机に置くだけのモニター環境って、最初はラクなんだけど、気づくと台座が場所を取り、配線が絡まり、掃除のたびにイラッとする。そこで「モニター ポール」を検討する人が増えてる。結論から言うと、ポール固定はうまくハマると机が一気に広くなる。ただし、買い方を間違えると“ぐらつき”と“干渉”で後悔しやすい。ここは順番さえ守れば避けられる。
まず押さえる:モニターポールは3系統ある
「ポール」と言っても、検索で出てくるのは大きく3つ。今回の主役は“支柱(ポール)にクランプして固定するモニターアーム”だ。メタルラックの支柱や作業台の丸パイプに取り付けるイメージが近い。
一方で、デスクにクランプして“背の高い支柱”を立てるタイプもある。これは高さを稼げる反面、ポールそのものは机側に立つ。縦に積みたい人や、上方向へ逃がしたい人に向く。
さらに、突っ張りポール式のスタンド(テレビ寄り)も混ざる。目的が“机上の省スペース”なら、まずは支柱取付け式か、デスク支柱型のどちらかで考えるのが早い。
失敗しない選び方は「径・重量・可動域」の順
1)最初にポールの径を測る
ポール固定で一番多い失敗は、合わないこと。直径の対応レンジが合ってないと、それだけで詰む。ここはメジャーで測ってから決めるのが鉄則だ。
たとえば支柱にしっかり噛ませたいなら、対応径を明記している支柱取付け系を選ぶ。迷ったときの候補として、支柱取付けに寄せた設計のサンワサプライ 支柱取付けモニターアーム CR-LA358みたいな方向性は分かりやすい。
2)インチではなく「モニター重量」で見る
耐荷重は“最大◯kg”がすべて。27インチでも軽い機種はあるし、同じサイズでも重量は意外と差が出る。ここを雑にすると、首が下がる、固定が緩む、という形でじわじわ効いてくる。
軽めのモニターでまず試したいなら、支柱取付けラインの中でも選択肢が多い。たとえばサンワサプライ 支柱取付け液晶モニタアーム CR-LA352や、もう少し近い型番で探すならサンワサプライ 支柱取付け液晶モニタアーム CR-LA353のように、支柱取付けを前提に選ぶと話が早い。
3)可動域は「干渉しないか」で決める
ポールに付けると、思ったより逃げがない。壁、棚の支柱、デスクの天板、配線ダクト……ここに当たると日常的にストレスになる。だから“伸びる・回る・上下する”のどれが必要かを先に想像するのが大事。
メタルラックの支柱で使うなら、モニターの位置を微調整できるものがラクだ。支柱固定で比較しやすい候補としてサンワサプライ 支柱取り付けモニタアーム CR-LA357あたりで“支柱に付けると何が起きるか”を掴むと、次の選択が一気に楽になる。
逆に、動かす頻度が高いなら、可動の素直さで選ぶ手もある。価格を抑えつつ使いやすい方向で探すならNB ERGONOMIC モニターアーム H100-XEのような定番どころを混ぜると比較がしやすい。
取り付けは「仮締め→目線→本締め」でうまくいく
いきなり本締めすると、だいたいズレる。ポール固定は“わずかな傾き”が目立つからなおさらだ。
まず、クランプを仮締めしてモニターをぶら下げ、干渉と高さを確認する。次に目線を合わせる。ここで「あと2cm上げたい」が出てくるのが普通なので、微調整できる範囲がある製品が助かる。最後に本締めして、配線を固定する。この順番でやると、やり直しが少ない。
自分がやらかしたのは、締め付けを強くしすぎたこと。支柱が丸パイプだと、力任せに締めるほどズレが出ることがある。ゴムシートを一枚挟んで締め直したら、逆にピタッと止まって拍子抜けした。こういう小技が効くのもポール固定の面白さ。
ぐらつき・首下がり・回転ズレの対処
ぐらつく
原因はだいたい3つ。支柱側の剛性不足、クランプ面が滑っている、片持ちを伸ばしすぎている。
支柱が細いラックだと、打鍵の振動でモニターがゆらっと来る。そんなときは、伸ばしきらずに“寄せる”だけで体感が変わる。より固定を強めたいなら、支柱取付けの選択肢としてサンワサプライ 支柱取り付けモニタアーム CR-LA354のように近い型番で“固定の癖”を比べるのも手だ。
首が下がる
耐荷重がギリギリだと、数日でじわっと下がる。これが地味にストレス。まずはモニター重量に余裕を持たせるのが正攻法だ。
それでも可動を優先したいなら、クリップ系で取り回しを稼ぐ選び方もある。たとえばTHANKO 4軸式クリップモニタアームSLIMみたいに“動かす前提”で探すと、使い方がハマりやすい。
回転してズレる
縦回転ができるのは便利だけど、固定が甘いと「いつの間にか水平が崩れる」が起きる。対策は、回転部の締め具合を見直すことと、モニター側の重心を意識して寄せること。ここは慣れが勝つ。
高さが欲しい人は「長身ポール」という逃げ道がある
ポール固定でどうしても詰まるのが高さ。支柱位置が低いと、目線が合わない。そんなときは、デスクに立てる支柱型で一気に解決する場合がある。
縦に積む、上に逃がす、机の上を空ける。この方向で探すならERGOTRON エルゴトロン LX 長身ポール 45-295-026のような“背が高い支柱”が軸になる。支柱がしっかりしていると、同じモニターでも体感の安定感が変わる。値段は張るけど、長く使う前提なら納得しやすい。
まとめ:買う前にやることは2つだけ
モニターポールで後悔しないコツはシンプルだ。取付先のポール径を測ること、モニター重量を確認すること。この2つを先に潰すだけで、選択肢が一気に現実的になる。
最後に迷ったら、ポール固定の王道っぽい形で比較しつつ、動かしやすさの方向としてHUANUO ポール式 シングルモニターアーム HNSS32Gのような探し方も混ぜると決めやすい。
“机が片付く”って、想像以上に効く。ポール固定はその近道なので、径と重量だけはサボらずにいこう。


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