朝いちでPCを立ち上げたら画面が真っ暗。「No Signal」の文字だけが浮かんで、背中が冷たくなる。壊れたのかと焦るけど、結論から言うと原因はだいたい3つに収まる。入力切替の勘違い、ケーブルまわり、PCやゲーム機側の出力設定。この順に潰せば、復旧までの距離が一気に短くなる。
僕が一番おすすめしたいのは「まず10分だけ、機械っぽい儀式をやる」こと。変に設定をいじる前に、手を動かして切り分ける。これが最速。
まず確認したいのはモニターの電源ランプ。点いているならモニター自体は生きてる可能性が高い。次に入力切替だ。HDMI1なのにHDMI2を見ていた、DisplayPortを挿しているのにHDMIのままだった、これが意外と多い。自動入力切替は賢そうで、たまに気まぐれ。ここは手動で合わせるのが確実だ。
入力を合わせてもダメなら、次はケーブルを疑う。抜き差しは雑に見えて効く。コツは「一回抜いて、端子の奥までしっかり挿す」。接触が甘いだけでNo Signalになることがある。もし心当たりがあるなら、ケーブル交換が早い。特にPS5や高リフレッシュレートのモニターを使っているなら、古いHDMIケーブルがボトルネックになりやすい。ここで登場するのが、Amazonで探しやすいウルトラハイスピードHDMI 認証 ケーブル。認証品は「とりあえず安いの」で起きがちな信号落ちを避けやすい。銘柄で迷うなら、検索しやすいCable Matters Ultra High Speed HDMI Certified HDMI 2.1 ケーブルあたりを候補に入れると失敗が減る。
DisplayPort派なら、ここも同じで「なんでもいい」だと沼る。4Kや高Hzで運用しているほど、ケーブル品質の差が露骨に出る。僕は一度、作業中にたまにブラックアウトする症状を放置して、結果的に半日溶かしたことがある。原因はDPケーブルの相性だった。そんな経験があるなら、Amazonでそのまま探せるVESA認証 DisplayPort 2.1 ケーブルに寄せるのが堅い。具体名だとCable Matters VESA認証 DisplayPort 2.1 DP40 ケーブルみたいに探すと、候補が絞れて選びやすい。
次に多いのがUSB-C接続の落とし穴。USB-Cで映像が出ると思って挿したのにNo Signal、これは「PC側のUSB-Cが映像出力に対応していない」パターンがある。見た目は同じ端子でも、DisplayPort Alt ModeやThunderbolt対応じゃないと映らない。もしここが怪しいなら、USB-Cから別端子に逃がして切り分けると早い。例えばAnker PowerExpand USB-C & DisplayPort アダプタみたいな変換で「USB-C→DP」で試すと、原因がPC側なのかモニター側なのか分かりやすい。さらに8K対応の変換を探すならAnker 518 USB-C Adapter(8K DisplayPort)で検索すると早い。HDMI側に逃がすならUGREEN USB-C → HDMI(DP Alt Mode)のように「DP Alt Mode」と一緒に探すのがポイント。対応表記のない変換は、運が悪いと時間だけ溶ける。
機器を複数つないでいる人は、切替器も疑う。仕事用PCとゲーム機を同じモニターで回していると、入力が勝手に迷子になったり、切替器の相性で信号が途切れたりする。症状が「たまに映る」「再起動で直る」ならここも要注意だ。手軽に試すならHDMI切替器 2入力1出力 4K 60Hzで探して、今使っているものと入れ替えてみるのが分かりやすい。国内メーカーで絞るならエレコム HDMI切替器 4K 60Hz 2入力1出力で検索すると候補がまとまる。DP運用で切替が必要ならDisplayPort切替器 2入力1出力でも同じ切り分けができる。
ここまでやっても直らないとき、意外と効くのが「放電」だ。モニターとPCを一度完全にリセットする。やり方は簡単で、モニターの電源を切り、コンセントを抜き、数分待ってから戻す。PC側も可能ならシャットダウンして同じように。これで復帰することがある。特に電源タップを噛ませている環境だと、タップ自体が不調のこともあるので、怪しいなら電源タップ 雷ガードあたりに替えて様子を見るのも手だ。地味だけど、毎回の“謎不調”が減る。
さらに地味枠で、接触不良が疑わしいなら端子のケアも効く。抜き差しで改善するけど再発するなら、端子側の汚れや酸化が絡んでいる場合がある。電子機器用の接点復活剤(電子機器用)を“ほんの少し”使って改善するケースもある。使うなら、液だれと乾燥時間だけはきっちり守る。ここは雑にやると逆に面倒になる。
最後に、PC側で詰まりやすいポイントを一つ。デスクトップPCの場合、映像ケーブルを「マザーボード側」に挿してしまっていることがある。グラフィックボードを積んでいるなら、挿すべきはグラボ側の端子だ。ここを直しただけで一発復旧、わりとある。ノートPCなら、外部出力の切替(複製・拡張)が変な状態になっているだけのこともあるので、表示モードを切り替えてみるのも手。設定をいじり倒す前に、まずは“物理の切り分け”が勝つ。
まとめると、最短の順番はこうだ。入力切替を手動で合わせる。ケーブルを抜き差しして奥まで挿す。別ケーブル・別ポートで試す。USB-CはDP Alt Mode対応を疑い、変換で逃がして確認する。切替器を使っているなら相性を疑う。最後に放電でリセット。この流れでやれば、「何が原因か」まで高確率で絞れる。No Signalは厄介に見えるけど、手順さえ決めておけば案外あっけなく戻る。焦りそうになったら、まず10分だけ淡々と。これが一番強い。


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