ニコンZマウントユーザーにとって、いつかは手に入れたい「聖杯」とも言えるレンズが[amazon_link product=”NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S”]です。
Fマウント時代の名玉を知る人ほど、「ミラーレスになってどれほど変わったのか?」と懐疑的になるかもしれません。しかし、実際にこのレンズを[amazon_link product=”Nikon Z9″]や[amazon_link product=”Nikon Z8″]に装着してシャッターを切った瞬間、その疑念は驚きへと変わります。今回は、私が1年以上、過酷な現場から家族のポートレートまで使い倒して感じた「生の声」をお届けします。
1. 絞り開放から「単焦点レベル」の切れ味
このレンズの最大の特徴は、ズームレンズであることを忘れさせるほどの解像力です。通常、望遠ズームはテレ端(200mm)の周辺部で甘さが出がちですが、[amazon_link product=”NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S”]に妥協はありません。
先日、夕暮れ時の動物園で遠くのライオンを撮影した際、絞り開放F2.8にもかかわらず、瞳に写り込んだ景色のディテールまで克明に描写されていました。毛並みの一本一本が「線」ではなく「立体」として浮き上がる感覚。これは、従来のFマウントレンズでは到達できなかった領域です。
2. 逆光を「味」に変えるナノクリとアルネオの魔法
撮影現場では、どうしても太陽が画面内に入り込むシーンがあります。そんな時、このレンズに採用された「ナノクリスタルコート」と「アルネオコート」の恩恵を痛感します。
真夏の直射日光下で、モデルの背後から強い光が差し込む過酷な状況。普通のレンズなら盛大なゴーストやフレアが出てコントラストが低下しますが、[amazon_link product=”NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S”]は驚くほどクリア。むしろ、光を美しく、上品なエッセンスとして取り込んでくれます。暗部の粘りも素晴らしく、現像時のレタッチ耐性が非常に高いのもプロから支持される理由でしょう。
3. 「寄れる」から、もうレンズ交換はいらない
望遠ズームを使っていて一番ストレスを感じるのは「あと一歩寄れない」時ではないでしょうか。しかし、このレンズは最短撮影距離が広角端で0.5m、望遠端でも1.0mと驚異的に寄れます。
カフェでのテーブルフォトや、道端に咲く小さな高山植物のクローズアップ。これまでは[amazon_link product=”NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S”]のようなマクロレンズに付け替えていた場面でも、そのままグイッと寄って撮影できてしまいます。この「万能感」は、シャッターチャンスを逃さない大きな武器になります。
4. 唯一の課題:1,360gという「重さ」との付き合い方
正直に言いましょう。このレンズは重いです。三脚座を含めると約1.4kg。これにカメラボディを合わせれば2kgを超えます。
半日ほど手持ちでスポーツ撮影を続けると、翌日は確実に左腕が筋肉痛になります。もし軽量さを最優先するなら、[amazon_link product=”NIKKOR Z 70-180mm f/2.8″]という選択肢もあります。しかし、あちらには無い「強力なレンズ内手ブレ補正(VR)」と、極限状態で迷わず合焦する「マルチフォーカス方式」のAFスピードを知ってしまうと、やはり[amazon_link product=”NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S”]を手放すことはできません。
重さを軽減するために、私は[amazon_link product=”PeakDesign スライド”]のような幅広のストラップを使い、肩への負担を分散させて運用しています。
5. テレコンバーターで広がる世界
「もう少しだけ届かない」という時のために、[amazon_link product=”Z TELECONVERTER TC-1.4x”]をバッグに忍ばせておくことをおすすめします。このレンズの設計が優秀すぎるため、テレコンを通しても画質の劣化がほとんど気になりません。200mmが280mmに伸びることで、野鳥や飛行機、月撮影など、趣味の領域が一気に広がります。
結論:このレンズはあなたの「視覚」を拡張する
[amazon_link product=”NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S”]は、決して安い買い物ではありません。しかし、一度手に入れれば「機材のせいにする言い訳」が一切消え去ります。
とろけるような後ボケ、爆速のAF、そして雨天でも安心して使える堅牢性。このレンズが捉える世界は、肉眼で見ている景色よりも美しく、ドラマチックです。ニコンユーザーとして、人生に一度はこの感動を味わってみてはいかがでしょうか。


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