机の上を片づけたくてドッキングステーションを買ったのに、結局ケーブルが増えた。あるいは「挿したのに映らない」。この手の話、ほんとに多い。モニターとドッキングステーションの相性って、価格より先に“方式”で決まってしまうからだ。結論から言うと、まず自分のPCがどの映像出力に対応しているかを掴んで、そこから端子数と給電(PD)を逆算する。ここを踏めば、1本接続で気持ちよく作業が回り始める。
最初に確認したいのは「USB-Cの形をしていれば映像が出る」という思い込み。USB-Cはあくまでコネクタ形状で、映像を出すにはDisplayPort Alt Modeなどの要件が絡む。自分も昔、USB-Cさえあれば大丈夫だろうと決め打ちして、ドックを挿して真っ黒のまま固まったことがある。原因は単純で、手元の端末のUSB-Cが映像出力に対応していなかった。買い物の前に、仕様表で「USB-C(映像出力対応)」や「Thunderbolt」表記を確認するだけで、その手の徒労はかなり減る。
次に大事なのが、macOSかWindowsか。ここを雑に扱うと、デュアルモニター構成でつまずきやすい。WindowsはUSB-Cドック側がMSTに対応していれば、1本から2画面に分けて使えることが多い。一方でMacはMST前提の分岐がうまくいかず、ミラー固定になったり、想定より画面が増えなかったりする。Macで画面を増やすなら、Thunderbolt系か、DisplayLink系を視野に入れる、という発想の切り替えが必要になる。
ドッキングステーションは大きく分けて3系統ある。ここを理解すると、選ぶのが急にラクになる。
ひとつ目はThunderbolt系。安定性と拡張性で選ぶなら、ここが本命になりやすい。たとえば大定番の【Dell Thunderbolt Dock WD22TB4|https://www.amazon.co.jp/s?k=Dell%20WD22TB4%20Thunderbolt%20%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF&tag=opason-22】みたいに、業務用としても評価が定着しているモデルは「刺すだけで戻る」感覚が強い。自分の体感でも、会議直前の“映るかな?”という不安が消えるのがThunderboltの強みだった。Mac/Windowsをまたいで使う人や、将来の拡張も考えたい人は、【CalDigit TS4 (Thunderbolt Station 4)|https://www.amazon.co.jp/s?k=CalDigit%20TS4%20Thunderbolt%20Station%204&tag=opason-22】や【Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション (12-in-1, Thunderbolt 4)|https://www.amazon.co.jp/s?k=Anker%20778%20Thunderbolt%20%E3%83%89%E3%83%83%E2%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&tag=opason-22】のような“全部入り”を基準に考えると失敗が少ない。TB4の枠で端子バランスを整えたいなら【UGREEN Revodok Max 213 Thunderbolt 4 ドッキングステーション|https://www.amazon.co.jp/s?k=UGREEN%20Revodok%20Max%20213%20Thunderbolt%204%20%E3%83%89%E3%83%83%E2%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&tag=opason-22】も候補になるし、周辺機器ハブ寄りで軽快にまとめたいなら【CalDigit Thunderbolt 4 Element Hub|https://www.amazon.co.jp/s?k=CalDigit%20Thunderbolt%204%20Element%20Hub&tag=opason-22】のような方向性もありだ。最近はTB5世代の話題も増えてきて、将来性で見るなら【CalDigit TS5 Plus (Thunderbolt 5 Dock)|https://www.amazon.co.jp/s?k=CalDigit%20TS5%20Plus%20Thunderbolt%205%20%E3%83%89%E3%83%83%E2%82%AF&tag=opason-22】や【Kensington SD5000T5 EQ (Thunderbolt 5 ドック)|https://www.amazon.co.jp/s?k=Kensington%20SD5000T5%20EQ%20Thunderbolt%205%20%E3%83%89%E3%83%83%E2%82%AF&tag=opason-22】のようなモデル名で探すと“今後困りにくい”ラインが見えてくる。
ふたつ目はUSB-C(USB4含む)系。価格と手軽さで入りやすく、在宅ワークの「電源・映像・USB」をまとめる目的なら刺さる。たとえば【UGREEN Revodok USB-C ドッキングステーション 4K 60Hz|https://www.amazon.co.jp/s?k=UGREEN%20Revodok%20%E3%83%89%E3%83%83%E2%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%204K%2060Hz&tag=opason-22】みたいな検索ワードで探すと、4K/60Hz表記の定番どころがまとまって出てくる。ただし、ここでありがちなのが「4K対応って書いてあるのに30Hz止まり」問題。仕様の細かい条件(どのポートで何Hzなのか、同時接続でどうなるか)を見落とすと起きる。デュアルモニターをWindowsで確実に作りたいなら、MST対応の文脈で【StarTech.com USB-C MST ドッキングステーション デュアルモニター|https://www.amazon.co.jp/s?k=StarTech%20USB-C%20MST%20%E3%83%89%E3%83%83%E2%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%20%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%BC&tag=opason-22】のような切り口で候補を絞ると、後から迷子になりにくい。
みっつ目はDisplayLink系。これは“ドライバで映像を飛ばす”タイプで、Macを含めて画面数を増やしたい時に話題に上がる。たとえば【Plugable UD-3900 (DisplayLink)|https://www.amazon.co.jp/s?k=Plugable%20UD-3900%20%E3%83%89%E3%83%83%E2%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&tag=opason-22】や【Plugable UD-7400PD (DisplayLink DL-7400)|https://www.amazon.co.jp/s?k=Plugable%20UD-7400PD%20%E3%83%89%E3%83%83%E2%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&tag=opason-22】あたりを起点に探す人が多い。自分の感覚だと、資料作成やブラウザ中心なら便利さが勝つ一方、動きの多い作業や細かな遅延が気になる用途だと“ちょっと重い”が出ることがある。万能ではないので、使い方を割り切ると幸福度が上がる。
選び方のチェックポイントは5つだけ覚えておけばいい。まず映像。欲しい解像度とリフレッシュレートを現実に落とす。4K/60Hzが欲しいなら、PC・ドック・ケーブルの三つ巴で対応している前提が必要で、どれかが弱いと平気で30Hzになる。次に画面数。2画面以上なら、WindowsはMST、MacはMSTに期待しない、というルールで考える。三つ目は給電(PD)。ノートPCは65Wで足りる場合もあるけれど、高負荷運用だと減っていくことがある。余裕のあるモデルを選ぶと、あとで地味に効く。四つ目は端子。HDMI/DPの数、USB-Aの数、SDカード、そしてLAN。有線LANがあると、会議が多い人ほど安定の恩恵が出る。五つ目は置き方。ドックは発熱するので、机の奥でケーブルを束ねると熱がこもりやすい。見た目を整えるつもりが、逆に不安定になることもある。
接続で迷子にならないコツもある。いきなりドックを噛ませず、まずモニターを直結して「このPCとこのモニターは普通に映る」という逃げ道を作る。次にドック経由に切り替える。映らない時の切り分けが一気に楽になる。2画面目がダメなら方式(MST/DisplayLink/Thunderbolt)を疑う。4K/60Hzが狙いなら、解像度だけで満足せずHz設定まで見る。自分はこの順番に変えただけで、トラブル時の焦りが減った。原因が“ドックなのかPCなのかケーブルなのか”すぐ切れるからだ。
よくある失敗を最後にまとめる。「挿したのに映らない」は、USB-Cが映像非対応の可能性が高い。「2画面目がミラー固定」は、MacでMST前提の構成を踏んでいる場合が多い。「4Kなのに30Hz」は、仕様か帯域のどこかで詰まっている。「DisplayLinkが重い」は、用途が合っていないか、期待値が高すぎる。こういう落とし穴を避けるなら、迷った時はThunderboltの“刺すだけで戻る”方向に寄せるのが堅い。たとえば【Belkin CONNECT Pro Thunderbolt 4 Dock (INC006)|https://www.amazon.co.jp/s?k=Belkin%20INC006%20Thunderbolt%204%20%E3%83%89%E3%83%83%E2%82%AF&tag=opason-22】、【Kensington SD5780T Thunderbolt 4 ドッキングステーション|https://www.amazon.co.jp/s?k=Kensington%20SD5780T%20Thunderbolt%204%20%E3%83%89%E3%83%83%E2%82%AF&tag=opason-22】、【OWC Thunderbolt Dock|https://www.amazon.co.jp/s?k=OWC%20Thunderbolt%20Dock&tag=opason-22】のような定番どころは、候補に入れて損がない。逆に「まず安くまとめたい」ならUSB-C系で始めて、足りなくなったら上位に移行する、でもいい。
ドッキングステーションの良さは、スペック表より日常に出る。ACアダプタを探して、HDMIを挿して、USBレシーバーを探して、LANを挿して……という儀式が、1本で終わる。たったそれだけで、仕事の立ち上がりが軽くなる。だからこそ、買う前の一手間——方式確認、必要十分な端子、PDの余裕——を先にやっておく。ここが揃えば、モニター環境が“気持ちいい道具”に変わる。


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