なぜ今、名機Razer Pantheraにボタンを増設するのか?
格闘ゲームの歴史において、[amazon_link product=”Razer Panthera”](旧パンテラ)は最高傑作の一つと言っても過言ではありません。しかし、『ストリートファイター6』の登場で状況は一変しました。ドライブインパクトやドライブパリィといった新システムの導入により、標準の8ボタンでは「指が足りない」という事態に直面したからです。
私も最初は「モダン操作なら足りるし、クラシックでも8ボタンで十分」と自分に言い聞かせていました。しかし、ランクマッチの激戦中、咄嗟のインパクト返しが間に合わなかったり、L3/R3ボタンに割り当てた機能を押し間違えたりするたびに、天板の空きスペースが「ここにボタンがあれば…」という誘惑のスペースに見えてきたのです。
Panthera増設の分かれ道:旧型とEvoの違い
増設に踏み切る前に、手元の[amazon_link product=”Razer Panthera”]がどちらのモデルか確認しましょう。
- 旧Panthera(RZ06-0169): 改造の神様のような存在です。ワンプッシュで天板が開くため、内部へのアクセスが容易で、配線の取り回しも自由自在です。
- Panthera Evo(RZ06-0272): 内部が少しタイトで、底面のネジを外す必要があります。天板のイラストは変えやすいですが、穴あけ加工にはより慎重な位置決めが求められます。
私の経験上、増設の楽しさをより味わえるのは、内部が広々とした旧パンテラの方ですね。
準備するもの:100均ツールで妥協してはいけない理由
「穴さえ空けばいい」と安易に考えていた時期が私にもありました。しかし、[amazon_link product=”Razer Panthera”]の天板は厚みがあり、さらにアクリル板が重なっています。
- ボタン: 信頼の[amazon_link product=”三和電子 ボタン”]や、静音性に優れた[amazon_link product=”GamerFinger”]の24mmサイズが定番です。
- 電動ドリルとホールソー: これが最重要。安物のドリルビットだとアクリルがバリバリに割れます。必ず[amazon_link product=”ステップドリル”]か、プラスチック対応の24mmホールソーを用意してください。
- 配線材: [amazon_link product=”ファストン端子付きケーブル”]と、既存のボタンから信号を分岐させるためのハーネス。
実践!失敗しないための「穴あけ」テクニック
いざドリルを握ると、手が震えるものです。失敗を防ぐ最大のコツは**「マスキングテープでの保護」と「低速回転」**です。
まず、天板のボタン配置を決めます。私は親指で押せる位置に「11枚目のボタン」を配置することにしました。位置が決まったら天板を裏返し、内部の支柱や基板に干渉しないか1mm単位でチェックします。
穴をあける際は、一気に貫通させようとせず、アクリルを溶かさない程度の低速でじわじわと攻めます。「削りカスの匂いがしてきた、いよいよ後戻りできないな」というあの緊張感こそ、DIYの醍醐味です。貫通した瞬間の達成感は、ランクマッチで昇級した時以上のものがありました。
配線と設定:L3/R3を呼び覚ます
[amazon_link product=”Razer Panthera”]の基板には、実は使用されていないL3/R3の端子が隠れている場合があります(モデルによります)。ここに[amazon_link product=”ファストン端子”]を差し込むか、基板から直接はんだ付けを行うことで、手元にL3/R3ボタンを爆誕させることができます。
私はインパクトボタンを親指付近に増設しましたが、これが大正解でした。小指を無理に伸ばす必要がなくなり、反応速度が明らかに向上しました。「ボタンを探す」という脳のノイズが消え、純粋に読み合いに集中できるようになったのです。
結論:パンテラは「一生モノ」のアケコンへ
[amazon_link product=”Razer Panthera”]にドリルで穴をあけるのは勇気がいります。メーカー保証も消えてしまいます。しかし、自分の手の大きさとプレイスタイルに最適化された「世界に一つだけのパンテラ」は、既製品では絶対に味わえない操作感をもたらしてくれます。
道具を自分の手に合わせる。このプロセスを経て完成したアケコンで戦う格ゲーは、格別ですよ。
次は、増設したボタンにピッタリな[amazon_link product=”静音ボタン”]への交換や、天板のデザインカスタマイズに挑戦してみるのはいかがでしょうか?


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