GALLERIAで「BIOSに入れない」「起動ドライブが見つからない」「Secure BootやTPMを切り替えたい」と感じたとき、まず押さえるべきは“入口”と“触る場所”を間違えないことです。BIOS(UEFI設定画面)は、Windowsが立ち上がる前の最上流にあるため、焦って操作を重ねるほど遠回りになりがち。ここでは、初めてでも迷いにくい順番で整理していきます。
BIOSに入るタイミングは「電源投入直後」
基本は電源ボタンを押した直後、画面が切り替わる前にF2またはDeleteを連打します。どちらが正解かは機種構成で変わるので、F2→だめならDeleteと切り替えるだけで十分対応できます。キー入力が間に合わない場合は、Windowsの再起動ではなく完全シャットダウンを挟むと成功率が上がることもあります。
連打が苦手なら、Windowsの「回復」からUEFI設定へ進む方法が現実的です。設定画面から“UEFIファームウェアの設定”を選び、再起動でそのままBIOSに入れるため、タイミング勝負を避けられます。
変更頻度が高いのは起動順位とセキュリティ
BIOSで最も相談が多いのは起動順位(Boot Priority)です。SSDを増設・換装した後に起動先がずれてしまうと、正常なディスクが付いていても起動しないように見えてしまいます。まずは“Windowsが入っているドライブ”が認識されているかを確認し、優先順位の最上位に指定して保存して終了しましょう。
次に、Secure BootやTPM周り。Windows要件や一部ゲームの要件で必要になることがあり、表記は「TPM」「fTPM」「PTT」など複数パターンが混在します。似た名前の項目を見つけたら、変更は一度だけ行い、再起動して挙動を確かめるのが安全策です。
更新や復旧を考えるなら、先に“道具”を揃える
BIOS更新を検討するなら、準備の質が結果を左右します。更新ファイルを入れる媒体として、まずは扱いやすいUSBが欲しくなるので、容量控えめの「USBメモリ 32GB USB3.0」を1本用意しておくと取り回しが軽く感じられます。大きめが安心なら「USBメモリ 64GB USB3.0」でも構いません。
また、更新中の電源断は避けたいところなので、環境によっては「UPS 無停電電源装置」が心強い味方になります。入力デバイスは相性問題を避ける意味でも有線が堅実で、「USBキーボード 有線」が1台あるだけで、設定画面での操作がぐっと安定します。
BIOS設定が勝手にリセットされる、時計が狂う、起動順位が保持されない――そんな症状が出るなら、ボード上の電池が弱っている可能性も視野に入ります。交換候補として「CMOS電池 CR2032」を覚えておくと、いざというときに慌てずに済みます。
ケースを開けて作業するなら、道具と安全も欠かせません。ネジの多いゲーミングPCでは「精密ドライバーセット(プラス #2 含む)」があると手戻りが減りますし、静電気対策として「静電気防止リストストラップ」を使うと安心感が違います。ネット経由でファイルを確認する場面があるなら、「LANケーブル Cat6」で有線接続にしておくと通信も安定しやすいでしょう。
変な設定にしたかも…と思ったら、戻すのが正解
BIOSは“保存しなければ反映されない”のが救いになります。設定を触って不安になったら、まず保存せずに終了し、再度入り直して落ち着いて確認してみてください。明らかにおかしくなった場合は、標準設定へ戻す項目(Load Defaultsなど)を探して初期状態へ戻すのが最短コースになりやすいです。
まとめ:目的は1つに絞ると失敗しにくい
GALLERIAのBIOS作業は、起動順位の修正か、セキュリティ設定の調整か、更新のいずれかに集約されます。やることを一度に増やさず、変更は一項目ずつ、確認は再起動ごとに行う――この癖さえ身につけば、BIOSは怖い画面ではなく、状況を整えるための実用的な入口になります。


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