GALLERIAの「BIOSを開きたい」の多くは、起動順の変更、SSDの認識確認、メモリ設定の見直し、トラブル切り分けが目的です。ところが最近のPCは起動が速く、押すべきキーが分かっていても間に合わないことがあります。ここでは王道の起動キー操作から、Windows側から確実にUEFIへ入る手順、そして入れない時の原因別対処までを一つの記事にまとめました。
まず基本は「電源を入れた直後にキーを連打」です。GALLERIAでは多くの構成でDelete、次点でF2が入り口になりやすく、ロゴが表示された瞬間からテンポよく連打するほど成功率が上がります。長押しよりも、短く素早く“刻む”イメージが近道です。
それでも入れない場合、原因は大きく二つに分かれます。ひとつは「入力が届いていない」パターン、もうひとつは「起動が速すぎて押す時間がない」パターンです。前者で多いのが無線キーボードやUSBハブ経由の接続で、起動直後だけ認識が遅れるケースが見られます。まずはPC本体のUSBポートへ直挿しできる有線USBキーボードに切り替えると、タイミング問題が一気に解消することが少なくありません。配線の取り回しが厳しいならUSB 2.0 延長ケーブルで手元に引き回し、なるべくシンプルな経路でつなぐのが堅実でしょう。周辺機器が多い環境では、電力不足や相性を避ける目的でセルフパワーUSBハブに集約し、キーボードだけは直挿しに戻す、という整理の仕方も効きます。
後者の「速すぎて押せない」対策として強いのが、WindowsからUEFI(BIOS)へ再起動する方法です。Windows 11なら、設定→システム→回復→「今すぐ再起動」へ進み、トラブルシューティング→詳細オプション→UEFIファームウェアの設定を選ぶ流れでBIOS画面に到達できます。キー連打を不要にできるため、急いで押し損ねるストレスが消え、作業の再現性も高まります。
BIOSに入れた後は、目的が「確認」なのか「変更」なのかを先に決めておくと安全です。起動順位の変更でUSBからセットアップする場合、あらかじめインストールメディアを作るために、信頼できるUSBメモリ 32GBや、余裕を見てUSBメモリ 64GBを用意しておくと流れが途切れません。BIOS側でUSBが見えない時は、別のUSBポートへ差し替えるだけで解決することもありますし、機器の相性が原因で認識が不安定な場合もあるので、メディアを複数持っておくのは保険として合理的です。
一方で、設定変更をした途端に起動が不安定になった、日時がリセットされる、設定が保存されないといった症状が出たら、CMOS関連のトラブルも視野に入ります。デスクトップなら、マザーボード上のボタン電池(代表例)であるCR2032 CMOS電池の消耗が関係することがあり、交換で改善するケースもあります。作業の際は、ネジやパネルの取り外しが発生するため、扱いやすい精密ドライバーセット PCがあると手戻りを減らせます。加えて、静電気が気になる季節やカーペット環境では、万一のリスクを下げる意味でも静電気防止リストバンドを装着してから作業に入ると安心感が違います。
最後に、BIOS操作で迷った時の基本も押さえておきましょう。設定を変える前に現在値を写真で残し、変更は一度にまとめず一項目ずつ試すのが王道です。もし挙動が不安になったら、保存せずに終了する選択肢を使って一旦戻る判断もできます。
GALLERIAのBIOS起動方法は、Delete/F2連打というシンプルな入口から始まり、うまくいかない時は「入力経路の見直し」と「WindowsからUEFIへ入る」へ切り替えるのが最短ルートです。準備と対策を整えておけば、BIOSは怖い画面ではなく、PCを安定させるための強力な道具になります。


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