27インチモニターの「重さ」は、買ってから地味に効いてくる。箱を持った瞬間に「思ったより重い…」となり、設置後はアームが沈む、机がたわむ、ちょっと触ると揺れる。こういう失敗って、性能や画質の比較より先に“重量の見方”を押さえるだけで避けられる。
先に結論:重さは3種類で考えると外さない
27インチの重量は、ひとまとめで見ないほうがいい。理由は単純で、同じ「27インチ」でも“どの状態の重さか”で体感が別物になるから。
- スタンドなし(本体のみ):アーム運用の基準。だいたい3.5〜5kg台が多い
- スタンドあり:机置きの基準。スタンドで0.5〜2kgくらい増えることがある
- 梱包重量:受け取り・移動・保管の基準。緩衝材と段ボールで一気に重くなる
実際、軽い部類の Dell SE2726H(https://www.amazon.co.jp/s?k=Dell+SE2726H&tag=opason-22)でも「本体は軽め」なのに、届いた箱はそこそこ存在感がある。逆に Dell S2722QC(https://www.amazon.co.jp/s?k=Dell+S2722QC&tag=opason-22)みたいに梱包重量がしっかりあるモデルだと、玄関から部屋に運ぶだけで腕がパンパンになることもある。
27インチでも“重い個体”は普通にいる
「27なら全部似たような重さでしょ」と思いがちだけど、ここが落とし穴。筐体がしっかりしていたり、用途が制作寄りだったりすると一気に重くなる。
たとえば写真・映像向けの BenQ SW271(https://www.amazon.co.jp/s?k=BenQ+SW271&tag=opason-22)みたいな系統は、重量級になりやすい。重い=悪ではなくて、剛性やパネル周りの作り込みの結果だったりする。ただし、机やアーム側にその負担が来るのは変わらない。
モニターアームで失敗する人の共通点
アーム運用でやらかすパターンはだいたい同じ。「27インチ対応」の文字だけを信じて、耐荷重の余裕を見てない。
耐荷重は“ギリ足りる”だと沈みやすい
本体重量が耐荷重の上限に近いと、最初は止まっても数日でじわっと下がることがある。画面位置が数センチ落ちるだけで、首と肩が一気に疲れる。だから、耐荷重は余裕を見て選ぶほうがラク。
ガッシリ系で安心感がある定番なら ERGOTRON LX(https://www.amazon.co.jp/s?k=ERGOTRON+LX+モニターアーム&tag=opason-22)。もう少し手頃に探すなら HUANUO モニターアーム(https://www.amazon.co.jp/s?k=HUANUO+モニターアーム&tag=opason-22)あたりは候補に入れやすい。
天板が薄いと、アーム以前に机が負ける
クランプ固定は便利だけど、天板が薄い・柔らかい机だとたわみやすい。ここで効くのが補強プレートで、たとえば モニターアーム 補強プレート(https://www.amazon.co.jp/s?k=モニターアーム+補強プレート&tag=opason-22)を挟むだけで安定感が段違いになることがある。揺れが減ると、仕事の集中が戻ってくる。
梱包重量は「受け取り」と「返品」で泣くポイント
梱包重量を軽視すると、受け取った日に詰む。マンションの廊下や階段で、箱が角に当たって焦るやつ。あれは心臓に悪い。
体感的には、段ボールは「抱える」より「床を滑らせる」ほうが安全。部屋に入れてから開封して、パネルは両手で左右を支えて運ぶ。片手で持てそうに見えるサイズ感が一番危ない。
取り付けの小物で詰まらないために
アーム運用で地味に多いのが「ネジが合わない」問題。VESA規格自体は合っていても、ネジの長さが微妙に足りない/長すぎるで止まることがある。
ここは保険として VESA 100×100 取付ネジセット(https://www.amazon.co.jp/s?k=VESA+100×100+ネジ+セット&tag=opason-22)を用意しておくと気持ちがラク。作業中にホームセンターへ走らなくて済む。
自宅で重さを把握したいなら、測るのが早い
中古で買う、譲り受ける、型番が曖昧。こういうときはスペック表に辿り着けない。なら、測ってしまったほうが早い。
スタンドを外して本体だけ測りたいなら、床置きできる デジタル体重計(https://www.amazon.co.jp/s?k=デジタル+体重計&tag=opason-22)が手軽。タオルを敷いてパネルを傷つけないようにして、短時間で終わらせるのがコツ。
購入前チェック(ここだけ見れば大事故は減る)
断定すると、27インチで困るのは画質より“設置”。理由は、設置は一度失敗すると毎日ストレスになるから。
- スタンドなし重量(アーム派はここが本命)
- スタンドあり重量(机置き派はここが現実)
- 梱包重量(受け取り・移動の現場感)
- アーム耐荷重と、天板の強度(薄い机なら補強も)
- VESAネジの準備(作業の中断を防ぐ)
この順で確認しておけば、「届いてから詰む」確率はかなり下がる。27インチはサイズ的に万能だからこそ、重さを把握して気持ちよく使い切ったほうが得だ。


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