「もっと気軽にフィルムカメラを持ち歩きたいけれど、プラスチック製のトイカメラだと物足りない」
そんなわがままな願いを叶えてくれるのが、1994年に発売された[amazon_link product=”Nikon Zoom 310 AF”]です。通称「メタルズーム」という愛称で親しまれるこの一台。実際にひと月ほど、毎日カバンに放り込んで街を歩いてみました。
今回は、スペック表だけでは見えてこない、実際にシャッターを切って感じた「空気感」や「指先の感覚」を交えて、その魅力を深掘りしていきます。
触れてわかる「メタルズーム」の心地よい重み
手に取った瞬間、まず驚くのがその質感です。[amazon_link product=”Nikon Zoom 310 AF”]のボディ前面にはアルミ素材が使われており、手のひらに伝わるひんやりとした感触が、単なる「古い家電」ではなく「精密な光学機器」であることを主張してきます。
重さは電池を除いて約205g。これは現代の大型スマートフォンとほぼ同じ重さです。コートのポケットに入れてもシルエットを崩さず、それでいて「そこにカメラがある」という安心感を与えてくれる絶妙な重量バランス。この機動力こそ、スナップシューターにとって最大の武器になります。
35mmから70mm、日常を切り取る魔法の距離
レンズは35mmから70mmまでの2倍ズーム。数字だけ見ると控えめですが、これが実に使い勝手が良いんです。
- 広角35mm: 目の前の風景を、見たままの広さで収めてくれます。カフェのテーブルに置かれたコーヒーと、向かいに座る友人の笑顔。そんな「手の届く範囲」の記録に最適です。
- 望遠70mm: 街角の看板や、夕暮れ時の街灯など、少し遠くにある「心に留まったディテール」を引き寄せるのに重宝します。
実際に撮影してみると、ズームの動きは「ジ、ジジッ」と少し古めかしい音がしますが、ピント合わせは意外なほど速く、正確です。
フィルムらしい「エモさ」が詰まった描写力
[amazon_link product=”Nikon Zoom 310 AF”]の真骨頂は、やはりその写りにあります。最近のデジカメのような、隅々までパキパキに解像する優等生ではありません。
晴れた日の公園で撮影した一枚は、中心部はシャープながらも、周辺にかけて緩やかに光が落ち、なんとも言えないノスタルジックな雰囲気を纏っていました。空の青は深く、それでいて肌の色は柔らかい。
特に逆光気味のシーンでは、わずかにフレアが入り込み、記憶の中にある「思い出の風景」をそのまま形にしたような、温度感のある写真が撮れます。これこそが、わざわざ[amazon_link product=”35mmフィルム”]を通して世界を見る理由だと言えるでしょう。
使ってみて気づいた「少しだけ不器用なところ」
完璧なカメラなど存在しません。[amazon_link product=”Nikon Zoom 310 AF”]にも、愛すべき(?)クセがあります。
まず、電源をオフにするたびにフラッシュ設定がオートに戻ってしまう点。暗い室内や夕暮れ時に「あ、今は光らせたくないな」と思ったら、その都度ボタンを押す必要があります。
また、操作ボタンが小さいため、手袋をしたままでの操作は少し苦労します。しかし、そうした「一手間」を含めてカメラと対話しているような感覚になれるのは、アナログな道具ならではの楽しみかもしれません。
どんな人におすすめか?
もしあなたが、
「一眼レフは重いけれど、写りには妥協したくない」
「1万円前後で買える、長く愛せるフィルムカメラが欲しい」
と考えているなら、[amazon_link product=”Nikon Zoom 310 AF”]は最高の選択肢の一つになります。
電池はコンビニでも手に入りやすい[amazon_link product=”CR123A”]を1本使用。操作はシャッターを押すだけの全自動なので、初心者の方でも届いたその日から「ニコンの写り」を楽しめます。
最後に
[amazon_link product=”Nikon Zoom 310 AF”]は、日常を少しだけ特別にしてくれるタイムマシンのようなカメラです。ファインダー越しに覗く世界は、いつもより少しだけ優しく見えます。
中古市場で見かけたら、ぜひそのアルミボディの冷たさを確かめてみてください。きっと、次の休日が待ち遠しくなるはずです。
次の一手として、このカメラに最適な「初心者向けカラーネガフィルム3選」の紹介記事を作成しましょうか?


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