カメラバッグからおもむろに取り出したのは、大口径の標準ズームレンズ。……ではなく、実は並々と注がれたホットコーヒー。
カメラ愛好家、特にニコン党(ニコニスト)の間で長年愛されている[amazon_link product=”ニコン レンズタンブラー”]をご存知でしょうか。一見すると本物のレンズにしか見えないその外観は、もはやジョークグッズの域を超えた「工芸品」に近い執念を感じさせます。
今回は、このニコン純正タンブラーをデスクワークや撮影現場で使い倒して分かった、その圧倒的な再現度と、使ってみて初めて気づいた「愛すべき欠点」をリアルにお伝えします。
触れた瞬間に確信した「ニコン公式」の狂気
箱から取り出した瞬間、脳がバグを起こしました。私が手にしたのは[amazon_link product=”ニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED”]を模したモデル。指先に触れるフォーカスリングのラバーの質感、鏡筒の絶妙なザラつき、そしてあの誇らしげな「N」のナノクリスタルコートロゴ。
驚くべきは、距離目盛の窓や、AF/M切り替えスイッチの造形です。可動こそしませんが、フォントの太さや色味まで、本物のニッコールレンズと並べても遠目では判別がつきません。安価な模倣品も市場には出回っていますが、手に持った時の「しっくり感」は、光学メーカーとしての意地を感じさせる純正品ならではの特権です。
実用レビュー:デスクに置くだけで「視界」が変わる
実際にコーヒーを淹れてデスクに置いてみました。PC作業の合間、ふと視線を落とすとそこには高級レンズ。それだけで、何の変哲もない事務作業が「プロの編集作業」のような高揚感に包まれます。
保温性能については、[amazon_link product=”サーモス タンブラー”]のような魔法瓶専門メーカーほどの圧倒的な持続性はありません。しかし、内部がステンレス構造になっている現行モデルであれば、1時間程度のデスクワークなら十分に飲み頃の温度をキープしてくれます。
また、撮影現場に持ち出した際、モデルさんやスタッフとの会話のきっかけになることもしばしば。「それ、レンズじゃないんですか!?」という驚きから現場の空気が和らぐ、最高のコミュニケーションツールとしての役割も果たしてくれました。
実際に使ってわかった、3つの「意外な注意点」
しかし、愛ゆえにあえて苦言を呈したい「使い勝手のクセ」も存在します。
- 「フロントヘビー」による転倒の恐怖このタンブラー、本物のレンズ形状を忠実に再現しているため、上部が太く底面が絞られています。中身が少なくなってくると重心が上がり、不用意に手が当たるとヒヤリとします。大切なPCやカメラの横に置く際は、少し慎重になる必要があります。
- 洗浄に少し手間がかかる外装の凹凸(ローレット加工)は本物そっくり。それゆえに、万が一コーヒーをこぼして溝に入り込むと、拭き取るのに綿棒が必要になることも。美しさを保つには、持ち主の「レンズ愛」が試されます。
- レンズキャップ型の蓋の密閉性付属の蓋(レンズキャップ風)は、あくまで埃除け。完全密閉ではないため、バッグの中に液体を入れたまま放り込むのは厳禁です。
それでも、このタンブラーでなければダメな理由
不便な点を含めても、[amazon_link product=”ニコン マグカップ”]シリーズが愛される理由は、圧倒的な「所有欲の充足」にあります。
底面のリアキャップを模したデザインや、同梱されているソフトケースの質感。それらすべてが「ニコンを使っている」というアイデンティティを刺激してくれます。機能性だけを求めるなら、他にも選択肢はあるでしょう。しかし、お気に入りの[amazon_link product=”ニコン Z9″]の横に置いて最もサマになるのは、やはりこの純正タンブラーなのです。
自分へのご褒美にはもちろん、カメラ好きの友人へのプレゼントとしてこれほど「外さない」アイテムも珍しいでしょう。
次の一歩として:
もしあなたが「実物を見てから決めたい」とお考えなら、東京・品川にあるニコンミュージアムのショップへ足を運んでみてはいかがでしょうか?オンラインでは味わえない、歴代モデルのサイズ感を比較できる絶好の機会になりますよ。


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