amazon_link product=”NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR”]
このレンズを初めて手にした時、正直「F8は暗すぎるのでは?」と不安がありました。しかし、実際に動物園やサーキットで使ってみて、その考えは180度変わりました。
【体験談:これ1本で世界が変わる】
広角28mmで風景を撮った直後、レンズをひねるだけで400mmの超望遠へ。今までなら「あ、あそこに珍しい鳥が!」と思っても、バッグから望遠レンズを取り出している間に逃げられていました。しかし、[amazon_link product=”NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR”]なら、その瞬間を逃しません。
驚いたのは、最短撮影距離が非常に短く、広角側で20cmまで寄れること。足元の花をマクロ的に写し、直後に遠くの被写体を狙う。この自由度は、他のレンズでは味わえない快感です。ISO感度が上がりやすい夕暮れ時は、最新のZボディの高感度耐性に任せれば、SNSやA4プリントサイズなら全く問題ない画質を維持できました。
2. プロが唸る究極の万能選手 [amazon_link product=”NIKKOR Z 24-120mm f/4 S”]
もしあなたが「便利さは欲しいけれど、S-Lineの極上の解像感は1ミリも譲りたくない」と言うなら、迷わずこれです。私は仕事のロケで最も多用するのがこのレンズです。
【体験談:単焦点の出番が激減した】
24mmから120mmという絶妙なレンジ、そしてF4通しの安心感。特筆すべきは逆光耐性の強さです。夕景のポートレートで太陽を画面に入れても、ゴーストやフレアが驚くほど抑えられ、ヌケの良い描写が得られます。
以前、友人の結婚式でこのレンズ1本で挑みましたが、広角での集合写真から、120mm側での自然な表情のアップまで、これ1本で完璧にこなせました。ボケ味も非常に素直で、「高倍率ズームはボケが汚い」という先入観は、[amazon_link product=”NIKKOR Z 24-120mm f/4 S”]が完全に過去のものにしてくれました。
3. 旅の相棒としての完成形 [amazon_link product=”NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR”]
「1日中歩き回る旅行」において、重さは最大の敵です。そんなシーンで私のファーストチョイスになるのがこの1本です。
【体験談:肩の痛みが消えた日の衝撃】
フルサイズ対応で200mmまでカバーしながら、驚くほどコンパクト。登山でザックに忍ばせても負担にならず、岩場でのレンズ交換というリスクを回避できるのは大きなメリットです。
描写については、周辺部にわずかな甘さを感じる場面もありますが、中央部の解像感は非常に高く、旅の空気感を見事に写し取ってくれます。特にレンズ内手ブレ補正(VR)が強力で、三脚が立てられない歴史的建造物の暗い室内でも、低速シャッターで粘り強くシャープな写真を残すことができました。[amazon_link product=”NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR”]は、まさに「撮る楽しさ」と「歩く快適さ」の黄金比を実現しています。
失敗しないための「便利ズーム」選びの視点
自分にぴったりの1本を見極めるために、以下の3つのポイントを自問自答してみてください。
- 「400mm」のロマンが必要か?野鳥やスポーツ、航空機など、肉眼では見えない世界を切り取りたいなら[amazon_link product=”NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR”]一択です。
- 「24mm」の広角が必須か?風景写真や室内での広がりを重視するなら、28mmスタートではなく24mmスタートの[amazon_link product=”NIKKOR Z 24-120mm f/4 S”]か[amazon_link product=”NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR”]を選びましょう。この4mmの差は想像以上に大きいです。
- プリントのサイズは?大判プリントや等倍鑑賞がメインならS-Lineの[amazon_link product=”NIKKOR Z 24-120mm f/4 S”]、スマホでの閲覧やL版プリントがメインなら機動力重視の選択が幸せになれます。
結論:どれを選んでも後悔しないZマウントのクオリティ
かつて「便利ズームは妥協の産物」と言われた時代もありましたが、今のニコンZマウントは違います。レンズ交換の手間を減らすことは、単なる手抜きではなく、「シャッターチャンスを増やす」という積極的な選択です。
あなたの撮影スタイルに合わせて、最高の1本を見つけてみてください。きっと、カメラを持ち出す頻度が今よりもずっと増えるはずです。


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