夜にPCを開いた瞬間、「うわ、白が刺さる…」となる。昼は平気なのに、夕方から急にキツい。モニターが眩しい問題は、だいたいこのパターンが多い。結論から言うと、原因は一つじゃない。モニター設定・OS設定・部屋の光の3点を順番に整えると、かなりの確率で落ち着く。
この記事は「モニター 眩しい 対策」で探している人が、今日の作業からラクになる手順に寄せてまとめた。買い替えの話は最後。まずは無料でできるところを詰める。
まず最初にやる:眩しさの正体を切り分ける
眩しさには、ざっくり4タイプある。
- 明るすぎる(輝度が高い、部屋が暗い)
- 白がギラつく(色温度が冷たい、コントラスト強め)
- 急に明るさが変わる(自動輝度、HDR周り)
- 目の奥が疲れる(チラつき、反射、映り込み)
自分がどれに近いか分かると、対策が一直線になる。ここからは、効きやすい順に並べる。
対策の芯:輝度を下げて固定する(ここが9割)
「眩しい=輝度」なのに、意外と手を付けない人が多い。まず**モニター本体の設定(OSD)**から輝度を下げる。Windows側の明るさスライダーだけだと、根っこが変わらない機種もある。
目安としては、部屋の照明が普通なら「明るすぎない白」を狙う。数値で詰めたい人は、キャリブレーターの X-Rite i1Display Pro で輝度ターゲットを決めると迷いが消える。そこまでやらなくても、“昼にちょうど良い”から、夜はさらに一段下げるだけで体感が変わる。
体感の話をすると、夜に部屋を暗くしすぎた状態で画面だけ見ていると、輝度を少し下げただけでも「目の力み」が抜けることがある。眩しさは“画面の明るさ”というより、部屋との明暗差で増幅するからだ。
白が刺さる人へ:色温度と夜間モードで“白の角”を丸める
眩しいのに輝度を下げたら、今度は「なんか暗いだけ」で作業しづらい。こういうときは、白の色味を変える方が効く。
- モニター側に「ブルーライト低減」「Eye Care」系があれば、まず試す
- Windowsなら夜間照明を使う(時間帯で自動にできる)
“白が青っぽい”と刺さりやすい。色温度を暖かめに振るだけで、同じ輝度でもラクに感じる人が多い。さらに、ブラウザやアプリのダークモードも合わせると、白背景の連続パンチが減る。
HDRが絡むと急にギラつく:一度オフで確認する
「昨日まで平気だったのに、急に眩しい」パターンでよくあるのがHDR。HDRは映像やゲームには良いけど、デスクトップ作業ではピーク輝度が上がってギラつくことがある。
一度、HDRをオフにして眩しさが引くなら犯人はそこ。ゲームや動画だけHDRにしたいなら、用途ごとに切り替える運用が現実的だ。
部屋の光を整える:背面をほんのり照らすとラクになる
眩しさの本丸は、部屋が暗いのに画面だけ明るい状態。ここを崩すと、目がかなり助かる。
やり方はシンプルで、モニターの裏側や背面の壁をほんのり照らす。いわゆるバイアス照明だ。テープライトなら取り付けが楽で、たとえば Govee LED テープライト みたいな定番が選びやすい。光の質にこだわるなら Philips Hue ライトリボン 系で色温度や明るさを細かく合わせるのもアリ。
「白い背面ライトがいい」と思う人は、検索しやすい バイアス照明 6500K あたりから眺めると方向性が掴める。強く照らす必要はない。**“点けてるか分からないくらい”**が、結果的にちょうど良いことが多い。
反射・映り込みがあるなら、眩しさが倍増する
昼間の窓、天井照明、白い壁。これが画面に映り込むと、無意識に目が頑張ってしまう。眩しさと疲れ目がセットで来るやつ。
配置替えが難しいなら、反射を減らす方向に寄せる。フィルム派なら モニター 反射防止フィルム で、まずはサイズやレビューを見ておくといい。青みの刺激が気になる人は モニター ブルーライトカットフィルム を当てる手もある。
ただしフィルムは“最後のひと押し”扱いが良い。先に輝度と照明を整えたほうが、効きが大きい。
手元が暗い人は「モニターライト」で目の負担を分散する
デスクが暗いと、画面だけが明るく見える。そこで“手元の光”を足すと、眩しさが落ちることがある。モニター上に付けるライトは設置が簡単で、机のスタンドライトほどスペースも取らない。
有名どころなら BenQ ScreenBar 。背面も含めて環境を作りたいなら BenQ ScreenBar Halo 2 のような方向性もある。コスパ寄りで探すなら Quntis モニターライト が候補に上がりやすい。リモコン操作が好きなら Xiaomi Mi モニターライトバー で探すと見つけやすい。
ここで大事なのは、ライトを強くして“机を照らしすぎない”こと。モニターが眩しい人がやりがちなのが、照明を盛ってさらに疲れるパターン。弱めから始めて、必要なら上げるが正解。
「目の奥が疲れる」タイプは、チラつきも疑う
眩しさの言葉に隠れて、実はチラつきが原因のことがある。特に輝度を下げたときに目が疲れるなら、PWMなどの影響が出る機種もある。完全に見分けるのは難しいが、買い替え候補としては“フリッカーフリー”表記を意識すると失敗が減る。
買い替えを視野に入れるなら、まずは フリッカーフリー モニター で条件を眺めて、自分のサイズ・用途に合う方向を掴んでおくとスムーズだ。
どうしても辛いときの現実策:メガネで“刺激”を減らす
設定も照明も整えたのに、まだ刺さる。そんなときは、短期的に逃がすのも手。例えば ブルーライトカットメガネ で刺激を少し落として、その間に環境を整える。万能ではないけど、今日の作業を続けるための“保険”としては現実的だ。
すぐ効くチェック(迷ったらここだけ)
眩しい対策は順番が大事。手戻りしない流れはこれ。
- モニターの輝度を下げて固定
- 夜間モードや色温度で白の刺さりを減らす
- HDRを一度オフにして挙動を確認
- 背面をほんのり照らして明暗差を埋める
- 反射・映り込みを減らす(配置→フィルム)
ここまでやっても痛みや強い疲れが続くなら、ドライアイや視力の問題が絡むこともある。無理に設定で押し切らず、眼科で相談してしまったほうが早い日もある。
「モニターが眩しい」は、ちゃんと向き合うと改善する。まずは今の環境で、輝度を一段下げるところから始めてみてほしい。


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