暗い角に溶けた敵が見えない。FPSだと、あれで一気にテンポが崩れる。結論から言うと、明るさを上げて誤魔化すより「ガンマ」と「暗部補正」を分けて触ったほうが勝ちやすい。理由はシンプルで、明るさは画面全体を持ち上げて白っぽくしがちなのに対して、ガンマは中間の明るさ(影〜薄暗い部分)に効きやすいから。補足すると、やりすぎると“霧っぽい画”になって遠距離の輪郭が甘くなるので、盛りすぎないのがコツ。
まずは基準を作る。迷子にならない順番
最初にやるべきことは「基準の見え方」を固定すること。断定すると、順番を守るだけで失敗が減る。理由は、ガンマの効きが明るさ・コントラストの状態に引っ張られるから。
自分が落ち着いた手順はこうだった。モニターの画質設定を一回リセットして、明るさ(輝度)とコントラストを先に決める。そのあとガンマ。最後に暗部だけ持ち上げる機能(Black eQualizer/Black Stabilizer/Shadow Boost系)を薄く足す。補足すると、ゲーム内設定をいじるのはこの後。最初からゲーム内ガンマを上げると、別マップで破綻しやすい。
FPS用モニターはこの「暗部が潰れにくい調整」がしやすい機種が楽。たとえば競技寄りの定番として名前が挙がりがちなのが、BenQ ZOWIEのBenQ ZOWIE XL2566K ゲーミングモニターや、設定の追い込みがしやすいと感じる人も多いBenQ ZOWIE XL2546K ゲーミングモニター。もちろんこれだけが正解じゃないけど、暗部補正を含めて触れる項目が多いのは強い。
ガンマは「ちょい上げ」まで。盛るほど強くない
ガンマ調整のゴールは「暗い敵が浮く」こと。でも、画面全体を明るくするのは違う。結論としては、ガンマは“ちょい上げ”で止めるのが実戦向き。理由は、ガンマを上げすぎると白っぽさが出て、索敵は楽でも撃ち合いの輪郭がぼやけやすいから。補足すると、暗い場所を見やすくしたいなら、ガンマより暗部補正のほうが副作用が少ないことが多い。
「暗部を救うけど、昼マップで眩しくしない」方向でいくなら、Shadow Boost系があるASUSも扱いやすい。例えば高リフレッシュ帯のASUS TUF Gaming VG259QM ゲーミングモニターや、より尖った路線のASUS ROG Swift PG259QN ゲーミングモニターみたいに、暗所での見え方を作る機能が前提で入ってると調整が早い。
Windowsで“最低限の土台”を整える
結論として、OS側で一回ガンマの土台を整えると、ゲーム内調整がラクになる。理由は、モニターを替えたり設定を触ったりしても「戻る場所」ができるから。補足すると、ここで極端に弄るのはおすすめしない。普段のネットや作業でも違和感が出ない範囲で止める。
Windowsの色調整(ガンマ調整)は、見本の丸が目立たない状態に寄せる感覚で十分。ここで「暗部がちょっと潰れにくくなった」くらいに留めておくと、FPSだけじゃなく日常の目も守れる。
NVIDIAで追い込むなら、ガンマより先に“レンジ”を見る
NVIDIA環境なら、結論として「RGBレンジがズレてないか」を先に疑う。理由は、レンジが限定側になっていると黒が浮いたり沈んだりして、ガンマをいくら触っても気持ち悪さが残るから。補足すると、レンジが正しい前提で初めてガンマが素直に効く。
そのうえでNVIDIAのカラー設定でガンマを少し動かし、暗い場所だけ軽く見える位置を探す。自分は“上げすぎて霧”になった瞬間が分かりやすかった。あの一歩手前がちょうどいい。
暗部補正は便利だけど、上げすぎは毒
暗部補正(Black eQualizer / Black Stabilizer / Shadow Boost)は、結論として「薄く使うと強い」。理由は、暗い部分だけを助けてくれるので、白飛びや眩しさを増やしにくいから。補足すると、最大にすると黒が“全部グレー”になり、逆に敵の輪郭が埋もれることがある。
LGのUltraGear系は暗部方向の補正を含めて触れることが多く、OLEDや4Kの方向でも選択肢がある。例えば黒の表現が強いぶん調整の癖も出やすいLG UltraGear 27GR95QE-B 有機EL ゲーミングモニターや、解像度優先でゲームも作業も兼ねたい人向けのLG UltraGear 27GP950-B 4K ゲーミングモニターは、触る項目が増える分「薄く調整して様子見」が効く。
“勝ちやすさ”と“普段の快適さ”の間を取る機種選び
結論として、FPS専用に寄せるほどガンマ・暗部補正の恩恵は出やすい。理由は、反応速度やリフレッシュレートだけじゃなく、暗部の扱いが最初から想定されている機種が多いから。補足すると、映画や作業も同じ画面でやるなら、白っぽさが出すぎないモデルが結局ストレスが少ない。
例えば色と速さのバランスで選ぶならMSI G274QPF-QD ゲーミングモニターや、定番として比較されやすいGIGABYTE M27Q ゲーミングモニターは「見え方の調整をしつつ普段も使う」方向に向く。240Hz帯の滑らかさを優先するなら、コスパ寄りでViewSonic XG2431 ゲーミングモニターあたりも候補に入る。没入感重視で曲面に寄せたいならSamsung Odyssey G7 ゲーミングモニターみたいな選び方もあるけど、曲面は好みが分かれるので“合う人は強い”枠だと思う。
ケーブルが原因で設定が活きないことがある
最後に地味な話。結論として、ケーブルが弱いと「設定以前に出てない」ことがある。理由は、高リフレッシュや高解像度は帯域が必要で、規格や品質が足りないと不安定になったり、意図しない制限がかかったりするから。補足すると、まずはDisplayPortで安定させるのが早い。
DisplayPortなら、まずはUGREEN DisplayPort 1.4 ケーブルみたいに規格が明確なものを一本持っておくと楽。ノートPCでUSB-Cから出すならAnker USB-C to DisplayPort ケーブルで環境が安定することが多い。
仕上げ:本気で合わせる人だけ、キャリブレーター
ガチで「毎回同じ見え方」にしたいなら、断定するとキャリブレーターは強い。理由は、目の感覚では日によってズレるし、部屋の明るさでも判断が変わるから。補足すると、FPSだけなら必須ではない。けど「暗部だけの微調整」を迷わず決めたい人には効く。
定番はX-Rite i1Display Pro ディスプレイキャリブレーターや、もう少し導入しやすいDatacolor SpyderX Pro モニターキャリブレーションあたり。仕事でも画面を見る人だと、ゲーム以外の場面でも地味に元が取れる。
暗い場所で負けるのは、エイム以前に“見えてない”ことが多い。ガンマを雑に上げるんじゃなく、土台を作って、暗部だけ薄く救う。これだけで「いつも同じ場所でやられる」が減っていく。気持ちよく勝ちたいなら、まずは今日の設定から。


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