モニターのホコリって、見慣れてくると「まあいいか」で放置しがち。でも一度ちゃんと掃除すると、黒が締まって見えたり、文字の輪郭がスッと戻ったりして、意外と体感がある。逆にやり方を間違えると拭きムラが残ったり、細かいキズを作ったりする。ここでは“画面を傷つけない”を最優先に、ホコリ取りの手順をまとめる。
まず結論:ホコリ取りは「乾→必要なら湿」
いきなり濡らすのがいちばん事故りやすい。基本は乾いたクロスでホコリを回収して、落ちないところだけ布を少し湿らせる。画面にスプレー直噴きはやらない。端から液が入り込むと笑えない。
掃除前の準備:ここで9割決まる
1つ目は電源オフ。黒い画面にするとホコリが浮いて見える。できればケーブルも抜いて、静電気っぽい日(冬のカラカラの日)は無理しない。
2つ目は“こする前に浮かせる”意識。ホコリに砂粒が混ざってると、クロスで引きずって細いキズになりやすい。いきなり拭かないで、まずは軽く飛ばす。
用意する道具:最低限でOK
道具を増やすほど迷うので、必要な分だけ。
画面の基本はマイクロファイバー。自分が無難だと感じたのは、毛羽が出にくくて大判のエレコム クリーニングクロス 超強力 マイクロファイバー。布の面を変えながら使えるのが地味に助かる。
「画面専用」の定番だと、サンワサプライ 液晶画面用ハイテククロスみたいな製品も安心感がある。どちらにしても、ティッシュやキッチンペーパーは避けたほうがいい。拭けた気がして、あとでムラが残る。
ホコリを飛ばす用途なら、缶のエアダスターでもいいけど、卓上で使いやすいのは電動。例えばサンワダイレクト 電動エアダスター 200-CD079みたいに繰り返し使えるタイプは、キーボード掃除にも回せてムダが少ない。
背面や端子まわりの“狭いところ”は、ブロアー+ブラシが楽。カメラ用品のハクバ シリコンブロアーブラシは、吹いてからサッと払えるので手数が減る。
「画面の指紋や皮脂も気になる」なら、ウェット系は“最後の一手”として使う。常備するならナカバヤシ Digio 液晶画面用 ウェットタイプ クリーナーや、サッと使えるエレコム ウェット クリーニングティッシュ 液晶画面が候補になる。拭いた後の仕上げに、乾拭き用としてエレコム ドライ クリーニングティッシュ 液晶画面を併用するとムラが減りやすい。
画面のホコリ取り:いちばん安全な手順
1)ホコリを“飛ばす”
エアダスターを使うなら、画面に近づけすぎない。角度をつけて、ホコリを押し込まないように外へ逃がす。缶タイプを使う人は、逆さ噴射や結露に注意。ここで雑にやると、あとで拭いたときムラが出やすい。
缶を使う場合は、家庭用で手に入りやすいナカバヤシ エアダスター FNC-JB01S-2Pみたいな製品で十分。ただし、画面の“ド真ん中”に勢いよく当てるより、端から軽くが無難。
2)乾いたクロスで“なでる”
クロスは押しつけない。円を描くより、一定方向にスーッと動かすほうが拭き跡が残りにくい。ポイントは「同じ面で往復しない」こと。布のきれいな面を使い回すだけで、伸びる感じのムラが減る。
3)落ちない汚れだけ、布を少し湿らせる
指紋や皮脂があると、乾拭きだけでは伸びる。ウェットクリーナーを使うときは、力任せにこすらないで“溶かして回収”のイメージで短いストロークにする。拭いたらすぐ乾拭きで仕上げる。ここをサボると、白いモヤが残って二度手間になる。
ベゼル・背面・通気口:見落とすとホコリが戻りやすい場所
画面だけきれいにしても、ベゼルや背面のホコリが舞って戻ってくることがある。とくに通気口まわりは溜まる。ここは「吹く→払う→拭く」の流れがやりやすい。
細い溝やコーナーには、ホコリを“絡め取る”ブラシが便利。例えばサンワサプライ ほこりキャッチャー ブラシ CD-BR11BLNや、似た用途のナカバヤシ ホコリキャッチャー JCL-HC7BLがあると、端子周りやスタンドの継ぎ目が一気に片付く。ブラシで集めて、エアで飛ばして、最後に乾拭き。これだけで“戻り”が減る。
静電気でホコリがすぐ付く…を減らす小ワザ
掃除直後に画面をベタベタ触ると、そこがホコリの着地点になる。作業の最後に“触らない時間”を作るだけでも違う。机の上、キーボード、ケーブル周りも軽く払っておくと、空中のホコリが減って結果的に画面もきれいが続く。
よくある失敗:これだけは避けたい
- 画面にスプレーを直接吹く(端から入り込みやすい)
- ティッシュで強くこする(拭けた気がして細かい跡が残りやすい)
- 乾拭きで落ちない汚れを根性でこする(ムラが伸びるだけのことが多い)
「焦って一発で落とす」より、「乾で回収→必要なら湿→乾で仕上げ」のほうが結果がきれい。ホコリ取りは地味だけど、やった分だけ視界が軽くなる。気になったタイミングで、短時間をこまめにやるのがいちばん続く。


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