在宅ワークを始めた頃、ノートPCだけで乗り切ろうとして肩と首がガチガチになった。画面が小さいから、資料を開いて、チャットを開いて、会議のウィンドウを出して…そのたびに切り替えが発生して集中が途切れる。そこで外部モニターを足したら、作業が途切れにくくなって、終業後の疲れ方が変わった。結論から言うと、在宅のモニター選びは「サイズ・解像度」より先に、“毎日ラクになる仕組み”を押さえると外しにくい。
在宅ワークでモニターを選ぶとき、まず見る3点
モニターは映ればOK、ではない。理由は在宅だと同じ姿勢で長時間固定されやすく、合わない画面だと疲れが積み上がるから。補足すると、体感差が大きいのは次の3つだった。
1つ目は高さ調整。画面上端が目線の高さに近いだけで、首が前に落ちにくい。スタンドが弱いと結局本や台で調整することになるので、ここは最初から妥協しないほうがいい。
2つ目はノングレア(非光沢)と目の疲れ対策。照明や窓の反射があると、無意識に目を細めて疲れる。いわゆるアイケア系の思想が分かりやすいモデルとしては、例えばBenQ GW2780Tみたいな“長時間前提”の系統が記事にも登場しやすい。
3つ目が端子、とくにUSB-C一本化。ノートPCにケーブルを1本挿すだけで映像も給電もつながると、毎日のストレスが消える。机の上が散らからないのも地味に効く。
サイズと解像度は「27インチWQHD」を基準に考える
在宅の主流は27インチ。断定するのは、視線移動が少なくて情報量が増やせるバランスがいいから。補足すると、27インチでも解像度で迷う人が多い。
文字中心ならWQHDが扱いやすい。作業領域が増えて、文字が細かすぎない。USB-Cハブ系で在宅向きの定番候補だと、Dell P2723DEみたいな“堅実な仕事用”は話が早い。もう少し机まわりをまとめたいなら、USBハブ機能が強いDell U2723QEが候補に入りやすい。
4Kは写真や動画、細かいUIを扱う人ほど刺さる。一方で、最初は拡大率の調整に慣れが必要だった。27インチ4Kで“ちょうど良い”と言われやすい系統なら、LG 27UP850-Wや、コスパ寄りで探すならDell S2722QCみたいな入り口もある。
「机が狭い」「姿勢が崩れる」人は、モニターの足を疑う
在宅あるあるで、机が狭いのに無理に置いて手前がなくなる。これ、仕事がしんどくなる原因になりがち。理由はキーボードが手前に来すぎて肩がすくむから。補足すると、ここはモニターアームだけが正解じゃない。
スタンド自体が工夫されているモデルもある。例えばLG 27QN880はエルゴ系スタンドの代表格として話題に上がりやすい。机の奥行きが足りない人ほど、こういう方向で解決すると早い。
在宅で“刺さりやすい”機能はUSB-C+ハブ+LAN
仕事道具を毎日繋ぎ直すのが面倒なら、USB-Cハブ内蔵が強い。さらに有線LANまで刺さると、Web会議の安定感が変わる。こういう在宅特化の視点で名前が挙がりやすいのが、EIZO FlexScan EV2740Xみたいな系統。値段は上がるけど、“作業環境を一発で整える”方向に振り切っている。
同じくEIZOなら、普段使いの満足度が高い枠としてEIZO FlexScan EV2781が候補になりやすいし、拡張性を重視してデイジーチェーンなども視野に入れるならEIZO FlexScan EV2795が話に出てくる。
クリエイティブ兼用なら「色」と「扱いやすさ」の両立を狙う
在宅ワークでも、たまに画像編集や動画サムネを作る人は多い。そういう人がハマりやすいのは“仕事用に快適で、色もそこそこ信用できる”路線。代表的な候補としてはASUS ProArt PA279CVが分かりやすい。ガチの色管理が目的なら上位機種もあるけど、在宅の実用ラインとしてはこのあたりが現実的だった。
4Kでコスパ側を見たいなら、MSI PRO MP273Uのような“仕事向け4K”が候補に入ることもある。華やかさより実務寄り、というニュアンスで選ぶと後悔しにくい。
仕上げに効くのが「設置の3手」
最後に、買い替えより効いた小ワザを書いておく。断定すると、モニターは置き方で別物になる。理由は視線と反射が変わるから。補足として、やったのはこの3つ。
まず高さ。画面の上端が目線の高さか、ほんの少し下。次に距離。腕を伸ばして届くか届かないかくらいまで離す。最後に角度と反射。窓や照明が映り込むなら、モニターを数センチずらすだけで改善することがある。輝度を上げて耐えるより、環境を動かしたほうがラクだった。
迷ったときの“結論”だけ先に
とにかく外さず在宅を快適にしたいなら、27インチ+USB-C+高さ調整を軸にする。そこで候補が自然に絞れてくる。例えばハブ重視ならDell U2723QE、仕事道具を丸ごとまとめるならEIZO FlexScan EV2740X、机が狭いならLG 27QN880。4Kで広く使いたいならLG 27UP850-WやDell S2722QCも見ておくと安心だ。
在宅は、毎日触る道具ほど差が出る。モニターはその代表で、ちゃんと合う一枚に当たると「なんで早くやらなかったんだろう」と思うタイプの投資だった。


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