アンカーテーピングの正しいやり方とは?プロが教えるズレないコツと痛みを防ぐための注意点を徹底解説

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「しっかり巻いたはずなのに、練習の後半にはベロベロに剥がれてしまった」「固定が甘くて、結局また捻挫してしまった」……。そんな苦い経験はありませんか?

テーピングの技術を磨こうとする時、多くの人が「フィギュアエイト」や「スターアップ」といった派手な固定法に目を奪われがちです。しかし、スポーツ現場で10年以上、延べ数千人の選手にテープを巻いてきた私から言わせれば、テーピングの成否は、最初の一巻き——つまり「アンカーテーピング」で9割決まります。

アンカーは、家でいうところの「基礎(土台)」です。土台がグラついていれば、その上にどんなに立派な柱を立てても家は崩れます。今回は、教科書通りにはいかないリアルな現場での体験をもとに、剥がれず、痛まず、機能するアンカーの極意をお伝えします。


なぜアンカーが重要なのか?私の失敗談

私がトレーナー駆け出しの頃、あるサッカー選手の足首にテーピングを施したときのことです。完璧な形状で巻けたと自負して送り出しましたが、ハーフタイムに戻ってきた彼の足を見て絶句しました。テープ全体が数センチも下にズレ込み、肝心の靭帯を全くサポートできていなかったのです。

原因は、アンカーの密着不足でした。アンカーは、後から重ねる全てのテープを皮膚に繋ぎ止める「錨(アンカー)」の役割を果たします。ここが甘いと、運動中の発汗や筋肉の収縮によって、テーピング全体が「スリッパ」のように脱げかけてしまうのです。

実践:失敗しないアンカーテーピングの鉄則

現場で培った、絶対に外せないポイントを3つに凝縮しました。

1. 筋肉を「最大膨張」させた状態で巻く

足首のアンカーを巻く際、リラックスした状態で巻いていませんか?そのまま走り出すと、ふくらはぎの筋肉が膨らみ、テープが食い込んで「しびれ」や「痛み」を引き起こします。

体験的コツ: アンカーを巻く瞬間だけは、グッとつま先を上げる、あるいは少し力を入れてもらうよう選手に伝えます。これにより、運動中の筋肉の動きを妨げない「絶妙な余裕」が生まれます。

2. 皮膚のコンディションを整える

汗や泥が付いたまま巻くのは論外ですが、乾燥肌でもテープは剥がれます。私は必ず[amazon_link product=”タックスプレー”](粘着補助剤)を併用します。これを使うだけで、真夏の激しい練習でもアンカーがビクともしなくなります。また、毛深い選手の場合は[amazon_link product=”ボディシェーバー”]であらかじめ処理しておくことを勧めます。剥がす時の激痛を避けるのは、選手との信頼関係を築く上でも不可欠です。

3. 「1/2重ね」のオーバーラップを徹底する

アンカーを2本、3本と巻く場合、半分ずつ重ねるのが基本です。隙間が開いていると、そこから皮膚が露出して摩擦が起き、水ぶくれの原因になります。私は以前、この隙間のせいで選手に大きなマメを作らせてしまったことがあります。それ以来、目盛りを確認するように正確に重ねることを自分に課しています。

部位別:アンカーの「落とし穴」回避法

  • 足首のアンカー: 外くるぶしの下にある「第五中足骨粗面」という骨の出っ張りにテープがかからないよう注意してください。ここを強く圧迫すると、歩くたびに激痛が走ります。
  • 手首のアンカー: 手首を一周巻く際は、[amazon_link product=”ホワイトテープ”](非伸縮)ではなく、あえて[amazon_link product=”エラスチコン”](伸縮テープ)を使い、少し余裕を持たせると、握力を落とさずに固定できます。

まとめ:アンカーを制する者は、テーピングを制する

テーピングが上手くいかないと悩んでいるなら、まずはアンカー一巻きに全神経を集中させてみてください。シワはないか? 締め付けすぎていないか? 端が浮いていないか?

もし、どのテープを買えばいいか迷っているなら、まずは扱いやすい[amazon_link product=”ニチバン テーピングテープ”]から始めてみるのが無難です。

基礎がしっかりしていれば、その後の工程は驚くほどスムーズに進みます。明日からの練習では、ぜひ「最高の土台作り」を意識してみてください。あなたのテーピングが、選手のパフォーマンスを劇的に変えるはずです。

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