モニター水拭きはOK?液晶・有機ELを守る手順と、拭き跡ゼロのマイクロファイバー術NGも解説

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指紋のテカりが気になって、つい手元の布でサッと拭いたら逆にムラが増えた。そんな経験、わりとある。私も在宅作業の机でモニターを毎日見ていると、画面下のほうにいつの間にか皮脂の筋ができて、「水拭きしたい…」となる日が来る。結論から言うと、モニターの水拭きは“やり方しだいでOK”。ただし、条件を外すと一気にリスクが上がる。

まず押さえたいのは「画面に水を直接かけない」こと。霧吹きで楽をしたくなるけど、液がベゼルの隙間や下端に集まると、内部に入り込む可能性がある。怖いのは、拭いた直後は普通に映っていても、数日後に不調が出るパターン。だから水拭きの基本は、画面を濡らすのではなく“クロスを湿らせる”に徹する。

水拭きの前に、準備で勝負がほぼ決まる。布は柔らかくて繊維が細いものが良い。私は無難にマイクロファイバーを2枚用意する派で、拭き取り用と仕上げ用を分けると拭き跡が残りにくい。具体的には、たとえば乾拭きのスタートに使うなら、定番のサンワサプライ 液晶画面用ハイテククロス DK-KC5みたいな“画面用”のクロスが話が早い。テレビにも使うならエレコム テレビ用クリーニングクロス AVD-TVCC01のような製品が選びやすい。拭き跡をとにかく減らしたいなら、仕上げ拭きにエレコム 超強力クリーニングクロス KCT-007GYみたいな“仕上げ向き”を当てると気持ちがいい。

逆に避けたいのは、ティッシュやキッチンペーパー。急場しのぎで使うと、細かい繊維が残ったり、力が入りやすくてムラが出やすい。あと、汚れが落ちないからといってアルコールや家庭用洗剤をいきなり使うのも危険。表面処理(グレア/ノングレア、コーティングの種類)で相性が変わるし、メーカーが推奨していない薬剤は後悔の種になりやすい。

では、実際の水拭き手順。ここは「断定→理由→補足」の順にいく。

最初に電源を落とす。理由は安全面もあるけど、画面が暗いほうが汚れや拭き筋が見えやすいから。補足として、ノートPCやUSB-C給電の環境だと完全にオフになっていないこともあるので、できればケーブルを抜くと落ち着いて作業できる。

次に、乾拭きでホコリを取る。理由は単純で、ホコリを残したまま湿らせ拭きすると、砂粒を引きずって“目に見えない小傷”が増えがちだから。補足として、私はここで空気を吹くのが好きで、ブロワーを持っているならブロワー(カメラ用ブロアー/ゴム製)で端のホコリを飛ばしてから拭くと失敗が減った。静電気でホコリが戻ってくる机なら、普段の掃除に帯電防止ブラシ(モニター/キーボードのホコリ取り)を置いておくのもあり。

ここまでやって、ようやく“水拭き”。クロスを水で濡らして絞る……ではなく、湿らせる程度にする。理由は、液が多いと画面の下端やベゼルに溜まりやすく、そこから内部へ入り込むリスクが上がるから。補足として、霧吹きを使うならクロスに向けてほんの少し、が鉄則。画面に向けるのはやめたほうがいい。

拭き方は「力を入れず、一定方向」。円を描くように拭くと、拭き跡も円で残りやすい。私は上から下にゆっくり流すようにして、汚れが強い部分は何度も擦らず、いったん湿らせて“ふやかす”感じに切り替える。指紋や皮脂なら、これでだいたい落ちる。

それでも落ちないときは、専用品を検討する。ただし、ここでも“直がけ”は避ける。例えば、モニター向けのクリーニングキットとして知られるEIZO ScreenCleaner(モニタークリーニングキット)のような製品は、手順込みで運用しやすいのが強み。液体タイプを使うなら、エレコム 液晶用クリーニングリキッド CK-DP100みたいに“液晶用”と明記されたものを選び、クロスへ少量つけて拭くのが現実的だ。似た枠でプラス 液晶用クリーナー OC-201Sも候補になる。いずれにせよ「強く擦る」ではなく「適した液+やさしく」が近道。

最後に仕上げ拭き。ここをサボると、せっかく落とした汚れの代わりに拭き跡が残って満足度が下がる。乾いたクロスで軽くなでるだけで、光の反射がスッと均一になる。大量に拭く人なら、使い捨て感覚で回せるサンワサプライ クリーニングクロス CD-CC2GNを何枚か常備しておくと、汚れたクロスを使い回して失敗する事故が減る。さらに在宅で毎日拭くなら、枚数があるサンワサプライ クリーニングクロス 20枚 大容量 CD-CCBOXみたいな方向に行くのもわかる。机の引き出しに入っているだけで、掃除のハードルが下がる。

ここで、私が一回やらかしたNGも置いておく。拭き跡が気になって、同じ場所を何度も往復すると、だんだん“そこだけツヤが違う”ように見えてくる。実際は汚れが伸びているだけのことが多く、仕上げ拭きの布が汚れているとさらに悪化する。こうなると焦って水分を増やしたくなるけど、増やすほど下端に溜まりやすい。なので、途中で怪しくなったら「クロスを替える」「乾いた面に変える」「一旦やめる」。これが最短で戻せる。

よくある質問にも答えておく。水拭きしていいか?→いい。ただし“布を湿らせるだけ”で直がけはしない。拭き跡が残る?→乾拭きを省いた、湿らせ過ぎた、クロスが汚れている、だいたいこのどれか。ノングレアは特に拭き筋が見えやすいので、一定方向+仕上げ拭きが効く。

モニターの水拭きは、乱暴にやると怖いけど、手順を守ればむしろ気持ちよく仕上がる。乾拭きでホコリを逃がして、湿らせ拭きは最小限、最後に乾拭きで締める。これだけで、画面の見え方が一段クリアになるはずだ。

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