引っ越し直後、リビングにテレビを置く余裕がなくて「とりあえず机のモニターで見られればいいか」と始めたのがきっかけだった。結論から言うと、モニターは“画面”なので、テレビ放送を映すにはひと工夫いる。ここさえ押さえれば、あとは意外とスムーズにテレビっぽくなる。
まず分岐:配信だけか、地デジ/BSも欲しいか
断定すると、配信だけならチューナーはいらない。HDMIに挿して使う配信端末で完結する。ぼくは最初、Fire TV Stick 4K Max(第2世代)を挿して「これで十分じゃん」となった。軽いし、差し替えも楽で、テレビ台がいらないのがありがたい。
一方で、地デジやBSを“アンテナで”見たいなら外付けチューナー(またはレコーダー相当)が必要になる。ここを勘違いすると、買ったのに見られない、で時間が溶ける。
配信でテレビ化する手順:いちばん失敗しない順番
やることは単純で、モニターの入力をHDMIに合わせて、端末を挿して起動するだけ。映像が出たら勝ち、と思いきや、現場で詰まるのが音だった。
配信端末は好みでいい。迷ったら、まずはFire TV Stick 4Kか、Google派ならChromecast with Google TV 4K(GA01919-JP)が手堅い。iPhoneやAirPlay中心ならApple TV 4K 第3世代(2022)が気持ちよくハマる。
理由は、テレビっぽさって結局「起動が早い」「リモコンで完結」「毎回つながる」の3つで決まるから。スマホのミラーリングはその日の機嫌に左右されがちで、長く使うほどストレスが増えた。
地デジ/BSをモニターで見る:外付けチューナーの現実解
放送まで含めて“テレビにする”なら、アンテナ線→チューナー→HDMI→モニターの流れを作る。ここではHDMI出力がある機種を選ぶのが前提だ。
候補として話に出しやすいのが、スマート寄りのPIXELA Smart Tuner(PIX-SMB400-NX)。4K衛星放送も視野に入れるなら、定番どころでマスプロ電工 DT814(新4K衛星放送対応)やシャープ 4S-C00AS1(新4K衛星放送対応)が候補に上がる。
補足すると、「PCで見る」タイプのチューナーはモニター単体では完結しない。もし“家の中の別端末でも見たい/録画したい”が入ってくるなら、ネットワークチューナーもルートになる。たとえばIODATA GV-NTX2(REC-ON)やIODATA HVTR-BCTX3、もう少しライトに始めるならPIXELA Xit AirBox(XIT-AIR120CW)みたいな系統。机のモニターで見つつ、寝室ではスマホで流し見、みたいな生活に寄せられる。
いちばん多い落とし穴:「映るのに音が出ない」
断定すると、これはあなたの設定ミスじゃないことが多い。モニターにスピーカーがない、またはHDMI音声を受けない設計だった、が普通にある。ぼくもここで一回つまずいた。
解決は、音の出口を作ること。手っ取り早いのがHDMI音声分離器で、配信端末やチューナーのHDMI音声を別のスピーカーへ逃がせる。まず現実的なのはavedio links HDMI 音声分離器 4K/60Hz。ゲーム機も同居してて規格を欲張るならavedio links HDMI2.1 音声分離器 8K/60Hz ARC/eARCみたいな上位を検討する。
さらに古いスピーカーを生かしたいなら、光デジタルをRCAに落とす変換も効く。光デジタル→RCA DAC 変換を挟むと、昔の赤白ケーブル環境が復活してちょっと嬉しい。
操作をテレビっぽくする:切替とリモコンの現実
複数機器を挿すとHDMIが足りなくなる。ぼくは最初、机の下で抜き差ししてたけど、すぐ嫌になった。そこでUGREEN HDMI切り替え器 4K@60Hz(HDCP2.2)を挟んだら、ようやく生活が落ち着いた。切替器は地味だけど効く。モニター側の入力切替も少なくて済む。
あと、ケーブルで謎の不具合が出ることもある。映像がチラつく、時々ブラックアウトする、みたいな症状が出たら、まずケーブルを疑うのが早い。HDMIケーブル 4K60(HDMI2.0)に替えて安定した経験がある。音を光デジタルで出すなら、光デジタル(TOSLINK)ケーブルも一緒に用意しておくと、買い足しの二度手間が減る。
まとめ:モニターは「足りない部品」を足せばテレビになる
配信だけなら、モニターにFire TV Stick 4K Max(第2世代)みたいな端末を挿せば今日から始まる。放送まで欲しいなら、PIXELA Smart Tuner(PIX-SMB400-NX)やマスプロ電工 DT814(新4K衛星放送対応)のように“受信する箱”を足す。最後に音でハマったら、avedio links HDMI 音声分離器 4K/60Hzで出口を作る。ここまで揃うと、テレビ台がなくても案外ちゃんとテレビになる。机の上がちょっと“リビング”に寄ってくる感覚、あれは地味に良い。


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