夜、いつものように作業していたら、画面の端に黒いシミみたいなものが浮いていてギョッとした。拭けば取れる汚れだと思って、つい指でこすりたくなる。ここで一回落ち着くのが大事。液晶漏れっぽい症状は、基本的に「自然に元どおり」は期待しにくいから、広げない初動を取ったほうが後悔が少ない。
まず結論:拭いて消えない“にじみ”は内部トラブル寄り
断定すると、布で軽く拭いても消えない黒いにじみ、インクのような染みが固定されているなら、液晶漏れ(もしくは内部の圧迫・破損)寄りの可能性が高い。理由はシンプルで、表面汚れなら動くし取れるのに、内部の滲みは位置が変わらないから。補足すると、暗い画面でだけ白っぽく見えるムラは光漏れや特性のこともあるので、まずは“固定かどうか”を見にいく。
私はこの確認のとき、力を入れて拭くのが怖かったから、軽くなでる程度にして、手元のマイクロファイバー クリーニングクロスで“触れても増えないか”だけチェックした。消えない、しかも角度を変えても黒い形がそのままなら、深追いしないほうがいい。
やってはいけない:押す・揉む・温める
液晶漏れ疑いで一番やりがちなのが、シミを指で押してみること。断定で言うと、これはやめたほうがいい。理由は、圧が加わると滲みが広がったり、別の場所にトラブルが出たりすることがあるから。補足として、掃除をするなら“表面だけ”を優しく。どうしても皮脂が気になるときは液晶クリーナー(ノンアルコール)を使って、クロスに少量つけて軽く、くらいで十分だった。
応急処置:広げない+データを守るが最優先
液晶漏れかも、と思った瞬間にやることは2つ。ひとつは「これ以上悪化させない」。もうひとつは「作業を止めない仕組みを作る」。
まず、症状が分かる写真を撮る。あとで保証や修理相談をするとき、説明が一気に早くなる。次に、バックアップに入る。画面が見えるうちに、重要フォルダだけでも逃がすのが正解だった。私は外付けSSD 1TBへ丸ごとコピーして、念のためUSBメモリ 128GBにも最低限の書類だけ二重化した。写真や動画が多い人は外付けHDD 2TBのほうが気持ちに余裕が出る。
ノートPCの場合、画面が見づらいなら外部出力で逃げる手もある。手元の端子に合わせてHDMIケーブル(2.0/2.1)か、環境によってはDisplayPortケーブルを使う。USB-Cしかない機種ならUSB-C to HDMI 変換アダプタがあると助かった。どうしても机が埋まるなら、つなぎっぱなしで使えるポータブルモニター 15.6インチを“非常用”にしておくと、こういう時に仕事が止まらない。
修理はどうなる?だいたい「パネル交換」になる
液晶漏れが濃厚なら、直し方はパネル交換が前提になりやすい。理由は内部の層や液晶自体が傷んでいるケースが多く、表面からの処置で改善しにくいから。補足すると、見積もりを取ったら「修理費=新品モニター1台分」になって悩むパターンがある。ここは感情ではなく、用途で割り切ったほうがいい。
たとえば、仕事用で“今すぐ必要”なら買い替えが早い。私も結局、到着が早いモデルを探して、無難な選択肢としてDell 24インチ モニター P2422Hみたいな定番を候補にした。目が疲れやすいなら、同じく普段使いしやすいBenQ 27インチ モニター GW2780や、発色とバランス重視でLG 27インチ モニター 27QN600も検索されやすい。写真やデザイン寄りならASUS ProArt モニター PA278QVのような系統が話題に出ることが多いし、長く同じ環境で使うならEIZO FlexScan 27インチ EV2785も候補に入りやすい。コスパ軸だとiiyama 24インチ モニター XUB2493HSみたいな名前もよく見かける。
保証は通る?ここが現実いちばんシビア
液晶漏れの原因が落下や圧迫だと、通常保証で厳しいことがある。断定すると「物理破損扱い」になりやすいから。理由はメーカー保証が“自然故障”中心で設計されているため。補足として、延長保証や動産系の補償に入っているなら話が変わるので、購入時の書類や登録メールを一度掘り起こす価値はある。
再発予防:次は“圧”と“転倒”を減らす
液晶漏れって、気をつけていても机の端でぶつけたり、地震で揺れたり、意外なところで起きる。だから次は予防に寄せるのが現実的だった。私はモニターの足回りに耐震ジェルマットを敷いて、さらに揺れが心配な部屋では耐震ベルト(転倒防止)も検討した。机上スペースを空けたいなら、安定感のあるモニターアーム ガススプリングに逃がすのも手。机に穴を開けたくない人はモニタースタンド(高さ調整)で“前に倒れにくい姿勢”を作るだけでも安心感が変わった。
最後に、掃除の小技。キーボード周りの粉やホコリが画面に乗ると、つい強く拭きたくなる。私はエアダスターで軽く飛ばしてからクロスで仕上げる流れにして、余計な圧をかけない習慣がついた。
黒いシミを見つけた時点で、もう“勝負は始まってる”。押さずに確認し、写真を撮り、バックアップを先に済ませる。修理か買い替えかは、そのあとでゆっくり決めればいい。焦りやすいトラブルほど、順番だけは守ったほうがうまくいく。


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